2017年9月20日

【アンケート】愛犬のお散歩デビューのポイントを愛犬家100人から探ってみた

飼い主の多くが、愛犬を子犬の頃にお迎えしています。

幼年期は非常に繊細なためほとんどの時間を室内で過ごすことになりますが、少年期に差し掛かると待っているイベント、それが「お散歩デビュー」です。
突然世界が広がると、驚きのあまり外を怖がる犬や、お散歩嫌いになる犬もいます。しかし、飼い主がそれほど警戒する必要はないのかもしれません。

実際に愛犬と暮らしている人々の経験から、お散歩デビューのポイントを探ってみましょう。

■調査概要
実施会社:株式会社F.LIGHT(Qpet編集部)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年4月19日〜4月26日
調査対象:20歳以上の犬を飼っている男女
有効回答数:男性34名、女性66名 計100名

愛犬のお散歩デビューはスムーズだった!


「【アンケート】愛犬のお散歩デビューはスムーズだった?」の結果グラフ
「愛犬のお散歩デビューはスムーズだった?」というアンケートに、62%の方が「はい」と回答しています。過半数の飼い主が愛犬のお散歩デビューはスムーズだったというのです。
どんな様子だったのか、実際のコメントをご紹介します。

お散歩デビューのときは不安でしたが意外とすんなりいって拍子抜けでした。お友達もたくさんできました。
(40代/女性/専業主婦(主夫))

お散歩デビューは特に問題はなくできた。リードの扱い方が不慣れだったので、ちょっと歩きにくそうだった。
(30代/女性/無職)

ドッグトレーナーを付けてお散歩のことやしつけなどを学んでいたので、お散歩デビューはとてもスムーズでした。
(40代/女性/専業主婦(主夫))

とにかく好奇心が旺盛な子だったので、お散歩デビューをするまでもずっと窓の外を眺めてはキョロキョロしていました。
念願のお散歩デビューの日には、喜んでリードも付けて怖がることもなく、意気揚々と外に出ました。
初めは、車には少々怖がってはいたもののすぐに慣れて、かなりスムーズにお散歩デビューができました!
(20代/女性/正社員)
もともと愛犬の性格が好奇心旺盛で、むしろ飼い主のほうが不慣れで戸惑うケースも多いようです。また、専門家による愛犬のトレーニングと飼い主の勉強というお散歩デビューの下準備で万全に備えたという方もいました。

最初は緊張した様子だったという犬でも、徐々に慣らしていく事で楽しくお散歩できるようになると考えてよさそうです。

愛犬のお散歩デビュー、「苦労しました」という人々

リードで引っ張られているが動こうとしない子犬 アンケートの「愛犬のお散歩デビューはスムーズだった?」に「いいえ」と回答した割合は38%でした。どのように苦労したのでしょうか?

愛犬のお散歩デビューは、初めての外の散歩で他の犬に吠えられたり車の音にビックしたりでほとんど抱っこしてのデビューになりスムーズに行かなかった。
(60代/男性/派遣社員)

お散歩デビューでは、地べたにしゃがみ込んでしまい、まったく動きませんでした。仕方なく抱きかかえ、外の環境に慣れさせてから、徐々に歩かせました。
(40代/女性/個人事業主)

何が嫌だったのか、大人になってもお散歩嫌いで、お散歩の支度をすると逃げます。ただ車で外出は好きなので車に1度乗せてから歩かせると喜んで歩きます。
(40代/女性/正社員)

外に出して5分くらいは座り込んで全く動かずほかの犬に会うと怯えて抱っこを要求した。
(40代/女性/パート・アルバイト)

お散歩デビューではじめてハーネスをつけたところ、目を離した一瞬で噛みちぎって逃走→リードを首輪に直接つけてでかけると興奮のあまり玄関を一歩でたところで脱糞。さんざんでしたがいい思い出です。
(30代/女性/パート・アルバイト)
「愛犬がおびえて歩かないので、飼い主が抱えて歩いた」という声が多いようです。むしろ飼い主の散歩になってしまったと嘆くコメントが多数見られました。

お散歩デビューがスムーズにいかなかったという方々は、愛犬が興奮してうまくいかないケースと、怯えてしまってうまくいかないケースに分かれると言ってよさそうです。

また、原因はわからないが動こうとしなかった、突然外に連れ出して愛犬を怯えさせてしまったというコメントもありました。
子犬のお散歩デビューをスムーズにする為には、リードや外など、「愛犬が初めて目にするもの」「体験すること」に少しずつ慣らしていくことが大切です。

愛犬のトレーニングと同時に、飼い主もリードの扱いや愛犬との歩き方に慣れる練習をしましょう。


「はい」「いいえ」アンケート回答者には共通点があった

公園の噴水で遊ぶ子犬 「愛犬のお散歩デビューはスムーズだった」という方と、「スムーズじゃなかった」という方の中に共通点を持つケースが確認できます。
それは、「最初はおびえている様子だった」「徐々に慣らした」などです。

外を怖がる犬でも、少しずつ慣れさせる事でお散歩を楽しめるようになります。同じような状況に陥った時に、その過程を「スムーズだった」と思えるようにする為の準備が必要です。

トレーニングを重ねても、お散歩デビューの時に怖がる犬もいます。飼い主の不安は愛犬にも伝わるので、そういった状況で落ち着いて対応できるかが重要だと言えるでしょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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