2017年9月2日
知らないと危険!犬が食べると実は危険な植物リスト~夏と秋編~
愛犬と散歩している道には、どんな種類の植物があるかご存知でしょうか。何気なく目にする植物ですが、その中には犬が食べると中毒を起こす種も存在します。
また、植物の種類によっては触れただけで炎症を起こしてしまいます。ここでは、そんな”犬にとって危険な植物”についてお話します。
もくじ [非表示]
犬が食べると危険な植物~夏~
![飼い主と散歩をしているビーグル](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-1.jpg)
ここでは、夏に気を付けなければいけない植物を紹介します。
キョウチクトウ 愛犬危険度 ★★★★★
![キョウチクトウの花](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-2.jpg)
赤や白の花を咲かせる美しい植物ですが、口にすると重篤な症状に至る可能性があるほどの猛毒を持っています。有毒成分はオレアンドリンと呼ばれ、下痢や嘔吐、腹痛、皮膚のかぶれ、心臓麻痺などを引き起こします。
過去にはキョウチクトウの枝を串焼きの櫛として利用したことが原因で死亡した例もあり、毒性のある植物の中でも特に警戒が必要です。
ヒガンバナ 愛犬危険度 ★★★★☆
![ヒガンバナの花](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-3.jpg)
リコリン、セキサニン、ガランタミンなどのアルカロイドを含有しており、口にすると嘔吐、下痢、心不全などを引き起こします。
最悪の場合、命に関わる可能性もあるので、十分に注意する必要があります。
アサガオ 愛犬危険度 ★★★☆☆
![アサガオの花](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-4.jpg)
ヒルガオ科サツマイモ属に属しており、種子に毒性のあるファルビチンやコンボルブリンなどが含まれています。
アサガオの種子は毒性だけではなく効能もあるため、生薬としても使用されています。しかし、その毒性の高さから素人判断で服用するのはおすすめできません。
アサガオの中毒症状としては、下痢、嘔吐、腹痛、血圧低下、反射低下、幻覚などが挙げられます。
アジサイ 愛犬危険度 ★★★☆☆
![アジサイの花](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-5.jpg)
アジサイを食べて中毒を起こすと、興奮、けいれん、麻痺、過呼吸などの症状が現れます。
日本人なら誰もが知っているアジサイですが、毒性があることを知っている人は決して多くありません。過去には、ある飲食店でアジサイを料理に使用したことで客が中毒を起こしてしまったという事故も発生しています。
危険な植物~秋~
![落ち葉をくわえている犬](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-6.jpg)
しかし、秋に咲く植物にも毒性の高いものは少なくありません。
イチョウ 愛犬危険度 ★★★★☆
![イチョウの落ち葉](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-7.jpg)
銀杏を摂取したときの症状としては呼吸困難などがあり、最悪の場合は命に関わる重篤な症状に至ります。銀杏で中毒症状を起こすのは犬だけではなく、人間が銀杏を大量摂取して死亡した例もあります。
幼い子供の場合は、5粒~6粒ほどの摂取で中毒になることもあるので注意しましょう。
シュウメイギク 愛犬危険度 ★★★★☆
![シュウメイギクの花](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-8.jpg)
日本原産の植物ではなく古い時代に中国から入ってきた帰化植物です。シュウメイギクを誤食した場合には、下痢や嘔吐、肝障害、皮膚炎などの症状を呈することがあります。全草が有毒で、特に汁液は強い毒性を持っています。
イチジク 愛犬危険度 ★★☆☆☆
![イチジクの実](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-9.jpg)
樹液は接触すると皮膚炎の原因となり、葉や枝を誤食すると嘔吐などの症状を呈することがあります。これは、イチジクにフラノクマリンという有機化合物が含まれているためです。
イチジクの実は多少食べても問題ありませんが、極力近づけない方が無難だといえるでしょう。
ハイビスカス 愛犬危険度 ★★★☆☆
![ハイビスカスの花](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-10.jpg)
真っ赤なハイビスカスが咲いていると犬と一緒に写真を撮りたくなってしまいますが、毒性があるため注意しなければいけません。
中毒症状としては、嘔吐や下痢、吐き気、食欲不振などが挙げられます。
ベゴニア 愛犬危険度 ★★★★☆
![ベゴニアの花](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-11.jpg)
ベゴニアを口にすると、口内炎、口唇炎、嚥下障害、多量のよだれなどの症状がみられます。自分の家の庭にベゴニアがある場合はもちろんのこと、近所の家でベゴニアを栽培している場合も犬が誤食しないように十分に気を付けましょう。
カーネーション 愛犬危険度 ★★☆☆☆
![カーネーションの花](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-12.jpg)
食べてしまったときはもちろんのこと、触れるだけでも症状が出るのがカーネーションの恐ろしいところです。触れた場合には皮膚炎、誤食した場合には胃腸障害を起こす可能性があります。
いずれも重症には至りませんが、カーネーションと一緒に犬の写真を撮ることは控えましょう。
キク 愛犬危険度 ★★★☆☆
![キクの花](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-13.jpg)
キクを食べると、下痢や嘔吐、多量のよだれ、さらに運動失調などをきたします。また、触れただけでも皮膚に炎症を起こすことがあります。
愛犬と散歩している最中にキクをみかけたら、離れて歩いてあげてください。
まとめ
![犬の足元に生えている植物](https://qpet.jp/dog/wp-content/uploads/2017/09/176-14.jpg)
愛犬の健康を守るためにも、危険な植物の存在は飼い主がしっかりと把握して、愛犬がそれらを食べたり触れたりすることを阻止してあげましょう。
愛犬を危険から守るのは、飼い主としての重要な役割です。可愛い愛犬が健康被害に遭わないように、散歩やお出かけのときには十分に気を付けてください。
合わせて読みたい
人気タグ
- 100円均一 Instagram NG習慣 おみくじ おやつ お手入れ しつけ におい ねこ もしもマガジン イベント オス ギネス世界記録 コーギー ゴールデンレトリバー シニア犬 シュナウザー ダックス ダンス チェックリスト チワワ トリミング ドッグスポーツ ドッグヨガ ドッグラン ハウス ハスキー パピヨン パピーウォーカー ビーグル ベッド ペットのお守り ペットロス ペット保険 ペット信託 ペット可 ペット法務 ホスピス ポメラニアン マナー ラブラドールレトリバー リサーチ レポート 一人暮らし 中型犬 体験談 公園 冬 動物病院 動画 夏 子犬 寿命 小型犬 帰省 性格 悩み 抱っこ 摂取カロリー計算 暮らしのハウツー 東京 柴犬 歯 治療費 犬と暮らす 犬と猫 犬のうんち 犬のしぐさ 犬のテスト 犬の病気 犬の行動 犬の譲渡会 犬トリビア 犬小屋 犬用インテリア 犬用カート 犬系男子 猫系男子 画像まとめ 病気 症状 盲導犬 結婚式場 肥満 花見 診断 警察犬 費用 資格 趣味 遊ぶ 避難訓練 部屋づくり 関東 防寒 防災 雑学 雨 音楽 首輪