2019年3月26日
寝るときは愛犬をケージにいれるべき?メリット・デメリット
みなさんは、寝るときに愛犬をケージへいれますか?
一緒にお布団やベッドで就寝する方、ケージの中で寝かせる方、または一緒に寝なくても部屋で自由にして寝る方など、さまざまなケースがあるかと思います。
愛犬をケージで寝かせる場合のメリット
愛犬をケージの中で寝かせるのは、なんだかかわいそうに思えて気が引けると感じる方もいるのではないでしょうか。
そう感じる方の多くは、離れると不安な様子を見せる寂しがりやな性格の愛犬と暮らしているのでしょう。
しかし、ケージで寝かせたときのメリットも当然あります。
まず、部屋の中で起こる事故を防ぐことができるというメリットがあります。たとえば同じベッドで一緒に就寝する場合、寝返りで愛犬と接触してしまったりする可能性があります。
特に小さな犬種であれば、人間の重みが加わると負担は大きいです。
人気犬種の中にも、ちょっとした上り下りで骨折をする華奢な体格の子もいますよね。
そして、ワンちゃんだけでケージから出して寝かせていると、飼い主が寝ている間に部屋の中を歩き回って、異物を誤飲してしまったり、部屋の中のものを荒らしてしまったりと愛犬を危険にさらしてしまう可能性があります。
逆に、愛犬をケージで寝かせるデメリットはあるのか?
上記とは反対に、愛犬をケージで寝かせた場合のデメリットは存在するのでしょうか?
夜鳴きをするなど一人で寝付けない犬に関しては、騒音などのデメリットが出てきます。
しかし、根本的な問題はハウスで落ち着けない、飼い主と離れて寝るトレーニングができていない点であり、ケージで寝かせるデメリットと言うには無理があるかもしれませんね。
近年意識が高まっている防災の観点から「いざという時に離れていると連れ出せないのでは?」という声もあります。
防災と言う意味でも、災害でパニックを起こした犬が家を飛び出したり、家具の下に隠れ飼い主の手が届かない場所にいってしまう可能性を考えると、決まった場所に留まる状態である方が安心です。
安全面を考慮すると、やはり愛犬はケージにいれて寝かせる方がいいでしょう。
飼い主さんに依存してしまっている場合は関係性の再構築を、ケージを嫌うようであれば犬が落ち着けるハウスを探してあげるなど環境の改善をめざしてみてはいかがでしょうか。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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