2018年1月16日

犬は冬も散歩をさせた方が良い?注意点と寒さ対策について

寒いときに犬を散歩に連れていくと体調を崩すのではないかと、心配になる飼い主も少なくありません。

そんな飼い主を悩ませる、冬の犬の散歩についてご紹介します。

冬でも犬に散歩をさせるか?

冬の日の犬と猫 犬にとって、散歩は毎日の大切な日課です。

犬にとって散歩の目的とは、運動不足の解消やストレスの発散、飼い主とのコミュニケーション、排泄などがあり、心身の健康を保つために散歩は欠かせません。

また、日光浴をすることでカルシウムの合成も促進されます。

特に、冬は食欲旺盛になることが多いので、散歩をしないで餌の量を増やすとどんどん太ってしまいます。

そして、肥満は糖尿病をはじめとした様々な病気を引き起こす原因となります。

冬の寒さは犬だけでなく、飼い主にとっても辛いものですが、出来れば散歩はさせたほうがよいといえます。

冬の散歩における服の必要性

雪道の上で服を着ている犬 犬に服を着せるのを虐待だと捉える人もいるようですが、服は防寒のためにとても役に立ちます。

冬の寒さが厳しい中で散歩に出かけるときには、ぜひ服を着せてあげてください。

服を嫌がる犬は多いですが、冬の寒い日であれば、犬が喜んで服を着ることもあります。

服を着せることに罪悪感を覚える必要はないので、寒さからしっかり身体を守ってあげましょう。

特に、服が必要となるのは、寒さに弱いチワワやプードル、マルチーズ、パピヨン、シーズーなどの犬種です。

また、幼犬や老犬、持病がある犬も寒さが原因で体調を崩すことがあります。

自分の愛犬が寒さに強いか弱いかを見極めつつ、しっかり対策を行ってください。


冬の散歩の時間

雪の中の犬 暑い夏の時期には、朝や夕方の涼しい時間帯に散歩をする人が多く見られます。

冬の散歩は反対に、日が出ていて比較的暖かい8時~17時頃に散歩を行いましょう。

室内外の温度差が大きいと犬の負担になるので、気温差が10度以下であることを確認してから出かけてください。

室内に比べて外があまりにも寒いと、犬の血管が一気に収縮してヒートショックに陥り大変危険です。

気温差が激しいときには、玄関を少しだけ開けて寒さに身体を慣らしてから散歩に出かけるなどの工夫が必要です。

また、寒い日に急に激しい運動をさせるのもよくありません。

急に走ると身体に負担になってしまうので、徐々にスピードを上げていくようにしましょう。

なお、散歩の時間は常に同じにする必要はありません。天気が良く比較的暖かい日はのんびりと散歩をし、気温が低く風があるときには早めに散歩を切り上げましょう。

犬の様子をよく見ながら、無理のない範囲で散歩に連れていってあげましょう。

犬が散歩を嫌がるときの対策法

扉の前で伏せる犬 寒さに弱い犬であれば、気温が低い日に散歩を嫌がることがあります。

散歩は、運動不足の解消や、飼い主と犬とのコミュニケーションのためにも大切ですが、犬が嫌がっているときには、無理やり外に連れ出さないようにしましょう。

犬の中で「散歩=苦痛なもの」と認識されると、暖かい時期でも散歩を嫌がるようになることがあります。

犬が散歩したがらないときには、代わりに家の中でたくさん遊んであげましょう。

また、肥満にならないように食事量にも気を遣ってあげてください。

どうしても運動をさせたいのであれば、室内のドッグランに連れて行って走らせるのもおすすめです。

まとめ

冬の犬 散歩は犬の心身の健康を保つために欠かせないもので、冬でもその必要性は変わりません。

しっかり防寒をしたうえで、散歩に連れて行ってあげましょう。

嫌がるときには無理強いしないように、他の方法で運動欲を満たしてあげるようにしましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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