2018年4月6日

【忠犬ハチだけじゃない】日本で有名な5匹の犬とは?

犬は、太古の昔から人間のパートナーとして存在しました。

そんな犬の中には、日本中に名を馳せた有名な犬たちもいます。

ここでは、日本で有名な犬を5頭ご紹介します。

渋谷駅で飼い主を待ち続けた忠犬「ハチ」

ハチと同じ秋田犬 日本でもっとも有名な犬といえば、その銅像が渋谷のシンボルともなっている忠犬ハチ公ではないでしょうか。

1923年に生まれた秋田犬のハチは、大学教授である上野英三郎に飼われていました。

しかし、ハチを飼い始めた翌年に教授は脳溢血でなくなってしまいます。

教授の死後も、ハチは渋谷駅で生涯にわたり教授の帰りを待ち続けました。

教授がいつも渋谷駅に現れていた時間帯には、ずっと改札口を見つめていたそうです。

そんなハチはいつしか人々の間で有名になり、11歳で命を落としたときには渋谷で盛大に告別式が行われたそうです。

警察犬試験に何度も挑戦し続けた「きなこ」

きなこと同じレトリバー
2003年に生まれたラブラドール・レトリバーのきなこは、警察犬になるべくして2004年からトレーニングを始めます。

ところがきなこは大変なドジっ子で、障害物を乗り越えるときには派手に顔面から落下してしまいます。

そして、その様子がたまたまテレビで紹介されたことから一躍有名になりました。

警察犬を目指すきなこは何度も警察犬試験にチャレンジしますが、そのドジな性格から6回連続で落ちてしまいます。

しかし7回目の挑戦でやっときなこの努力が実を結び、試験に合格することができました。

そして、2011年には警察犬として正式採用されました。


ブサかわ犬とネットで話題になった「わさお」

わさおと同じ秋田犬 わさおは、青森県西津軽郡で暮らしている秋田犬です。

もともとは迷い犬でしたが、2008年に日本テレビの「99プラス」にてブサかわ犬として紹介されてから一気に有名になりました。

その後は新聞や雑誌でもその存在が取り上げられるようになり、どんどんその名が世に広まっていきます。

その人気は留まることを知らず、2009年にはわさおのファースト写真集が発売され、2010年には鰺ヶ沢町の特別観光大使として任命されました。

そして、2011年にはわさおが主演する映画「わさお」が公開されました。

バラエティ番組で大活躍!「まさおくん」

まさおくんと同じレトリバー ラブラドール・レトリバーのまさおくんは、テレビ東京で放映されていたバラエティ番組「ペット大集合!ポチたま」の人気コーナー「ポチたまペットの旅」に旅犬として出演していました。

ポチたまペットの旅は、タレントの松本秀樹と旅犬が日本各地を巡り、数々のペットに出会うというものです。

まさおくんは愛嬌のある性格から人気を博し、6年間旅犬としてこのコーナーを盛り上げました。

しかし7歳のときに悪性リンパ腫で亡くなり、旅犬の役目は息子のだいすけくんが引き継ぎました。

優れた嗅覚をもつがん探知犬「マリーン」

マリーンと同じレトリバー がん探知犬とは、ヒトの呼気や尿の匂いを嗅ぐことでがんの有無を判定する能力をもった犬のことです。

日本にいるがん探知犬は現在5頭のみですが、判定の正確率は99.7%と非常に高く、今後がん探知犬が全国に普及することが期待されています。

そして、日本でがん探知犬第1号となったのがラブラドール・レトリバーのマリーンです。

マリーンはかつて水難救助犬でしたが、犬の中でも優れた嗅覚をもっていることからがん探知犬として育成されました。

なお、他のがん探知犬は全てマリーンの血を引いています。

まとめ

秋田犬 ここでご紹介した5頭以外にも、南極で1年間生き延びた「タロとジロ」や大人気のタレント犬「カイ」、登山者を遭難から救った「カイ」など、有名な犬はたくさんいます。

人々に名を知られている犬がたくさんいるのは、人間と犬のかかわりが深いという証拠かもしれません。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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