2019年2月15日

クールでかっこいい！秋田犬など「ポーカーフェイス」な犬種５選

嬉しことや悲しいことがあったときに豊かに感情表現する人もいれば、何事もなかったかのようにポーカーフェイスを貫く人もいますよね。

そして、それは犬でも同じことです。

ここでは、ポーカーフェイスな犬種を5つご紹介します。

秋田犬

秋田犬といえば、渋谷の忠犬ハチ公が有名ですよね。

がっしりとした大きな体とくるっと丸まった尻尾、ピンと立った三角耳が印象的です。

また狩猟犬や闘犬として活躍していたため、非常に高い身体能力を有しています。

そんな秋田犬は何事にも動じない性格をしており、あまり感情を表に出しません。

その性格と噛みつき事故の多さから、「凶暴な犬」というイメージを持たれてしまうことが多いようです。

しかし実はとても優しく愛情深い犬種で、飼い主や家族のことを命がけで守ろうとしてくれます。

飼育の難しさから日本国内では人気が低迷していますが、海外では根強い人気があるようです。

バセンジー

バセンジーはコンゴ共和国原産の狩猟犬で、引き締まったスリムな体型が印象的です。

紀元前から存在する犬種としては珍しく長い四肢を持ち、足の速さは全犬種の中でもトップクラスです。

また暑い地域原産のため毛が短く、寒さには強くありません。

そして、バセンジーの一番の特徴はほとんど吠えないということです。

嬉しいときにヨーデルのような声を出すことがありますが、基本的に静かな犬種のため吠え声の心配をすることなく飼うことができます。]

バセンジーは警戒心が強く、見知らぬ人に対して愛想を振りまくことはありません。

そのためポーカーフェイスな印象を受けますが、信頼している家族には甘えん坊です。

可愛らしいバセンジーの姿を見られるのは、家族の特権だといえるでしょう。

イングリッシュ・フォックスハウンド

キツネ狩りを目的に作出された、イギリス原産の犬種です。

がっしりとした骨格が特徴的で、しっぽはピンと立っています。

なお、太くてよく通る吠え声は狩猟で役に立ちました。

イングリッシュ・フォックスハウンドは狩猟を続けてきた犬種であるため、その性格も野生的です。

飼い主には忠誠心を持ちますが、他人にはあまり懐きません。また、感情をあらわにしない傾向があります。

イングリッシュ・フォックスハウンドを飼うときには、しっかりと運動させる必要があります。アクティブな飼い主と相性がいい犬種だといえるでしょう。

アフガン・ハウンド

アフガン・ハウンドは、アフガニスタン原産の猟犬です。

長くて美しい被毛が印象的な犬種で、その姿からは優雅さとエレガントさを感じさせられます。

独立心が強く感情を表に出さないアフガン・ハウンドは「猫のよう」と形容されることがありますが、飼い主に対しては深い愛情を持ちます。

その一方で、興味のない人には素っ気ない態度を示すことが多いようです。

おっとりとした雰囲気をもつアフガン・ハウンドですが、運動量はかなり必要です。

また自分で判断する能力に長けている犬種だけに、しつけは根気を必要とします。

サルーキ

サルーキは世界で最も古い歴史を持つ犬種の一つだと考えられており、その起源は紀元前7000～6000年まで遡ります。

古代エジプトでは特別な犬とされており、ファラオの墓からはサルーキのミイラが発掘されました。

スリムな体型と引き締まった筋肉が印象的で、細く長い足で歩く様はとても優雅です。

足の速さはグレーハウンド以上だといわれており、時速70㎞もの速さで軽快に駆け抜けます。

性格は落ち着きがあり、人に媚びるようなことはしません。また見知らぬ相手に対しては警戒心が働き、素っ気なく接します。

その一方で、遊ぶときには活発な一面を見せます。

まとめ

ここでご紹介したポーカーフェイスな犬たちは、最初から愛想よく接してくれることはあまりないかもしれません。

しかし、それだけに懐いてくれたときの感動は格別です。

心を開いてくれるまで、辛抱強く待ってみてくださいね。