2018年3月26日
【譲渡の流れ】引退した盲導犬の飼育ボランティア
盲導犬を引退した犬を引き取る人のことを「引退犬飼育ボランティア」といいます。
ここでは、盲導犬飼育ボランティアとして引退犬の譲渡を受けるときの流れについてご紹介します。
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引退犬飼育ボランティアとは

そして、盲導犬としての任務を終えた引退犬は、一般の家庭に引き取られて余生を過ごします。
このときに、引退した盲導犬を引き取って生活を共にする人たちが「引退犬飼育ボランティア」です。
盲導犬を引退した犬は、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバー、あるいはこれらの犬種のミックスブリードです。
盲導犬を引退する年齢は10歳前後である場合が多く、事情によってそれより早く引退する犬もいます。
引退犬飼育ボランティアの任務は、盲導犬としての役目を終えた犬にのんびりと幸せな余生を過ごさせることです。
引退犬を引き取ってくれる家庭があるからこそ、引退犬と共に過ごしてきた人たちは若い盲導犬と新たな一歩を踏み出すことができます。
引退犬の譲渡の流れ

「引退犬飼育ボランティア登録申込書」を協会に郵送する
日本盲導犬協会のホームページから引退犬飼育ボランティア登録申込書をプリントアウトし、記入後に協会に郵送します。その後、申込内容と照らし合わせながらマッチングが行われますが、引退犬は常に待機しているわけではありません。
すぐに犬を引き取れるわけではないことを覚えておきましょう。
協会からの連絡
家庭に委託する犬が決まったら、約1カ月前までに書面、電話、メールいずれかの方法で協会から連絡が入ります。このときに委託式の日程なども分かるので、そのときに備えて準備を始めましょう。
引退犬との面会
協会にて犬と面会します。もし準備が整っていれば、当日に犬を持ち帰っても構いません。家族と話し合ってから、後日返事をすることもできます。
2週間のトライアル
犬が気に入ったら、まずは自宅で2週間のトライアルを行います。ここで、犬と飼い主との相性、家族との相性、先住犬との相性などをチェックしましょう。
一緒に暮らしてみて初めて分かることも多いので、責任をもって飼っていけるかをこのときにしっかりチェックしてください。
飼育委託契約
問題なくトライアルが終わったら、正式に飼育委託契約を行います。引退犬飼育ボランティアが必要な理由

長い月日を共に過ごしてきた相棒ですから、そう思うのは至極自然なことでしょう。
しかし、新しく家にやってきた若い盲導犬を横目にしながら何もできないでいるのは、引退犬にとって辛いものです。
自分の役目を取られたことで、嫉妬の感情もわくかもしれません。
引退犬の幸せな老後を考えるのであれば、新しい家庭で普通の犬として暮らすのが一番だといえるでしょう。
まとめ

室内で飼うことができる、家を留守にする時間が短い、愛情をもって引退犬の世話をできるなど、様々な条件が設けられています。
引退犬飼育ボランティアとして登録するのであれば、この点についても確認しましょう。
一般的に、盲導犬は8年間ほど視覚障害者のもとで働くので、一生のほとんどの時間を、人間のために捧げることになります。
そんな盲導犬なので、引退犬飼育ボランティアは引退後の生活を幸せにしてあげる必要があります。
文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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