2018年4月2日

ペットが居る家の庭作りの工夫とは?

ペットを庭で遊ばせる飼い主も少なくありません。

しかし、ペットを庭に出したときに思わぬトラブルが発生する可能性もあります。

ここでは、ペットを飼っている家の庭作りのコツについてご紹介します。

好奇心旺盛な犬がいる家庭

花壇から身を乗り出す子犬 郊外では、犬を外飼いしている家庭も多く、犬を庭に出して自由に遊ばせるという家庭もあります。

まずは、元気いっぱいな犬がいる家庭での庭作りについて考えていきましょう。

犬が走りやすい地面に

庭の地面の温度が熱すぎる、冷たすぎる場合は、犬の身体に負担をかけてしまいます。

コンクリートや砂利、タイル、レンガなどの地面は犬が遊ぶには適しているとは言えません。

土や芝、ウッドチップや人工芝などを用いて犬が安心して遊べる地面にしてあげましょう。

水場に近づけない

水場で遊ぶのが大好きな犬は多いですが、水場ではボウフラ(蚊の幼虫)が繁殖していることがあります。

そして、犬にとって恐ろしい病気であるフィラリアは蚊を媒介して感染します。

フィラリアに感染させないためにも、水場は埋めてしまうか、犬が水場に近付けないように囲いをしましょう。

脱走しやすい猫がいる家庭

芝生の上の猫 猫は犬とは違い、一生室内でも問題なく生活することができます。

とはいえ、せっかく庭がある家では外に出してのびのびと遊ばせてあげたいかもしれません。

ここでは、猫を飼っている家での庭作りについてみていきましょう。

脱走を防ぐフェンスを設ける

どんなペットでも脱走しないようにフェンスは必要ですが、猫はジャンプ力があるので特に注意が必要です。

身長の5倍ほどの高さまで飛ぶことができることを踏まえつつ、十分な高さのフェンスを設置しましょう。

また、猫は小柄なためフェンスに隙間があると簡単に脱走してしまいます。

猫を庭に出す前に、猫が通り抜けられそうな隙間がないかしっかりとチェックしてください。

毒性のある草花に注意を

猫にとって毒性のある草花はたくさんあるため、猫を庭に出すときには危険な植物がないかどうかを調べなければいけません。

例えば、アジサイ、アサガオ、スイセン、ツツジなどは猫にとって有毒です。

危険な草花は取り除くのが一番安心ですが、ガーデニングを楽しみたいのであれば猫が遊ぶ区画とガーデニングをする区画を分けるとよいでしょう。

なお、危険な植物がたくさんあるのは犬も同じです。犬を飼っている家庭での庭作りでも、植物には十分に注意してください。


まとめ

芝生に寝転ぶ犬と猫 大切なペットであれば庭で快適に過ごさせてあげたいですが、室内に比べて危険が多いのも事実です。

ペットを庭に出すときには、危険がない庭作りをしてあげてください。

きちんと対策ができていれば、安心して庭で遊ばせることができます。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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