2018年4月8日

『ペット用クッションフロア』のメリットデメリットとは?

ペットを飼っている家庭では、ペットが暮らしやすい床の素材を選ぶ必要があります。

そして、多くの人が選んでいるのが「クッションフロア」です。

ここでは、クッションフロアのメリットとデメリットをご紹介します。

ペットのための床選びの条件は「滑りにくさ」

犬が伏せている様子 ペットのいる家庭の床選びで、一番重視してほしいのは「滑りにくさ」です。

日本では多くの家でフローリングが採用されていますが、これはペットにとって良い環境とは言えません。

犬にとって滑りやすいフローリングは歩くことが難しく、足腰に負担をかけてしまうのです。

人にとっては快適なフローリングですが、ペットがいる場合は素材を変更する必要があります。

そして、クッションフロアはペットが滑らずに歩ける理想的な素材の1つだと言えます。

ペット用クッションフロアのメリット

クッションフロアにペットがお座りをしている様子 ペットを飼っている人の中には、クッションフロアを選んでいる人が多くいます。

まずは、クッションフロアのメリットをみていきましょう。

滑りにくい

クッションフロアのメリットは、なんといっても滑りにくいことです。

まったく滑らないわけではありませんが、フローリングに比べるとペットの身体への負担は軽減されます。

また、滑って転んだ場合に、怪我をする可能性も少なくなります。

柔らかい

クッションフロアは柔らかい素材で出来ているため、フローリングよりも怪我をしにくく安心です。

家の中でも怪我をする危険性は十分にあるため、ペットがいる家庭や小さな子供のいる家庭ではクッションフロアのような柔らかい素材が適しているといえます。

防水性がある

クッションフロアは防水性が高く、キッチンなど水回りの床の素材として重宝されてきました。

そのため、ペットが粗相をする、何かをこぼしたという場合であっても、吸収率が低いので拭き取り易く、床に匂いが移るのも防ぎやすい特徴があります。

新しいペットを迎えるときにも、防水性の高いクッションフロアなら安心です。

臭いが付きにくい

クッションフロアは他の素材と比べると臭いが付きにくい特徴があります。

普段はペットの臭いを気にしていなくても、来客時などに気になる飼い主は少なくありません。

動物の体臭が染みつかないクッションフロアなら、お客さんを呼ぶときもためらわずに済みます。


ペット用クッションフロアのデメリット

傷ついた床と犬 メリットの多いクッションフロアですが、デメリットがないわけではありません。

ここでは、クッションフロアのデメリットをご紹介します。

傷がつきやすい

柔らかくクッション性が高いのはクッションフロアのメリットですが、その一方で傷つきやすいというデメリットがあります。

特に、重い家具を置いたときにはその跡がくっきりと残ってしまうことがあります。模様替えをするときには注意が必要です。

傷を修復しにくい

クッションフロアは傷が付きやすいだけではなく、傷を修復するのも大変です。

フローリングであれば傷がついた部分を埋めて色を塗ることでほぼ元通りになりますが、クッションフロアをこういった補修ができません。

そのため、傷が付いてもそのままにしている家庭も多いようです。

経年変化が早い

長く使っているとどんなフロアでも劣化が進みますが、クッションフロアは経年変化が早く、端のほうからボロボロになることがあります。

まとめ

クッションフロアと犬 滑りにくい床の素材としては、クッションフロアの他にフロアタイルやタイルカーペットなどもあります。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、ぜひしっかりと比較検討してから床の素材を決めてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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