2018年2月4日

『換毛期』の抜け毛の量が多い犬種は?

犬を飼って苦労することの1つに「抜け毛」があります。

特に、被毛がダブルコートになっている犬種は抜け毛が多く、換毛期には部屋が毛だらけということも珍しくありません。

ここでは、数ある犬種の中でも、特に抜け毛の量が多い犬種をご紹介します。

柴犬

柴犬 日本犬の中でも特に人気のある柴犬は、抜け毛の量も日本犬の中でトップです。

冬にはモコモコとした冬毛が生え、それが夏にごっそりと抜けて、抜け毛の量は、冬と夏で体型が変わったように見えるほどになります。

なお、柴犬はオーバーコートが常に生え変わっています。

そのためどの季節でも多くの抜け毛があるので、抜け毛対策は1年を通して必要になります。

フレンチ・ブルドッグ

フレンチ・ブルドッグ フレンチ・ブルドッグはぺちゃんこの鼻がかわいらしい犬種で、家庭犬として人気があります。

短毛なことから抜け毛に悩まされないと考えているかもしれませんが、実は抜け毛が多い犬種です。

換毛期になると、少し触れただけでもパラパラと被毛が抜け落ちてしまいます。

ただし、長毛種と比べるとブラッシングに手間がかかりません。毎日しっかりとブラッシングをすれば、抜け毛もかなり防げます。


ペキニーズ

ペキニーズ ペキニーズは、個性的な顔と長い被毛が印象的な中国原産の犬種です。

特に、まるでライオンのたてがみのような飾り気はとてもインパクトがあります。

そして、ペキニーズは抜け毛が多い犬種としても知られています。

抜け毛のケアは大変ですが、ブラッシングを怠っていると皮膚病の原因になってしまいます。

健康のためにも、丁寧にブラッシングしてあげてください。

ゴールデン・レトリバー

ゴールデン・レトリバー ゴールデン・レトリバーといえば、大型犬の中でトップクラスの人気を誇る犬種ですよね。

頭が良くフレンドリーなゴールデン・レトリバーは家庭犬として理想的な気質を備えていますが、抜け毛の多さが玉に瑕です。

なお、ラブラドール・レトリバーもゴールデン・レトリバーと同様に抜け毛は多いですが、毛が短いのでゴールデン・レトリバーと比べれば抜け毛対策はしやすいといえるでしょう。

ボーダーコリー

ボーダーコリー ボーダーコリーは、非常に賢く能力の高い犬種として知られています。

とても魅力的なボーダーコリーですが、飼い主を悩ませるのは運動量の多さ、そして抜け毛の多さです。

特に、夏前になると部屋はボーダーコリーの毛で埋め尽くされてしまいます。

毎日のブラッシングはもちろんのこと、部屋を衛生的に保つために掃除も欠かさないようにしましょう。

ビーグル

ビーグル 垂れた耳がチャームポイントのビーグルは、スヌーピーのモデルとして有名な犬種です。

短毛種のため見た目からはあまり想像できないかもしれませんが、実はかなりの毛が抜けます。

少しでも抜け毛を減らすために、ビーグルを飼ったら小まめにブラッシングやシャンプーをしましょう。

なおビーグルは体臭がきつい犬種だといわれていますが、シャンプーをすることで体臭対策も同時にできます。

サモエド

サモエド サモエドはシベリア原産の犬種のため、厳しい寒さから身を守るために被毛が発達しました。

白くてふわふわの毛はサモエドのトレードマークともいえますが、飼うときには抜け毛が多いことは覚悟したほうがいいでしょう。

また、毛が絡まりやすくシャンプーしにくいのもサモエドの特徴です。

シャンプーは抜け毛対策として非常に有効ですが、サモエドの場合はサロンでプロにお願いしたほうがいいかもしれません。

まとめ

チワワ 犬を飼うときには、その犬のかわいらしさにばかり目が行ってしまいがちです。

しかし、犬を選ぶうえで抜け毛の量は大切なポイントです。

抜け毛の多い犬種を飼うときには、抜け毛対策までしっかり考えておくといいかもしれません。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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