2018年5月13日

愛犬が他のワンコと遊ぶのが大好きな理由とは?

犬は飼い主と遊ぶのはもちろん大好きなことのひとつですが、他の犬と遊ぶのも大好きだという一面があります。

この記事では、犬が他の犬と遊ぶことが大好きな理由と他の犬と遊ばせる際の注意点について詳しくお伝えしていきます。

性格的な理由で当てはまらない場合もある

遊ぶ2匹の大型犬 基本的に、犬は人や他の犬と遊ぶのが大好きな動物ですが、時として性格の違いにより、そういったことを好まない犬もいます。

元々生まれ持った性格というものがありますので、決して異常ではありません。

例えば散歩している最中に、すれ違う犬たちに対して全く見向きもせず興味すら示さないという性格の犬もいます。

大半の場合は他の犬に興味を示して一度立ち止まって相手を観察していたり、自分から近寄っていくか少し控えめな子は相手から近寄ってくるの待っていたりする場合もあります。

家では活発に遊んでいるのに外に出ると人見知りをするという場合もありますし、犬も人間と同じように個性や性格というものがあります。

異常だとは捉えずに、愛犬の個性や性格と捉え飼い主は深く悩む必要はないことといえます。

その性格を分かった上で、その分飼い主が沢山遊んであげれば良いのです。また、少しずつ他の犬に慣れさせるというのも大切です。

楽しいドッグランは犬の交流の場

ドッグランで遊ぶたくさんの犬 ドッグランでは様々な犬種が遊んでおり、大半の犬からしてみれば常に楽しいことが満載であり貴重な交流の場です。

人間でも同じですよね。

普段家でゲームばかりしている子も同年代の子供達が集まる広い場所に行けば、楽しくなって我を忘れて遊んでいるなんていうこともあります。

犬も同じなのです。

皆が楽しそうにしている状況は『自分も混ざりたい』と積極的な思考をもちやすくなるものです。

ドッグランで遊ぶ大型犬
また、幼い頃から他の犬と触れ合うことに慣れている犬や、普段から飼い主と家族ぐるみで犬同士の付き合いがある犬は何の抵抗もなくドッグランに馴染むことができます。

楽しいあまり飼い主さんがどんなに呼んでも、なかなか戻ってこないという場面もしばしば見かけますね。

夢中になって他の犬と遊んでいる時の犬は、飼い主の声は耳に入らなくなっている場合が非常に多いです。

元々群れで行動していた犬は、他の犬と遊ぶことが大好きなので本能だから仕方がないといってしまえばそれまでですが、やはり飼い主の声に反応するように訓練しておくのは大切になってきますね。

ドッグランに連れて行くことは良いことですが、事前のマナーの勉強や躾は重要視すべきでしょう。

ドッグランは広いし本当に解放感がありますし沢山の誘惑がありますから、なかなか呼び戻しが上手くいかない場合も多いのです。


犬の社会化は子犬の時に学ばせるべき

2匹のゴールデンの子犬 犬は生後3~12週の間に『社会化期』といわれる大事な時期を迎えます。

この時期に性格や社会への適応能力が決まるともいわれている非常に大切な時期です。

具体的には、社会化期には社会に出来ないするために必要なことを存分に吸収する時期といえます。

勿論他の犬たちや将来的に飼われる人間という生き物との接し方なども学びます。

また、生きていく上で大切な『危険』なこと『安全』なことの区別もこの時期に身に付けます。

一番重要だとされているのが約生後7週目だといわれており犬社会の上下関係や規則を覚える時期とされています。

芝生の上で遊ぶ子犬
親犬や姉妹兄弟の子犬と沢山遊ぶことでも、それは身に付きます。

例えば相手との距離の取り方、犬同士の意志疎通、噛む力の加減、それらを少しずつ学んでいきます。

この時期に、何らかの理由で学べなかった犬は相手との接し方が分からず本能で反応してしまった結果、人間や他の犬とのトラブルを起こす可能性が高まってしまうのです。

この『社会化期』との兼ね合いもあり、改正動物愛護管理法で、犬や猫の引き渡しは生後49日からと定められています。

一般的には生後49日までは子犬の家族と引き離すのは控えるべきとされています

他の犬と遊ばせる際の注意点

2匹のパグ 他の犬と遊ばせる際の注意点としては、やはり犬同士のトラブルについてです。

興奮するあまり、単なるじゃれ合いが喧嘩に発展することもあるので、普段から飼い主の声に反応するよう訓練しておき、トラブルになりそうな気配を感じたら飼い主はそれをいち早く気づき止めてあげる必要もあります。

些細な喧嘩が発展し相手に大怪我をさせる可能性もありますので、それは十分に注意が必要です。

また他の犬と遊ぶことを好まなかったりドッグランにも行きたがらないという犬もいますので、そういった場合は無理強いをしないというのが鉄則です。

まとめ

犬が他の犬と遊ぶことを好む理由や社会に適応するまでの流れを紹介させていただきましたが、犬同士遊ばせるのは非常に大切なことですが、その際には注意しなくてはいけないことはあることも伝わったと思います。

十分に知っておくべきことですので記事が役立つことを願っています。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい

PAGE TOP