2018年2月23日

【個性が光る】ミックス犬を飼うと気づく4つのコト

ミックス犬は、違う純血犬種を掛け合わせて生まれた犬のことを指します。

ほかの犬種とはちょっと異なる見た目や、頭数の少ない犬を飼ってみたいという人も増え、ミックス犬に注目が集まっています。

今回は、ミックス犬を飼うと気づく4つのことについてご紹介します。

ぞれぞれの犬種の特徴を受け継ぐ

並んで走るダックスとチワワ ミックス犬をひとつ紹介すると、チワワとミニチュアダックスフントを交配した『チワックス』が人気です。

チワックスは小型犬同士を掛け合わせているので、見た目のかわいさは両親の良いところをそのまま受け継いでいます。

チワワの大きな耳やウルウルした目、ダックスの短い足と長い胴など、ほかの犬種にはないかわいさが魅力です。

キャバリアやポメラニアンは、毛が抜けやすくお手入れに手間がかかりますが、巻き毛で毛が抜けにくいトイプードルと掛け合わせることで、個体差はありますが比較的抜け毛が少なくなり、お手入れしやすくなります。

ミックス犬はそれぞれの犬種の特徴を受け継ぎ、お世話がしやすくなるなどのメリットがたくさんあることに気づくはずです。

性格は未知数

ソファに座る2頭のミックス犬 犬を飼うときに飼育本を参考にしたり、インターネットなどで育て方を調べたりする人も多いのではないでしょうか。

純血種の場合、ある程度の性格や性質、体質や特徴などは飼育本などを参考にすることができます。

しかしミックス犬の場合、両親の特徴を受け継いではいるものの、性格や性質などは飼育本はほとんど参考にならないと考えていいでしょう。

純血種に比べて全体の頭数が少ないため、飼育のデータが少なく参考にするものが限られてきます。

一緒に生活をしてみて、少しずつミックス犬の性格を把握していくことになります。


ミックス犬は唯一無二の存在

子犬のミックス2匹 ミックス犬は、両親の特徴をどのような形で受け継ぐか、生まれてみないとわからないということも魅力です。

同じ両親から生まれた兄弟でも、一方は母親の特徴を受け継ぎ、もう一方は父親の特徴を受け継ぐということも珍しくありません。

見た目に関しても、赤ちゃんの時は毛が短かったのに、成犬になったらロングコートになった、という犬も少なくありません。

チワックスでも個体によって見た目が大きく変わることもあります。

成長過程で見た目が大きく変わることもあるため、大人になった姿を想像するのが難しいです。

これは成長が楽しみになるというメリットとともに、イメージと違う姿になったというデメリットでもあるといえるでしょう。

ミックス犬は他にはいない唯一無二の存在であることに気づきます。

純血種扱いにならない

ソファでくつろぐ2頭のシニアのミックス犬 両親が純血なのだから、ミックス犬も純血種として登録されると思うかもしれませんが、両親が純血でもミックス犬は純血扱いされず『雑種』として扱われます。

純血同士が交配されていて、立派な名前までついているので勘違いしてしまう人も少なくありません。

今後ショードッグとして活躍させようと考えている場合、純血種でないと出場することができないケースもありますので、注意が必要です。

ミックス犬はとにかくかわいい

ミックス犬を飼ってみて気づく4つのことについて紹介しましたが、ミックス犬に限らず犬にはそれぞれ違った個性があります。

特にミックス犬は、見た目がおなじ個体が二つとなく、個性が光る存在です。

最近ではペットショップでもミックス犬を見ることができるようになり、身近な存在になりつつあります。

ミックス犬のメリットとデメリットをしっかり理解したうえで、大切な家族として迎え入れることをおすすめします。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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