2018年4月13日

『犬の大きさ』で考える正しい首輪の選び方

首輪はとても大切なもので、迷子になった時などに愛犬が家に帰るためにも役立ちます。

常につけておいた方が安心ですが、そのためには愛犬の負担にならないような首輪選びが重要です。

今回は、正しい首輪の選び方をご紹介していきます。

正しい首輪の選び方

首輪をつけた犬

首輪のサイズの測り方

まず、どんな大きさの犬種にも言えるのが、『その犬の首のサイズにあった首輪をつける』ことが重要です。

首回りと頭回りのサイズを巻尺で測り、指二本が入るくらいの余裕を持ってつけられるサイズの首輪が最適です。

適度な大きさが重要

首輪が小さすぎると、犬はストレスから体調を崩す事があります。

人間で言えば、首にきつくマフラーを巻いているだけで息苦しくなる様な感覚でしょうか。

しかし、逆に首輪が大きすぎると、散歩中に首輪から頭が抜けてしまい、交通事故や迷子などのトラブルに発展する事があります。

首輪のサイズを測る時ですが、長毛種の犬の場合は、見た目以上に首が細いことがあるので、しっかり毛をかき分けてサイズを測りましょう。

初めて首輪をつける時には、愛犬の様子を見ながら調整してあげましょう。

オススメの首輪

首輪をつけたまま寝る犬 ここでは、愛犬の大きさに合わせたオススメの首輪についてご紹介します。

トイプードル、チワワ、ヨーキーなどの小型犬

超小型犬の負担を考えて、「バックルタイプ」を使用している飼い主は少なくありません。

バックルタイプは、室内で付ける迷子防止用などには効果的ですが、散歩には不向きだとされています。

素材が布でプラスチックのバックルが付いた首輪は、耐久性が低いという弱点があります。

特に、超小型犬用として売られているバックルタイプの首輪に「犬猫兼用」と記載がある場合は注意しましょう。

猫用のものは、猫が上下運動をする際、首輪が引っかかって首吊り状態にならないようにバックルが外れやすくなっているものが多く、超小型犬といっても引っ張る力の強い犬には不向きです。

超小型犬でも、散歩の時は「ベルトタイプ」のものを使いましょう。

ちなみに首輪が犬猫兼用かどうかは、リードをつける金具の有無で確認する事ができ、金具が付いているのは犬専用の首輪になります。


柴犬、キャバリアなどの中型犬

首輪とリードを付けた犬 中型犬以上になると、引っ張る力はかなり強くなるので、布やプラスチックの首輪は使用しないようにしましょう。

革製の「ベルトタイプ」をおすすめします。

ゴールデン・レトリバーやシェパードなどの大型犬

首輪をつけたシェパード 大型犬の飼い主の方はご存知かもしれませんが、飼い主より力が強い大型犬は少なくありません。

そして、世の中には「犬が怖い」という人が居て、大型犬とすれ違う時に不安になっている事があります。

大型犬を飼っている場合は、引っ張り癖などのしつけが完璧になるまで、「チョークタイプ」を使用するのも良いでしょう。

チョークタイプは、金属のチェーンでできているので安心です。

但し、ゴールデン・レトリバーなどの長毛の犬種は、毛が鎖に絡まってしまう事があるので、革製のものを選んであげるといいでしょう。

大型犬も、ベルトタイプは使用可能ですが、「バックルタイプ」や「ハーネス」は飾り程度の意味しかないので散歩時に使用しないようにしましょう。

まとめ

浜辺の首輪をつけた犬 愛犬のサイズに合わせた首輪選びについてご紹介しました。

犬の大きさを問わず、共通して使用できるのが「ベルトタイプ」です。

「バックルタイプ」は子犬や、室内にいる時に使用、散歩する時には耐久性に優れた首輪を使用するように使い分けるようにしましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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