2018年9月12日

なんで!?犬が怖がる意外なもの7選

犬は鋭い嗅覚や聴力を持っている反面、視力が弱いなど苦手分野もあります。

そのためか、私たち人間にとってはなんでもないことでも、犬にとっては非常に恐怖を覚えるものになる可能性があります。

【犬が怖いと思うもの①】散歩コースの難関、格子状の蓋「グレーチング」

グレーチング 犬の情報収集は嗅覚と聴覚に依存した形で行われます。

格子状の側溝などの蓋グレーチングは、視力の弱い犬にとってポッカリと口を開けた穴にしか見えないようです。

グレーチングを見つけると進むのをしり込みしますし、無理に渡らせても尻尾は後足の間に巻き込まれていることが多く、相当な恐怖感を覚えていることが良く判ります。

体が大きければぴょんっと飛び越えたりもできますが、小型犬にはあまり強要しないほうがいいでしょう。

【犬が怖いと思うもの②】鏡に映り込んだ自分の姿

鏡を覗き込む犬 犬を鏡に映すと恐怖心から威嚇のような行動をみせることがあります。

犬は好戦的な状態の時、目をじっと合わせてそらしません。

つまり「目の前の(自分に似た)やつは、自分に敵意を向けている」と認識するのです。

自分が見ている限り鏡の中の自分も目をそらさないわけですから、まさに終わらない戦いですね。

大体の犬は最初こそ怖がっていても、そのうち鏡が自分に向かってこないことを察して興味をなくします。


【犬が怖いと思うもの③】風に揺られるビニール袋

風で飛んでいるビニール袋 人間の目からみればビニール袋が風に揺れている風景など全く気にならないものですが、犬にとっては得体の知れない物体がユラユラと揺れているように見えます。

その気配に恐怖を感じるようです。風を受けた時の「がさがさ」「ぼぼぼ」といった音に反応する犬もいます。

いずれにせよ、視力の弱い犬にとっては、動きが予想できない空飛ぶ不思議な物体なわけです。

【犬が怖いと思うもの④】水面やガラスで反射した光

水面をみつめているジャックラッセルテリア 太陽の光を反射した水面は綺麗ですよね。

しかし、嗅覚や聴覚を中心に情報収集を行う犬にとっては「薄気味悪い光を発する物体」としか映らないのかも知れません。

顔の前で眩しくちらつくのも、少し鬱陶しいのでしょうね。クリスマスシーズンに増えるイルミネーションを怖がる犬も結構いるそうです。

【犬が怖いと思うもの⑤】携帯電話のカメラ音や着信音

犬のそばで携帯電話を持つ女性 突然の着信音は人間でも驚きますが、電話の存在を理解していない犬にとっては音の意味さえわかりません。

また、写真を撮られることを嫌がる犬は、撮影する際の「カシャ」「ピピッ」という音を怖がっているケースも多いようです。

大体そのうち慣れますが、最初のうちは気の毒ですよね。

【犬が怖いと思うもの⑥】花火や雷などの大音響

花火の轟音は、事前に告知を受けていてもビックリするほどの音量。

また雷が鳴り響くのを苦手とする方も少なくないでしょう。

犬は人間以上に鋭い聴覚を持っているために、これらの大音響は人間が感じる以上の衝撃となって伝わります。

人間でも驚く大音響は犬にとっては恐怖の対象でしかないと言えるでしょう。

なかには、よだれをダラダラと流すほど緊張して怖がる子もいるので、落ち着ける場所の用意などをしてあげましょう。

【犬が怖いと思うもの⑦】ドアの恐怖は音だけじゃない

犬もドアの意味は理解していることでしょうし、ドアの開閉音に驚くことはあってもそこまで怖がることはないでしょう。

ドアを怖がる犬のなかには、過去にドアにはさまるといったトラウマを持っているケースが多いそうです。

たしかに、飼い主の後についていって一緒にドアをすりぬけようとする犬って多いですもんね。

移動の際は、しっかり気をつけてあげましょう。

まとめ

今回は犬が怖がるものを6つご紹介しました。

「なんでこれが怖いの?」というものも中にはありますが、犬目線で考えれば納得できるものが多いですよね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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