2018年6月15日

愛犬が溶けてる!真夏は特に注意したい「暑さに弱い犬種」5選

犬は人間の生活と密着した生き物で、世界各国でその土地に合った犬種が誕生しています。

暑さに強い犬がいれば暑さに弱い犬がいるのも当然で、特に日本の気温の高さと湿度の高さに弱い犬も存在します。

屋外飼育する場合も配慮が必要な犬も存在するため、暑さに弱い犬種はしっかりと把握しておく必要があるのです。

【1】サモエド

地べたで寝ているサモエド ロシアのシベリア原産の犬種で、ふかふかの毛が特徴です。

顔がいつも笑っているように見えることから、「サモエドスマイル」と呼ばれ、愛好家が多い犬になっています。

しかし、冬の寒さを防ぐための毛は夏場は蒸れて体温がこもる原因になってしまいます。

頻繁に毛が抜けるためブラッシングをマメにするだけでなく、クーラーの利いた部屋に入れるなど工夫が必要になります。

熱中症にならないように注意が必要な犬種の代表になっているのです。

【2】ハスキー

地べたで寝ているハスキー シベリアンハスキーもシベリア原産の犬種で、豊かな毛皮が特徴になっています。

極寒の北国生まれの犬種になるため、暑さに弱いのはサモエドと同様になっています。

大型犬のために室内飼育が難しい部分もありますが、何の対策もせずに屋外飼育をしようとすれば熱中症の恐れが出てきます。

飼育する場合は夏の暑さをどう乗り切らせるかまでセットで考える必要があるのです。


【3】ダックスフント

地べたで寝ているダックス ダックスも夏の暑さに弱い犬種になります。理由は脚が短く、胴と地面との距離が短いためです。

人間よりも地面に体が近い分、温められた地面やアスファルトの影響を受けやすくなります。

夏場の日が出ている間の散歩は危険で、日暮れ時などある程度温度が下がるタイミングを考えて行動する必要があります。

ロングコートのダックスの場合は毛皮で熱がこもりやすくなるため、より注意が必要になります。

【4】フレンチブルドッグ

地べたで寝ているフレンチブル 小柄で愛嬌がある顔立ちのフレンチブルドックは、短い体毛のイメージに反して暑さに弱い犬としても知られています。

理由の一つが体が小さい分地面に胴体が近く、地熱の影響を受けやすいことです。

短い鼻(短頭種)の形をしているため、呼吸が荒くなりやすいことも要因のひとつとなります。

また、顔のシワに湿気がたまりやすく、肌荒れの原因となることが多いのも知っておきたいポイント。

マメにシワの部分の水分をふき取って綺麗にしてあげるなど、飼い主の意識が重要になってくるのです。

【5】シーズー

地べたで寝ているシーズー 可愛らしい外見で人気のシーズーですが、体の小ささに加え、鼻が短く頭が詰まった体型から熱中症になりやすい犬種として知られています。

レトリーバーなどの鼻が長い犬種であれば鼻の穴で外気の調整をしやすくなりますが、先ほども触れたように、短い鼻では体温や呼吸のコントロールが難しくなるためです。

シーズーだけでなく、鼻が短く頭が詰まった犬種は夏の暑さに十分に備える必要があります。

まとめ

暑さに弱い犬は、寒い国で生まれた犬だけでなく、体型的に地面の熱にさらされやすい犬も含まれます。

毛皮の暑さだけで決まるものではなく、頻繁な手入れが必要になるケースもあります。

暑がりな愛犬と暮らす飼い主さんは暑さ対策に力を入れて、夏を思いっきり楽しめるように備えておきましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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