2017年6月26日

チワワってどんな犬?小さな体に大きな目が特徴のチワワの魅力とその歴史

現在公認されている犬種の中で、最も小さい犬がチワワです。小さい体にリンゴのような頭、大きな目。愛らしい見た目に反して、好奇心旺盛で活発です。

チワワの基本まとめ どこで生まれたどんな犬?

芝生の上で目を細めるチワワ

チワワの歴史 ご先祖様はメキシコ古代文明の犬!?

チワワのルーツには諸説ありますが、現代ではメキシコに古くから生息していた、吠えない小さな犬「テチチ」を祖先とする説が有力です。

その後、メキシコを支配した古代アステカ文明のアステカ族がテチチとチャイニーズ・クレステッド・ドッグと交配させたと考えられています。

この犬が1850年にアメリカに渡り、愛玩用に交配されて小さくなったのが現在のチワワだと言われているのです。

このテチチ説は有力で、16世紀にコロンブスがメキシコを探検した際、「小さくて吠えない犬を見つけた」と書いた記録も残っています。

ただし、いくつかの疑問点もあります。例えば9世紀頃には、アステカ遺跡からテチチの骨が見つかっていたのに、16世紀にスペイン人が侵略した時には、このテチチは地上から姿を消していました。

スペイン人はアステカを侵略するときに犬を連れていたので、その犬こそ現在のチワワの祖先じゃないかとも言われています。

チワワの名前の由来

アメリカ人によりアメリカ南西部で品種改良されて小さくなったチワワですが、名前の由来はテチチの痕跡が見つかったメキシコのチワワ州からきています。原産国もメキシコです。

チワワの被毛 スムースコートとロングコートって何?

お散歩するチワワ チワワの種類は被毛によって2つに分けられます。
最初、チワワは被毛の短い「スムースコート」だけでしたが、ヨークシャーテリアやチワワと掛け合わせて「ロングコート」も生まれました。

スムースコート:光沢のある短い被毛が密集
ロングコート:しっぽや耳の周りに飾り毛がある
チワワは他の犬種よりも毛色のバリエーションがはるかに多いことでも知られています。

被毛の種類、また人気のある毛色についてまとめた記事も御座いますので、詳細が気になる方は是非以下の記事も併せてお読みください!
チワワの毛色・被毛の種類(スムースコート・ロングコート)

チワワのサイズ

登録されている中で最小の犬種で、体高は15〜25cmしかなく、体重は1〜3kgほどしかありません。

チワワの性格は?

チワワの性格はロングコート、スムースコートで特に変わりはないといわれています。

チワワは好奇心旺盛なうえに活発で、遊ぶのが大好きな犬です。

その反面、警戒心が強く、用心深い一面もあり、心を許した飼い主以外には人見知りをする子が多いようです。飼い主には非常に愛情深い犬種でもあります。

自己主張が若干強く番犬向きの犬のため、よく吠える印象がありますが、幼い頃に無駄吠えをしないように躾けることができれば、集合住宅で飼うことも可能です。


まとめ

近づくチワワ 不動の人気を誇るチワワは好奇心旺盛で愛らしい犬です。

華奢な体格ながらも寿命は長く、信頼関係を築ければ最愛のパートナーとして充実した生活を送ることができる犬種といえます。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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