2018年1月20日

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターの魅力と歴史

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターは日本ではあまり見かけることのない犬種ですが、アメリカやドイツでは非常に人気のある犬種です。

ここではそんなジャーマン・ショートヘアード・ポインターのご紹介します。

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターの歴史

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターが花の中でお座りをしている様子 ジャーマン・ショートヘアード・ポインターはドイツ原産の犬種で、優秀な鳥猟犬を目指して作出されました。

交配にはジャーマン・ブロークンヘアード・ポインターをはじめとしてイングリッシュ・ポインターやスパニッシュ・ポインター、ダルメシアンなどが使用されたといわれています。

狩猟をするだけではなくドッグショーにも出展されたことから、世界的に有名な犬種となりました。

日本ではあまり飼われていない犬種ですが、世界の国々では狩猟犬としても家庭犬としても愛されています。

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターの特徴

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターが横を向いて立っている様子 ジャーマン・ショートヘアード・ポインターは優れた能力を持つ魅力的な犬種です。

ここではそんなジャーマン・ショートヘアード・ポインターの特徴をみていきましょう。

体格

体高平均が59㎝程度で前後7cmほど変わります、体重26㎏程度で、前後が6kgほど変わります。

大型犬に分類され、筋肉質で引き締まった身体をしていますがスリムな身体で、しなやかさがあり、上品な雰囲気を感じさせます。

大きな鼻と小さな目、垂れた耳が特徴的で、足にある水かきもジャーマン・ショートヘアード・ポインターならではといえます。

毛色

被毛は硬くて短く、手入れには手間がかかりません。

毛色はレバーの単色やレバーに白の斑、レバーのローンにレバーの斑などがあります。

なお長毛の個体は別犬種とされており、ジャーマン・ワイアヘアード・ポインターと呼ばれています。

性格

飼い主や家族に対して従順な性格をしており、素直で温和です。

気持ちを読み取るのが得意なため、飼い主が落ち込んでいるときにはそばに寄って励ましたりします。

ただし、猟犬だったこともあり見知らぬ人に対しては警戒心を持ちます。

またオス犬同士だと吠えることもあるので注意しましょう。


ジャーマン・ショートヘアード・ポインターの飼い方

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターが浅瀬を走っている様子 ジャーマン・ショートヘアード・ポインターを飼うのは簡単ではありませんが、しっかりと世話やしつけをすることで最良のパートナーになってくれます。

ここではジャーマン・ショートヘアード・ポインターを家庭犬として飼うときのポイントをご紹介します。

飼育環境

飼い主や家族と一緒にいたがる性格なので、孤独にさせる時間が長いと分離不安になることが多くなります。

室内で飼い、たくさんコミュニケーションをとるようにしましょう。

運動

スタミナがある犬種なので、運動量はかなり必要です。

散歩は毎日2時間程度が必要だと考えてください。

高い身体能力を持っているので、アジリティーなどのドッグスポーツに挑戦するのがおすすめです。

しつけ

賢く物覚えがいいのでしつけやすいといえますが、猟犬だけに荒々しい部分もあるので子犬の頃からしっかりとしつけましょう。

繊細なところがあるので、厳しく叱らずに誉めながら育てるようにしてください。

病気

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターは平均で13年ほど生きるといわれています。

健康な犬種ではありますが、大型犬に多い胃捻転や股関節形成不全などには注意が必要です。

まとめ

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターが道でお座りをしている様子 ジャーマン・ショートヘアード・ポインターは海外で人気の魅力的な犬種ですが、猟欲がかなり強い犬種のため飼うのは簡単ではありません。

ジャーマン・ショートヘアード・ポインターを飼いたいと考えている人は、最後まで責任をもって面倒を見られるかどうかをよく検討しましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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