2017年11月14日

【ウェスティ】ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの魅力から歴史まで

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは真っ白な被毛が特徴の小型犬で、日本では「ウェスティ」と呼ばれて親しまれています。

海外で人気の高い犬種ですが、最近では日本でも家庭犬として人気が出てきているようです。

ここでは、そんなウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアについてまとめました。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの特徴

こちらを見るウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは、アイルランド原産の犬種です。

小さくて可愛らしい見た目ですが、かつては害獣を退治するための猟で活躍していました。

そのため、猟犬としての本能から地面を掘ったり吠えたりすることがあります。

また、鋭い歯と頑丈な顎からも以前は猟犬であったことが想像できます。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの最大の特徴は、何といっても全身を包む真っ白な被毛です。

硬くて密集しているこの被毛は防寒のために発達したものではなく、猟をするときに怪我をしにくいようにするためのものだといわれています。

また以前は猟をするときに便利なように断尾されていましたが、現在では猟に使われることはほとんどないため断尾は禁じられています。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは、アメリカでは上位10位にランクインするほど高い人気を誇っています。

日本では白い小型犬の中ではマルチーズが人気ですが、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの根強い愛好家も存在します。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの性格

棒を咥えたウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは、二面性のある性格をしています。

そのギャップが良いという飼い主も多いようです。

好奇心旺盛

活発で好奇心旺盛なのが、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの大きな特徴の一つです。

陽気でやんちゃ、かつ家族に対する社交性も持ち合わせています。

警戒心が強い

知らない人や他の動物に対して強い警戒心を持つ犬種です。

また他の動物に対してあまりフレンドリーではないので、多頭飼いには向きません。

独立心が強い

独立心が強くプライドが高いので、言うことを聞かせようとしても一筋縄ではいきません。

しかし、認めた飼い主に対しては忠実で従順になります。

甘えん坊

独立心が強く頑固な一面を見せたかと思えば、甘えん坊な一面を見せることもあります。

飼い主の注意を引くためにイタズラをするようなこともあるようですよ。


ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの飼い方

女性に抱かれるウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア ここではウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの飼い方のポイントをご紹介します。

しつけは根気強く

頭のよいウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアですが、頑固で独立心が強いためしつけにはやや苦労するかもしれません。

怒鳴りつけたりせずに、根気強くしつけを続けることが大切です。

コミュニケーションはたっぷりと

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは飼い主と一緒に遊ぶことが大好きです。

毎日の散歩の他にも一緒に過ごす時間を作り、たっぷりとコミュニケーションを取るようにしてください。

被毛のケアは小まめに

美しい被毛を持つウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアですが、ケアを怠ると皮膚炎の原因となってしまいます。

週に3~4回ほどの頻度でブラッシングを行い、シャンプーやカットも定期的に行ってください。

まとめ

夕焼けの中のウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア しつけの難しいウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアですが、決して家庭犬として向かないわけではありません。

正しくしつけを行えば素敵な家庭犬となって家庭内の雰囲気を明るくしてくれるはずです。

これから犬の飼いたいと考えている人は、ぜひウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアも候補に入れてみてくださいね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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