2017年12月13日

ニューファンドランドについて

ニューファンドランドの名前の由来は、カナダのニューファンドランド島から来ています。

超大型犬に分類され、泳ぎが得意なことで有名なニューファンドランドの歴史や特徴、性格、飼い方などについてご紹介します。

ニューファンドランドの歴史

ニューファンドランドが花の上に伏せている様子 ニューファンドランドは歴史の長い犬種で、古くから原産地であるニューファンドランド島で猟師の仕事を手伝う使役犬として働いていました。

泳ぎが得意なことから、海の救助犬として活躍していたと伝えられています。

そんなニューファンドランドが、イギリスに渡ったのは19世紀頃のことです。

その後ニューファンドランドは犬好きであるイギリス人によって繁殖が行われ、アメリカやヨーロッパ諸国にも輸出されるようになりました。

ニューファンドランドは、ナポレオンが船から転落したところを助けたという逸話があります。

そんなニューファンドランドは、現在でも海難救助犬として世界中でたくさんの人々の命を救っています。

ニューファンドランドの特徴

ニューファンドランドが芝生の上に立っている様子 ここではニューファンドランドの身体的特徴と性格的特徴をご紹介します。

ニューファンドランドの身体的特徴

ニューファンドランドの雄は体高約71㎝、体重約65㎏の超大型犬で、がっちりとした体格をしていて、雌は一回り小さい特徴があります。

数ある犬種の中でも特に泳ぎが得意で、四肢に水かきのような膜を持ちます。

被毛はダブルコートでアンダーコートが水をはじくため、長時間泳ぐことも可能です。

毛色はブラックのイメージが強いですが、ブラウンやブラック&ホワイトもあります。

ニューファンドランドの性格的特徴

ニューファンドランドは温和で優しい性格をしています。

また、飼い主以外の人間に対してもフレンドリーに接するため、来客も温かく歓迎してくれます。

また、甘えん坊な性格なのでいつも家族と一緒にいたがります。

ニューファンドランドを飼ったらたっぷりと愛情を与えてあげてください。


ニューファンドランドの飼い方

ニューファンドランドが芝生の上にお座りしている様子 ここでは、ニューファンドランドを飼うときに特に大切なポイントをご紹介します。

飼育環境

寒さに強いニューファンドランドですが、暑さにはめっぽう弱いです。日本の夏は苦手なので、温度管理に気を配ってあげましょう。

また、超大型犬なので広い飼育スペースも必要です。

ニューファンドランドを飼い始めるときには、成犬になったときのサイズを想定しておくようにしてください。

運動

運動量が必要なので、散歩は毎日2回、時間は1時間程度を目安にするとよいでしょう。

また、ニューファンドランドは泳ぐことが大好きです。時間があるときには海や川、犬用のプールに遊びに連れて行ってあげると喜びます。

被毛のケア

ダブルコートなので抜け毛が多く、特に春と秋の換毛期はかなりの量の毛が抜けます。日頃からマメにブラッシングを行い、シャンプーも定期的に行うようにしましょう。

被毛のケアを怠ると毛がフェルト上になってブラシが通らなくなってしまうので注意してください。

しつけ

頭がよく犬種なのでしつけは入りやすいといえますが、しつけが不十分だと吠え癖が付いてしまうことがあります。

成犬になってからのしつけは難しいので、子犬のうちに必要なことを身に着けさせるようにしてください。身体が大きいので、問題行動を起こさないようにしてあげてください。

まとめ

ニューファンドランドが波で遊んでいる様子 ニューファンドランドは身体が大きいため飼育するのはそれなりに大変ですが、大らかで優しい性格は家庭犬として向いています。

また、いざというときに守ってくれる大型犬ならではの頼もしさもあります。

大型犬のお迎えを考えている方は、ニューファンドランドも検討してみてあげてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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