2018年2月16日

パグとビーグルのミックス犬「パグル」の特徴と魅力

パグルは、人気犬種のパグとビーグルを掛け合わせて生まれた「デザイナーズドッグ」です。

潰れた鼻と垂れた大きな耳は可愛らしいパグルの特徴から魅力までご紹介します。

パグルの特徴

パグとビーグルを掛け合わせることによって生まれたパグルは、両方の犬種の特徴を受け継いでいます。

容姿はどちらかというとビーグルに近く、近年導入されたジャック・ラッセル・テリアの特徴も若干見受けられます。

マズルは短く顔にはシワがあり、耳は垂れていてしっぽは巻尾です。

被毛は硬めで、毛色はブラックやイエロー、フォーン、ハウンドカラー、トライカラーなどがあります。また、印象的なブラックマスクもパグルの特徴の一つです。

特に注意したい病気は心臓病で、これはビーグルの特性を受け継いでいるといえます。

しかし、パグが太りやすい性質をもっていることから症状が悪化しやすいことが問題だと専門家は指摘します。

ジャック・ラッセル・テリアの血が導入されたのはこの欠点を改善するためです。

他にかかりやすい病気としては内分泌系疾患、皮膚疾患、眼疾患、てんかん、鼻癌などが挙げられます。

パグルを飼うときにはこれらの病気に注意し、おかしいと思ったらすぐに動物病院に連れて行くようにしましょう。

パグルの性格

活発でフレンドリーな性格で、家族以外に対しても愛想よく振舞います。

頑固な面があり、さらに飲み込みがあまりよくないためしつけは入りにくいといえるでしょう。

食に対する執着心が強いため、食べ過ぎによる肥満には十分に注意するようにしてください。

デザイナーズドッグの種類と問題点

デザイナーズドッグとは、純血種を掛け合わせることによって作られた犬種です。

雑種といえば雑種ですが、デザイナーズドッグの場合は掛け合わされた犬種がはっきりと分かっています。

また、人気に合わせて交配させているのもデザイナーズドッグの特徴です。

パグとビーグルを掛け合わせることによって生まれたパグルもデザイナーズドッグの一種で、親犬よりもより可愛らしく愛嬌のある姿となっています。

有名なデザイナーズドッグが以下になります。


上記などが挙げられます。

デザイナーズドッグは名前の通り容姿を重視して作られているため、とても魅力的な外見をしています。

人気のある2種類の犬種を同時に味わえるということもあり、アメリカではどんどん人気となっています。

また、日本での人気も徐々に上がってきているようです。

しかし、デザイナーズドッグについては否定的な意見も少なくありません。

遺伝的な疾患のリスクが上がるほか、行動パターンが変わることによって、しつけが難しくなることもあります。

デザイナーズドッグを作るときには掛け合わせてみるまでどのような犬が生まれるかわからないため、これは大きな問題だといえるでしょう。

そのため、一部の愛護団体などはデザイナーズドッグの禁止を訴えているようです。

まとめ

パグルをはじめとしたデザイナーズドッグは可愛く魅力的ですが、問題点があることもまた事実です。

パグルも例外ではないため、何も知らずに飼い始めると後悔することもあるかもしれません。

パグルを飼うときには、まずは特性などについての知識を深めるようにしてください。