2017年11月5日

愛犬のためのDIY(手作り)教室~おもちゃ~

かわいい愛犬と遊ぶときに、おもちゃは必須アイテムですよね。

せっかくなら、愛犬のためにおもちゃを手作りしてみませんか?

「おもちゃを手作りする」と聞くとハードルが高そうなイメージがありますが、意外と簡単につくれてしまうものばかりなのでDIY初心者の方にもおすすめです。

愛犬のおもちゃを手作りするメリット

おもちゃをくわえて走るビーグルの子犬

コストがかからない

おもちゃを自分で作れば、買うよりもずっと安く済みます。

いらなくなった衣類などを使っておもちゃを作る場合、かかるコストもゼロです!

犬のおもちゃは高価なものではありませんが、愛犬がすぐにおもちゃを壊してしまうことでお悩みの方は手作りに乗り換えてみてはいかがでしょうか。

愛犬に合ったおもちゃを作れる

犬種や個体によって、体の大きさや力の強さは異なります。

均一に作られた市販のおもちゃだと愛犬に合わないこともありますが、飼い主が作ったおもちゃなら愛犬にぴったりのはずですよね。

また、成長に合わせて調整しなおしてあげることも可能です。

飼い主の匂いがする

飼い主の衣服などを材料にしたおもちゃには、飼い主の匂いが染みついています。

大好きな飼い主の匂いを感じられるおもちゃには、犬も安心感を覚えるはずです。

長時間お留守番させるときも、手作りおもちゃがあれば寂しさが和らぐのではないでしょうか。

愛犬との引っ張りっこに使えるおもちゃ

おもちゃをくわえて走る成犬のビーグル “引っ張りっこ”は犬と飼い主が行うポピュラーな遊びのひとつですよね。

とてもエキサイティングで、特に猟犬がルーツのレトリバー系の犬種などは引っ張りっこが大好きです。

まずは、引っ張りっこに使えるおもちゃを作りましょう。

おもちゃの材料はタオル、ジーンズ、Tシャツなど、布生地であれば何でもOKです。

これを適当に切り、三つ編みにしていきましょう。これだけで、あっという間におもちゃの完成です。

おもちゃの大きさや太さは、愛犬のサイズに合わせてくださいね。

犬が引っ張りやすいよう、所々に結び目を作るのもおすすめです。力が強い大型犬などであればさらに三つ編みを繰り返し、強度を増してあげるとよいでしょう。

さらに凝りたいのであれば、テニスボールに穴をあけて作ったおもちゃに通しましょう。愛犬の誕生日プレゼントにしてもいいほどのクオリティーになりますよ。


愛犬とのボール遊びに使うおもちゃ

靴下を抱えて遊んでいる犬 ボールも犬が喜ぶ定番のおもちゃですよね。ボールのおもちゃの作り方はとてもシンプルで、使わなくなった靴下を丸めるだけで完成です。

毛糸の靴下なら一足だけでボリュームがあるボールを作れますが、薄手の靴下の場合は何足か重ねるといいでしょう。

キレイな正円には仕上がらないものの、少し形が崩れている方が変則的な跳ね方をするので犬も喜びます。

靴下を丸めてそのままでも十分おもちゃとして機能しますが、できれば数か所を縫い付けておくことをおすすめします。

きちんと縫って形を固定しておくことで、愛犬が激しく遊んでも簡単にはほどけない丈夫なおもちゃになります。

靴下は、犬のおもちゃ作りでは非常に役立つアイテムです。おもちゃをDIYするのであれば、穴があいて履けなくなった靴下はとっておきましょう。

ペットボトルで作るおもちゃ

ペットボトルをくわえているフレンチブル ペットボトルで遊びたがる犬は意外と多く、どうやら噛むときの音と独特な噛み心地が病みつきになるようです。

ペットボトルでおもちゃを作れば、愛犬が夢中になること間違いなしです。

ペットボトルでのおもちゃの作り方はとても簡単で、洗ってラベルとフタを外せば出来上がりです。

いらなくなった靴下の中にペットボトルを入れるなどの工夫をすると、さらにおもちゃらしくなります。

万が一ペットボトルが割れたときの怪我防止にもなります。

さらに一工夫として、ペットボトルの中におやつを入れるのもおすすめです。口の部分が下になるとおやつが少しずつ出てくるという仕組みです。犬のドカ食いを防止する効果もありますよ。

ペットボトルは、おもちゃを手作りする以外にもさまざまな用途があります。

ペットボトルの底を切ってエサを入れるボウルにしたり、斜めに切って散歩のときのフンとりスコップにしたり、画鋲やキリで穴をあけてスプリンクラーにしたりと、アイデア次第で使い方は無限大です。

きれいなペットボトルはそのまま捨てずに、上手に活用してくださいね。

動きをつけられるおもちゃ

ボールをくわえているノーフォークテリア 動いているものを目にすると、犬は本能的に追いかけたくなります。もちろんおもちゃに関しても、動かないものよりも動きがあるものの方が興奮するはずです。

まずは、身の回りで持ち手部分にできるような木の棒を探しましょう。そして、木の棒にタコ糸やゴム糸などを結び付けます。ズボンのウエスト部分に入っているゴムが重宝しますよ。

そして、先端には小さなぬいぐるみなどを付けます。靴下で作ったボールやフェルト生地などを丸めたものでもかまいません。

このおもちゃの良いところは、飼い主があまり動かなくても愛犬が遊べるところです。また、犬が飽きてしまったおもちゃも、このようにリメイクすることでまた興味を持つ可能性があります。

愛犬の運動不足解消にハードルをつくる

シェルティがハードルを飛び越える瞬間 アクティブな性格の犬は、ハードルで思い切り遊ばせてあげましょう。家庭犬は運動不足に陥りがちですが、ハードルでたっぷり遊べれば運動不足の解消にもなり、犬のストレス発散にも効果的ですね。

ハードルを作るために必要な材料はジョイントラックです。隙間を収納スペースとして活用するときにとても便利なので、持っている人も多いかもしれません。ダイソーで安く手に入れることができます。

ジョイントラックをカットして、ハードルを組み立てるパーツを作っていきましょう。必要なのは、ハードルの上下に1本ずつと左右に1本ずつ、そして安定して立つようにするためのパイプです。

それぞれのパーツをジョイントでつなげれば完成です。はじめは低い高さのものから始め、愛犬のサイズやジャンプ力などに合わせて調節してくださいね。

DIYおもちゃの注意点「素材のまま与えると犬が誤解するかも」

パグとパグの顔がついたスリッパ いらなくなった衣類などをそのまま与えても、犬は喜んで遊ぶことでしょう。しかし、それを繰り返していると似たものはすべておもちゃだと勘違いしてしまう可能性があります。

一度「飼い主のにおいがする布類はおもちゃ」と認識してしまうと、まだ現役で着ている服も犬の目からしたらおもちゃと区別がつかないため、手をだしてしまってもおかしくはないですよね。

このような事態を避けるためにも、おもちゃとして「作る」ことはとても大切です。

また、愛犬をおもちゃで遊ばせるときはできる限り目の届く範囲内で遊ばせましょう。

歯や爪に引っかかっている、壊れた箇所が危険そう、そんな様子があれば一度回収して改良を試みて下さい。

ぬいぐるみとヨーキー 手作りというと手間がかかるイメージがありますが、犬のおもちゃはとても手軽に作ることができます。

「手作り自体にはまった」という方も意外と多いので、興味があれはぜひ挑戦してくださいね!

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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