2018年2月18日

愛犬をペットホテルに預ける時に気をつけたいこと

家を留守にしなければいけない時に、愛犬をどこに預けるかを想定していない飼い主も居るのではないでしょうか。

今回は、ペットホテルに預ける際に必要なものや注意点などをご紹介します。

ペットホテルに預ける

ペットホテルらしき場所に預けられている犬 旅行であれば、ペット可のホテルを選ぶことで連れていくこともできます。

また、一晩であれば、お留守番をさせておくことも出来ます。

しかし、家族の入院や葬式など、急な外出時によって1日以上の不在となる場合にはどこかに預ける必要があります。

預け先を事前に決めている場合は問題ありませんが、預け先が決まっていない場合には、ペットホテルに預けるのも一つの方法です。

預けるのに必要なもの

犬が毛布にくるまれている様子 預ける時に慌てずに済むように、ペットホテルにどういったものが必要なのかを事前に知っておく必要があります。

証明書

ペットホテルによっても異なるので、まず近くにあるペットホテルを探しておきましょう。

また、ほとんどのペットホテルでは、予防接種の証明書が必要になります。

狂犬病注射だけでなく、混合ワクチンの証明書も必要なので、紛失してしまった飼い主は、予防接種を担当してくれた獣医さんに行って、再発行をしてもらいましょう。

証明書がなければ、ペットホテルに預ける事が難しいですが、証明書がない場合でも預かっているペットホテルはおすすめする事が出来ません。

サービスとして、普段食べている餌を預けることが出来るペットホテルがあります。

預けられる犬は、場所が変わって不安になることが多いので、ホテルの用意した餌では食べないことや、お腹を壊すことがあります。

預ける日数分の餌をまとめて渡すのではなく、普段あげている一回分の量の餌を小分けにして預けるようにしましょう。

また、ウェットタイプの餌は傷むことが多いので、ドライタイプの餌を預けましょう。

首輪やリード

散歩のサービスのあるペットホテルもあります。

こういったペットホテルに預ける際には、慣れた首輪や銅輪、リードを預けましょう。

他にも

その他にも用意しておきたいのが、飼い主の匂いがついたタオルや毛布です。

普段遊んでいるおもちゃは、大きすぎるもの、首にひっかかる可能性がある、噛むことで破損して飲み込む危険性があるなど、遊ぶときに人の目がないと危ないものは控えましょう。

預けられる犬のストレスを軽減させる為に、落ち着ける環境を作ってあげましょう。


お断りされるケースも

子犬が首をかいている様子 ペットホテルは、お金を出せばどんな犬でも預かってくれる訳ではありません。

以下の場合は、利用をお断りされてしまうことがあります。

予防接種の証明書がない

狂犬病や混合ワクチンの証明書がないと、大半のペットホテルでは預かってもらうことが出来ません。

ダニ、ノミがいる

外飼いをしている場合や、頻繁に草むらが多い場所に散歩をしている場合は、ダニやノミがついている可能性があります。

こまめにシャンプーをしていたとしても、散歩の途中にノミが付くことがあります。

犬の健康を守るためにも、獣医さんに相談して、普段からダニ・ノミ避けの対策をしておきましょう。

しつけが不十分

飼い主にとっては愛犬なので、特に問題に見えない場合であっても、他の方から見れば問題行動に映ることがあります。

吠え癖や噛み癖のある犬、トイレトレーニングが不十分な犬は、程度によってお断りされるケースがあります。

特に噛み癖は、ホテルのスタッフさん、他の犬に怪我をさせることもあるので難しいと考えてください。

家族以外には身体を触らせない犬も、世話が出来ないといった点から、預けることは難しいです。

病気の犬

ペットホテルは、たくさんの犬が集まるので、他の犬に感染する病気中の犬などは預かってもらえません。

妊娠中や老衰から来る病気の場合であっても、預けられるストレスから悪化する可能性もあり、お断りされることがあります。

持病があっても、他の犬に感染する可能性がない場合は、相談の上で預かってもらえるところもあります。

しかし、その場合であっても、事前に獣医さんへの相談を行いましょう。

また、獣医さんが開いているペットホテルを選ぶことをおすすめします。

いざ預けるときに

飼い主と犬がソファに座っている様子 実際に預けることになったときは、普段の様子を伝える、預ける際の説明を聞くためにも時間に余裕を持った行動が必要です。

また、ほとんどのペットホテルは事前に予約が必要になります。

前もって長期間預けなければいけないとわかっているときは、早めに予約を入れておきましょう。

GWやお盆などの時期は、ぎりぎりになると予約をとれないこともあります。

事前に見学しておけば、いざ預けるときも安心できるのでおすすめします。

預けてから無理だったということがないように、お試しに数時間~1泊預けてみるのもよいかもしれません。

預けている間は元気だったのに、帰った途端、ストレスから体調を崩すこともあります。

預けた後の愛犬の様子は、普段以上に観察しましょう。

まとめ

犬が預けられた先で楽しそうにしている様子 飼い主の方の多くは、少しの間であっても可愛い愛犬を預けることに抵抗があります。

しかし、犬を飼っている以上、どうしてもペットホテルに預けなければいけないことはあります。

その時になって初めて、ペットホテルに預ける対策をしたとしても、犬の不安やストレスの軽減をさせる事は難しいでしょう。

可能な限り、預けなくて済むように考えておくことも大事ですが、家族と離れることや、狭いケージで寝ることに慣らしてあげておくことが重要だと言えます。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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