2017年7月6日

【チワワの平均寿命について】病気やストレスなどの注意点は?

華奢な身体と控えめな表情、チワワは思わず守ってあげたいと感じる容姿をしています。

なかには「こんなにも可愛らしく小さな子だと、長く一緒に生活出来るのだろうか」とお迎えする前から不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はチワワの平均寿命や、健康に長生きしてもらうために飼い主が気を付けることについてお話しします。

チワワの平均寿命について

寝転んでいるチワワ 結論からお話しすると、チワワの平均寿命は他の犬種に比べて比較的長く10年から16年と言われています。

健康管理に気をつければ、長く生きることができる犬種です。

では、具体的にどんなことに気を付けていれば元気に過ごしてもらえるのかについて説明します。

骨の怪我には要注意!

チワワは最小の犬種ということもあり、足の骨がとても細く、なんと太さは数ミリしかありません。

少しの段差から飛び降りただけでも骨折してしまう可能性があります。

そのため、ベッドに柵をつけるなど飼育環境を整えてあげることが大切です。

暑いのも寒いのも苦手

メキシコ原産のチワワは、スムースコートでもロングコートでも寒さが大の苦手です。冬場のお散歩は、洋服を着せてあげるなどの工夫が必要になります。

犬に服を着せることに抵抗がある飼い主の方もいるかもしれませんが、体調管理のために服を着せることが必要なこともあります。

チワワは南の生まれですが、暑さに強いわけでもありません。特に夏場の外飼いは絶対に避けるようにしましょう。

お留守番させる際は、室内でもクーラーをつけて出掛けてあげてください。

チワワにとって快適な室温は年間を通して25℃前後と言われています。

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頭を打たないように注意する

毛布とチワワ チワワは大人になっても頭蓋骨がしっかり閉じないことがある犬種です。

ちょうど生まれたての人間の赤ちゃんの頭蓋骨が閉じていないのと同じような感じです。

その為、頭を打たないように注意してあげる必要があります。

狭い場所や高さのない場所を通ることがないように十分注意してあげてください。

年齢とともに運動量が減りすぎないようにする

ボールを咥えるチワワ チワワの老化は一般的に10歳頃から始まるといわれています。

老化が進むと人間と同じように背中が丸くなり、運動能力が落ちて筋肉量が減り、体が次第に衰えていきます。

散歩をいやがることも多くなりますが、散歩に行かなくなるとますます老化が進んでしまうので、根気よく連れ出すようにしましょう。

チワワにとって肥満は大敵です。

若い頃から肥満にならないように注意してあげましょう。


チワワはお散歩しなくていいってほんと?

窓際のチワワ すでにチワワを飼っている知り合いの方から「チワワは散歩しなくていいから楽だよ」と言われたことがあるかもしれません。

確かに毎日の必要な運動量は比較的少ないといわれていますが、一日中家にいるとストレスが溜まってしまいます。

外の空気に触れる事や、色々な匂いを嗅ぐことでストレス発散になりますし、他の犬と出会うことで社交性を身につけることができます。

一日中家にこもり、飼い主としか会わないような生活を続けていると、来客に激しく吠えるような社交性の低い犬になってしまう可能性があります。

散歩の必要性は運動させることだけではありません。

犬の健やかな成長のためにお散歩は欠かせないと言えます。


チワワにぴったりの家族って?一人暮らしでも大丈夫?

抱えられるチワワ

ぴったりなのは「愛犬と毎日一緒に遊べる人」

まず、チワワは遊び好きで好奇心旺盛ですので、きちんと遊んであげられる家族がいいでしょう。

チワワの独立心やマイペースな性格から考えれば、常に一緒に居ることを求められる犬種ではないので、そういった点では一人暮らしの方もお迎えを諦める必要はありません。

しっかりと躾ければ無駄吠えも少なく、騒音問題に繋がりやすい集合住宅で飼うことも可能でしょう。

ただし、これはすべてチワワが大人になった時の話になります。

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吠え癖が不安な方はココを確認!

ソファーとチワワ 子犬の間は、長時間一人でお留守番することは難しいです。

子犬の時期に外出が多いようであれば、生活に大切なしつけを一番覚えられる時期に教えてあげられないことになります。

吠え癖や噛み癖といった問題行動は、子犬の時期に正しいトレーニングが行えなかったことにより習慣化します。

吠え癖や噛み癖を抱えたままでは緊急時の預け先に困りますし、飼い主も犬にとっても生活が不自由になります。

そうならないよう愛犬のために時間を割く余裕が家庭にあるかを深く考える時間は必要です。

「よく吠える犬種だと聞いて迷っていた」という方でも、子犬をお迎えした日から正しいトレーニングを行うことで、無駄吠えに悩むことがなくなるのでお迎えしてからしっかりとしつけをする時間が取れるか検討してみてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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