2017年9月24日

犬と旅行へ!オススメの持ち物や車での移動ストレスを軽減させる工夫とは?

愛犬と一緒の旅行計画を立てているときは、楽しみばかりが先走ってしまいます。

しかし、犬同伴の旅行はいつもとは違う注意点がたくさんあります。

自分も犬も楽しめるように、そして人に迷惑をかけないように、注意点をしっかり心得ておきましょう。

犬と旅行中の体調管理

車の窓から顔を出すゴールデンレトリーバー 旅行中はいつもと違った環境になるので、犬も体調を崩しやすいと言えます。

旅行先でも犬の体調管理をするために、以下のようなことに注意しましょう。

犬との旅行ではいつもの食事を持参する

普段と違う食事を体が受け付けずに食べない事もあるので、いつも与えている食事を持参しましょう。

また、デリケートな犬は器が変わっただけで食べなくなることもあります。

普段の食器も一緒に持っていくとよいでしょう。

犬と旅行に行く前には酔い止めを飲ませる

犬は車酔いしやすい生き物です。

あらかじめ酔い止めを飲ませておくと安心です。

万が一、車に酔って吐いてしまった時のために、ビニール袋や掃除道具も持参しましょう。

人間用の酔い止めは使用できないので、動物病院で酔い止めを処方してもらう必要があります。

室内の温度は20度前後に保つ

犬は被毛で覆われているため、人間と比べて暑さに強くありません。

夏に旅行へ行く場合には、温度管理に常に気を配りましょう。

室内の温度は20度前後に保つようにしましょう。

ただし、冷風が直接当たらないように気をつけてください。

適度に休憩をとる

目的地までの長時間の移動は、犬にとってストレスになります。

車で移動する場合は、こまめに休憩を挟むようにしましょう。

最近はドッグランを設けているサービスエリアも増えているので、施設を上手く利用して犬のストレスを発散させてあげましょう。

動物病院を調べておく

旅行中は、飼い主も犬も程度の差があっても興奮状態なので何が起こるかわかりません。

念のため、旅行先にある動物病院を調べておきましょう。

夜間診療や休日診療を行っている病院を把握しておくと安心です。

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犬との旅行で車移動する際の注意点

キャリーから顔を出しているミニチュアシュナウザー 犬と一緒に旅行をする時には、注意しなければいけない点が多くあります。

トラブルを起こさないためにも、以下の注意点を必ず確認しましょう。

乗車する直前に食事をさせない

車に乗る直前に食事をさせると車酔いの原因となります。

また、吐瀉物が喉に詰まってしまう可能性があります。

食事は乗車の2時間前までに済ませ、量もいつもより少なめにすることをお勧めします。

出かける前にシャンプーをする

出かける前に、シャンプーとブラッシングをして綺麗にしておきましょう。

ペット同伴可の宿であっても、綺麗に宿泊する配慮は必要です。

また、ノミやダニを駆除しておくことで、他のペットに移すなどのトラブルを避けることができます。

犬はハードキャリーに入れる

犬は、ハードキャリーに入れましょう。ソフトキャリーだと、事故にあった時に愛犬を守りきることができません。

なお、キャリーケースに入れずに人間の膝に乗せるのは論外です

。運転席の下に潜り込んだりする可能性があります。

過去には、犬を膝に乗せていたことで違反切符を切られた例もあります。

犬が車酔いしても窓は開けない

人間の感覚では、車酔いした時には窓を開けて新鮮な空気を吸いたくなりますが、これは犬にとっては逆効果になります。

色々な匂いが窓の外から入ってくることで犬が混乱し、車酔いがより酷くなります。

犬を車内に置いていかない

少しの時間であっても、犬だけを車内に置いて出かけないようにしましょう。

真夏でなくても停車中の車内の温度は短時間で上がるので、すぐに熱中症になります。

最低でも1人は犬と一緒に車で待っているようにしましょう。

宿に入る前にトイレを済ませる

旅行中の犬は興奮しているので、宿に着いた瞬間に粗相をしてしまうこともあります。

普段は問題なくトイレができる犬であっても、宿に入る前にトイレを済ませておきましょう。

気持ちが落ち着くまでは、近所を軽く散歩するのもお勧めです。

部屋にトイレなどをセッティングする

普段はトラブルを起こさない犬でも、興奮・緊張状態では何をするかわかりません。

部屋に着いたら、普段使っているトイレやベッド、クレートなどをセッティングしてあげましょう。

慣れているものがあれば多少は落ち着きます。

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犬と旅行の際に観光先や宿泊先での“わんこ連れ”マナー

トランクケースの横で伏せをしているジャックラッセルテリア 観光先や宿泊先には、ペットを連れていない方も大勢います。

他人に迷惑をかけないように、マナーはきちんと守りましょう。

宿に入る前にブラッシングをする

宿に入る前には、足を拭いてブラッシングをしましょう。

宿にはペットのいない一般客もいることを考え、極力汚さないように心がけるのがマナーです。

宿内では、客室を含めてブラッシングをしてはいけないことを心得ておきましょう。

宿のフロントで注意事項をきく

宿によって、ペットと泊まる為の規則が異なります。

あらかじめフロントで注意事項を確認しておきましょう。

散歩コースなどについても尋ねておくと安心です。

共有スペースではリードをつけて歩く

どんなにおとなしい犬でも、共有スペースでは自由に歩かせないのがルールです。

リードを短く持ち、壁側を歩かせましょう。

犬が興奮気味になったら、おやつを与えるなどして落ち着かせましょう。

犬と一緒に出かけられる場所を選ぶ

宿の部屋で、犬だけで留守番させることはできません。

普段は問題なく留守番をしている犬であっても、初めて来た宿の部屋に一匹で居るのは非常に不安なものです。

最近は犬も同伴可能な観光地が増えているので、前もって調べておきましょう。

食事に同伴させるときは「ふせ」の姿勢で待たせる

犬を食事に同伴させるときは、「ふせ」あるいは「すわれ」の姿勢で待たせるのが鉄則です。

それが難しい場合は、ケージに入れたままにしておきましょう。

人間用の食事を与える、施設の食器を使う事は出来ないので注意しましょう。

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犬と旅行する際の宿泊先の選び方、予約時の確認点など

ホテルの受付でチェックインする女性と黒ラブ 宿泊先は、旅行の質を決める大切な要素です。

愛犬と一緒に安心して泊まれる施設を選びましょう。

近場のエリアを選ぶ

初めて愛犬と旅行をするのであれば、車で行ける場所を選びましょう。

愛犬と空の旅も不可能ではありませんが、大きなストレスと不安、危険が伴います。

犬が旅行に慣れるまでは近場を選択し、徐々に距離を伸ばしていくなどの工夫をしましょう。

暑い場所は避ける

犬にとって暑さは非常に辛いものです。

あまり負担をかけると犬が体調を崩してしまいます。

特に夏場の旅行は、避暑地を選ぶなどして犬に配慮しましょう。

宿泊施設のルールを確認する

「ペット同伴可」と書かれている宿泊施設でも、規則はそれぞれの施設で異なります。

部屋で放し飼いできる施設もあれば、ケージに入れておく必要がある施設もあります。

その施設が自分の希望に合っているか確認した上で予約を取りましょう。

特に、多頭飼いしている人や大型犬を飼っている人は宿のルールを入念に確認してください。

犬との旅行に役立つ便利グッズ

ベッドで眠るフレンチブルの子犬 犬と旅行する時には、フードやベッド、トイレグッズなど、様々なものを持参する必要があります。

それに加えて、以下のグッズもそろえておくといざという時に便利です。

普段使っているおもちゃ

旅行中は、犬を待たせなければいけないシチュエーションも出てきます。

そのような場合に、おもちゃがあれば犬もおとなしく待っていられます。

また、普段から使っているおもちゃであれば犬を落ち着かせる効果も期待できます。

コロコロなどの掃除道具

犬と同伴で宿泊をした時は、注意していても客室内は汚れてしまいます。

コロコロなどを持参しておくと、室内に散らばった毛も簡単に掃除することができますし、衣服や車内の毛が気になった時にも便利です。

迷子札

旅行中は犬も慣れない土地に興奮するため、ちょっとしたはずみで走り出してはぐれる可能性があります。

迷子札を用意しておけば、愛犬とはぐれた場合でも再会できる可能性が高まります。

万が一に備えて準備をしておきましょう。

まとめ

愛犬が一緒の旅行は、留守番させての旅行よりも楽しくワクワクすると思います。

旅行を無事に楽しむために、準備を行って注意点とマナーを心得て愛犬と素敵な思い出を作ってください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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