2017年12月26日

愛犬と電車に乗ることになった際のチェックポイント

大切な家族である愛犬とは、実家に帰省するときも休暇に旅行に行くときも一緒に連れて行きたい方も多いのではないでしょうか。

長距離移動する際には車での移動をお勧めしますが、やむを得ず電車に乗ることもあることかと思います。

犬を連れて電車に乗るときのポイントについてご紹介します。

犬と電車に乗るのはOK?

電車のシートの上に犬がお座りをしている様子 犬が電車に乗っている光景はあまり見かけないため、そもそも犬を乗車させていいのだろうかと疑問に思う人もいるかもしれません。

各鉄道会社の規則をみると、ほとんどに「小動物は乗車可能」とあります。

そのため中型犬や大型犬は特殊なケースを除き乗車できませんが、小型犬であれば電車に乗せることができます。

なお、犬をはじめとした動物は法律上は物として扱われるため、電車では手回り品扱いとなります。

愛犬を電車に乗せる前に

犬がリュックの中に入っている様子 初めて犬を連れて電車に乗るときには前準備が必要です。当日になって慌てることのないように、準備は万全にしておいてください。

利用する鉄道のルールを調べる

鉄道会社によって、犬を乗車させるときのルールはそれぞれ異なります。

指定されているキャリーバッグのサイズなどを確認しておくようにしましょう。

料金はJRの場合は有料ですが、私鉄では無料のところもあります。

キャリーバッグを購入する

利用する鉄道会社の規則を調べたら、条件を満たしたキャリーバッグを購入しましょう。

頭までしっかり隠せるタイプのものを選んでください。

また、キャリーバッグに慣れていない場合は自宅や外出先で練習して事前に慣れさせておきましょう。

トイレを済ませておく

電車の中でトイレをした場合は対応が大変になります。必ず乗車前にトイレを済ませておきましょう。

また、電車に乗る直前に食事をすると酔ってしまう可能性があります。食事は乗車の2時間前までに与えるようにしてください。

最低1度は練習する

電車で長距離移動するときにぶっつけ本番ではやはり心配です。

数駅だけでもいいので、最低1度は練習しておくようにしましょう。

練習するときは、できるだけ人が居ない曜日や時間帯を選んでください。


愛犬と電車に乗るときのマナー

電車のホームに犬がお座りをしている様子 周りの人に迷惑をかけないためにも、特に大切なマナーをご紹介します。

キャリーバッグは膝の上か足元に

乗客が少ない場合は席に座り、膝の上でキャリーバッグを抱えてください。

人が多くて座れない場合、席の隣に人がいる場合は、足元にキャリーバッグを置くようにしましょう。

犬の存在を隠す

犬を乗車させていることが他の乗客に知られないようにしましょう。悪いことをしているわけではありませんが、人によっては犬を嫌がります。

トラブルを起こさないためにも、可能な限り周囲に気付かれないようにしましょう。

犬好きの人が犬の存在に気付いて近寄ってきても、ケージから出して抱っこさせたり触らせたりするのはマナー違反なのでやめてください。

非常事態には降車する

乗車している最中に愛犬の体調が悪くなってしまうことも考えられます。その場合は無理をさせず、一度降車して様子を見るようにしましょう。

また、慣れない電車で落ち着かずに急に吠えることもあり得ます。その時も同様に次の停車駅で電車を降りるようにしてください。

あらゆる非常事態に備えられるようにするためにも、時間の余裕をもって出発するようにしてください。

まとめ

飼い主と一緒に電車に乗っている犬 飼い主にとってはかわいい愛犬ですが、電車を利用されている方の中には犬が苦手な人や犬アレルギーがある方もいます。

愛犬と電車に乗るときにはそのことを十分に心得て、マナーを守って乗車するようにしましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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