2018年12月23日

子犬を迎える初日までに揃えたい6つの基本グッズ

まだまだ真っ新な状態の子犬は、飼い主が準備不足であたふたしているとしつけも上手く覚えられなくなります。

まずは、子犬を迎える初日の段階で必要なものをしっかり揃えておくことで、安心して成長できる環境を整えてあげましょう。

お迎えの際は移動手段や不調時の対策を。

子犬をお迎えする時に、車か交通機関のどちらを利用して移動するかによって状況は大きく変わりますが、準備するものは大体同じです。

電車などの交通機関はもちろん、自家用車の場合も犬用キャリーを用意していった方が安心です。

犬によってはキャリーから出たがる様子を見せますが、腕に抱いて帰るのは、暴れた拍子に落下のリスクなどがあるのでおすすめはできません。

また、移動中調子が悪くなった時や排泄した時のために、ビニール袋も持っておきましょう。

子犬は長距離の移動にも慣れていないので、緊張による体調不良や車酔いなどを起こしやすいのです。

▼お迎え初日や動物病院でワンコがキャリーの奥に逃げ込んでしまうことがあるので、ダブルドアという選択肢もおすすめ。

慣れたドッグフードを用意してあげる

もしもペットショップや元の飼い主から子犬を迎え入れるのであれば、元々どんなドッグフードを与えていたのかも聞いておきましょう。

新しい環境にまだ適応していない子犬にとって、食べ慣れたドッグフードは嬉しいはずです。同様に、食器も使い慣れたものを使ってあげるとよいでしょう。

まったく同じものでなくても、食器の高さや材質などは出来る限り似たものにしておくことをおすすめします。


トイレシートが入れられるケージ

ケージの中にいるポメラニアンの子犬 お迎えした初日は子犬が元気そうでも一旦ケージで休憩させて、過剰に構わないようにします。

ステンレス製など、子犬の噛み癖にも耐えられる素材のケージなら長持ちするためおすすめです。

サイズで悩んだ場合は、トイレシートとベッドがちょうど収まるサイズを目安にしてみましょう。

ケージの中がシートとベッドで二分されていれば、トイレの失敗が少なくなるのでトイレトレーニングもスムーズになります。

▼トイレトレーニング中はお掃除が楽なものが助かります。ただ、ロック部分の材質は耐久性があるものか要チェック。

▼カバーをかけて暗くすると、お迎え初日でそわそわしている子犬が落ち着くことも。


トイレシート

ペット用のトイレはトイレシートと呼ばれる専用のシートを使います。トイレシートは使い捨てかつ使用回数も多いものなので、少し多めにストックしておいてOKです。

前項目でも触れたように、トイレトレーニングは初日からはじめることが理想です。そういう意味でも、優先順位の高いグッズだといえます。


▼子犬のトイレトレーニングは「失敗させないこと」が大事なので、まずはたくさん用意しておきましょう

犬も安全な消臭スプレー

水が入ったボトルとトイプードル 吸水性の良いトイレシートとはいえ、排泄回数の多い子犬はそれでもトイレシートからはみ出してしまう可能性があります。

新聞紙などトイレシートの下にもう一枚下敷きを敷くことで、不衛生なトイレ環境を防ぎましょう。

また、排泄物がついてしまった部分は放置すると「ここがトイレだ」と勘違いしてしまうため、速やかに消臭しておく必要があります。

消臭スプレーはもともとお持ちのご家庭が多いと思いますが、子犬が舐めても安全な成分か必ずチェックしておいてくださいね。(初めての愛犬だと、意外と見落としがちです…!)

▼「舐めてもOK」の根拠までしっかり書かれていると安心できますね

ダンボールをストックすると便利

子犬を迎える際、ダンボールをストックしておくと何かと役立ちます。トイレトレーが間に合わなかった時に代用でき、食器の高さが合わない時微調整したりと、材質や厚みがかゆいところに手が届きやすいのです。

また、ダンボールには防寒性能も備わっているため、シーツやベッドの下に敷いておくと子犬もリラックスできます。

ウェットシートを用意する

子犬はお尻周りやトイレ周りが何かと汚れがちなので、それを掃除するためにウェットシートを用意しておきましょう。

ただし、人間用にアルコールが含まれているウェットティッシュは刺激が強くNGです。

ペット用ウェットティッシュを購入するか、人間の赤ちゃん用などアルコールが含まれていない肌に優しいウェットシーツを使いましょう。

▼流せるウェットシートは始末も楽チン

飼い始めてから慌てないために

眠っているラブラドールの子犬 子犬を育てるのは想像以上に大変で、犬との暮らしがはじめてなら戸惑うことも多いはずです。

トイレシート、ケージなど必要不可欠なものはもちろん、飼い主の皆さんが落ち着いて対応できるよう、便利なグッズはどんどん活用していきましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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