2018年1月16日

犬の健康手帳ノートをつくってみよう

愛犬の健康を維持するのは、飼い主の重要なタスクの一つ。

そして、犬の健康管理に役立つのが「犬の健康手帳」です。

ここでは犬の健康手帳に記録する項目や犬の健康手帳をもつことのメリットなどをご紹介するので、ご参考ください。

犬の健康手帳とは?

犬を撫でながら飼い主が何かをメモしている様子 犬の健康手帳は、その名の通り犬の健康管理を目的としたものです。

ここでは犬の健康手帳に記載すべき項目をご紹介します。

犬のサイズや体重

愛犬の体重や身体周りのサイズを定期的に測って記録しておきましょう。

こまめに記録を付けることによって、肥満気味、痩せすぎた時に気付くことができます。

ワクチン接種や予防接種の記録

犬が受けるワクチンには、混合ワクチンや狂犬病予防ワクチンなどがあります。

また、フィラリア予防薬やノミダニ駆除薬の接種も重要です。忘れることのないように予め、健康手帳に予定を記入しておくようにしましょう。

持病の症状や治療の記録

持病がある場合は、いつどのようなタイミングで症状が出たのかを記録しておきましょう。

症状への対処もしやすくなり、悪化を防ぐこともできます。また、治療を受けたときにはその旨も記録しておきましょう。

犬の健康手帳をもつメリット

犬の健康状態を見て健康手帳を付けているように見える様子 犬の健康手帳は、様々な場面で役に立ちます。ここでは犬の健康手帳をもつ主なメリットをご紹介します。

日々の健康管理に役立つ

日々の記録を取っていくことで愛犬に変化が生じたときに気付きやすくなります。

病気の兆候があったときに正しい対処を素早く行えるので、日々の健康管理に役立つといえるでしょう。

子犬の成長記録が付けられる

子犬の頃から健康手帳に記録を付けていれば、愛犬が成長していく様子が分かります。

飼っている犬が生んだ子犬を里親に出すときの情報提供にも重宝します。

愛犬を預けるときのメモ代わりに

旅行や帰省のときに知人やペットホテルに愛犬を預ける人は多いと思います。

そんなとき、愛犬と一緒に健康手帳も預けておくといざというときに役に立ちます。預かる側も安心して愛犬を引き取ってくれるでしょう。

緊急時のトラブル防止

何らかの事情で転院したときに健康手帳があれば、獣医師にとって有用な資料となります。

また、災害時に複数人で犬の面倒を見るときにも役立てることができます。


犬の健康手帳のつくり方

飼い主が犬の近くで何かをメモしている様子 上記でご説明した通り、犬の健康手帳は犬の健康を管理する上でとても重要なものになります。

ぜひ、愛犬のための健康手帳をつくってあげてください。

健康手帳を手に入れる方法としては、市販のものを購入する以外にも、自分で手作りも可能ですし、携帯アプリを使用することも出来ます。

ショップや通販で購入する

犬の健康手帳は犬グッズを販売しているショップや通販などで購入することができ、またジャパンケネルクラブでも作成・販売しています。

自治体が配布している場合もあるので、自分の住む自治体のホームページも確認してみてください。

システム手帳を使って手作りする

犬の健康手帳は、システム手帳を使って手作りすることもできます。

メモ欄に愛犬の基本情報を記載し、スケジュール欄に体重測定の結果やご飯の様子、病院での検査結果などを記入していくことで健康手帳になります。

携帯アプリを活用する

犬の健康管理ができるアプリもあるので、これを活用するのもおすすめです。

普段から持ち歩いている携帯で、気になったことを気軽に記録しておくことができます。

アプリにも多種多様なタイプがあるので、自分にとって使いやすいものを選んでください。

まとめ

犬の傍で飼い主が何かをメモしている様子 愛犬が若くて健康なうちは、健康手帳の必要性はあまり感じられないかもしれません。

しかし、記録がないといざというときに困ってしまうことが考えられます。

愛犬にながく元気でいてもらうためにも、ぜひ健康手帳をつくって健康管理をしてあげてください。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい

PAGE TOP