2017年9月17日
子犬のお迎え当日にすべきことは?準備と帰宅時の車移動の注意点も
新しい家族として子犬をお迎えするときは、ワクワクした気持ちでいっぱいだと思います。
嬉しい気持ちばかりが先走りがちですが、子犬にも家で快適に過ごしてもらうために事前準備はしっかりとしておきましょう。
犬用のグッズを揃える他にも必要な事項がたくさんあるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。
もくじ [非表示]
- 1 子犬を迎える上で事前に準備すること
- 1.1 家族の了承を得る
- 1.2 急病に備えて病院を調べる
- 1.3 部屋の整理をする
- 1.4 家にある植物の毒性を調べる
- 1.5 ハウスを作る
- 1.6 名前を考える
- 1.7 しつけの準備をしておく
- 2 子犬のお迎えの日に確認すること
- 2.1 子犬が今まで食べていたエサ
- 2.2 トイレの特徴
- 2.3 お気に入りのおもちゃ
- 3 家に着くまでの注意点
- 3.1 徒歩の場合
- 3.2 車の場合
- 3.3 電車の場合
- 4 子犬をお迎えした日に家でするべきこと
- 4.1 ゆっくり休ませる
- 4.2 名前を呼ぶ
- 4.3 ケージの中で過ごさせる
- 5 子犬をお迎えする時のその他必要備品について
- 5.1 ケージ、サークル
- 5.2 フード
- 5.3 首輪、リード
- 5.4 食器、水飲み
- 5.5 おもちゃ
- 6 まとめ
子犬を迎える上で事前に準備すること
犬を飼い始めたら、全て飼い主が責任を取らなければいけません。まずは、家に迎える前に事前準備をしましょう。
家族の了承を得る
犬を飼う上での前提条件として、家族全員が賛成していることが挙げられます。たとえ自分がすべての面倒を見るとしても、反対の人が一人でもいると迎えた子犬が幸せになれません。
初めは反対していた家族が徐々に犬の世話に協力的になったという話はよく聞きますが、それは結果論です。
犬を飼うということを全員が了解していることを、必ず確認しておきましょう。
急病に備えて病院を調べる
飼い始めた犬が、いつ体調を崩すかはわかりません。特に環境が変わったばかりの子犬は体調を崩しやすいので、万が一に備えて近くにある動物病院を確認しておきましょう。
診察時間や休診日、評判などを事前に確認しておくと安心です。
部屋の整理をする
家の中には、煙草や薬など体に害があるものが多くあります。好奇心旺盛な犬がそれらを口にしないように、部屋の整理整頓をしておきましょう。もちろん、犬に壊されると困る貴重品も片付けておきましょう。
特に注意したいのは電気コードです。
電気コードを誤ってかじってしまうと、感電して大変なことになる可能性があります。
コードを保護するシートを貼る、コードが集まる場所に立ち入れないようにするなどの対策をしておきましょう。
家にある植物の毒性を調べる
家に植物がある場合は、それが犬にとって有毒なものでないかを調べておきましょう。
家庭でしばしば植えられている草花でも毒性がある場合があり、例えばチューリップにはツリピンという有毒成分が含まれています。
そのため誤って食べてしまうと嘔吐や下痢、最悪の場合は心臓麻痺を起こします。
他にも犬にとって有毒な植物として、アサガオやヒヤシンス、あじさい、アロエなどが挙げられます。
ハウスを作る
迎えた子犬が落ち着ける場所を家の中に用意しておきましょう。サークルまたはケージをおいて、専用のスペースを作る方法がおすすめです。
最初からサークル、ケージが家だと教えておくと、大きくなってからも“安心できる場所”となります。
サークルの中に準備するものは、ベッド、トイレ、食器、給水器などです。
ベッドには、移動用のケージをそのまま使用することもできます。
サークル、ケージの大きさは、子犬が成犬に成長したときの大きさを想定して選ぶとよいでしょう。
名前を考える
これから家族となる可愛い子犬のために、愛情のこもった名前をつけてあげましょう。周りの人も犬もすぐに覚えられるような、短くて発音のしやすい名前がおすすめです。
しつけの準備をしておく
犬のしつけは迎えた日からはじまります。「最初の頃ぐらいは思いっきり甘やかしてあげたい」と思うかもしれませんが、最初に許されていたことがある日から突然怒られるようになると、犬も混乱してしまいます。
最初から教えておくことで、犬にとって余計なストレスを与えないことに繋がります。
お迎えする前にある程度のしつけの知識、また家族内のルール(しつけの際に使う言葉など)などをしっかり準備しておきましょう。
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子犬のお迎えの日に確認すること
子犬を迎えるときには、これからの生活に役立てるために以下のようなことを確認しておきましょう。
子犬が今まで食べていたエサ
与えるエサの種類や量、時間などを急に変えると、エサを食べなかったり体調を崩したりする恐れがあります。必ず、食べさせていたエサとエサの与え方を確認しておきましょう。違うフードに変えたい場合も、子犬が新しい環境に慣れるまでは同じ食生活を続けることをおすすめします。
トイレの特徴
排便の時間など、トイレの特徴をきいておきましょう。また、トイレグッズは子犬が使用していたものと同じものを揃えておくと子犬が安心してトイレをすることができます。お気に入りのおもちゃ
子犬が使っていたお気に入りのおもちゃがあれば、できれば譲ってもらうことをおすすめします。新しい環境でも、ずっと使っていたおもちゃがあることで犬の気持ちが落ち着きます。可能であれば、毛布などももらっておくとよいでしょう。
家に着くまでの注意点
子犬を受け取って家に連れ帰る方法は、徒歩、車、電車の3通りの方が多いでしょう。
徒歩の場合
子犬を家まで歩いて連れて帰る場合は、キャリーやクレートを用意しましょう。子犬が落ち着かないときのために、おもちゃやおやつを用意しておくと安心です。車の場合
車で連れて変える場合も、キャリーやクレートの用意が必要です。犬が歩き回ることによる思わぬ事故を防ぐためです。また、犬が車酔いしたときのためにタオルやティッシュペーパーなどを準備しておきましょう。
電車の場合
電車に犬を乗せる場合は、盲導犬や補助犬以外は指定されたサイズのケージやクレートに入れなければいけません。このとき、頭まですっぽり隠れていなければいけないことに注意しましょう。
ケージのサイズは、JRの場合であれば長さ70センチ以内、タテ・ヨコ・高さの合計90センチ、重さ10キロ以内と決められています。
このサイズのケージに収まりきらない犬であれば、他の交通手段を考える必要があります。
また、犬を乗車させるときには鉄道会社によっては有料となります。JRであれば、有料で280円です。
あらかじめ、使用する鉄道会社のホームページで確認しておきましょう。
子犬をお迎えした日に家でするべきこと
可愛い子犬を家に迎えると、ひたすら撫でたり遊んであげたくなる飼い主も多いと思います。しかし、これから長年にわたって犬と一緒に暮らして行く上で最初の1日はとても肝心です。
犬を迎えた日にすべきことを、きちんと理解しておきましょう。
ゆっくり休ませる
小さな子犬は寝ることが仕事です。特に新しい家に着いたばかりは子犬は疲れています。つい構いたくなる気持ちをぐっとこらえてゆっくりさせてあげましょう。特に寝ている間は触らずにそっとしておいてください。
名前を呼ぶ
自分の名前を覚えられるように、はっきりと明るい声で名前を呼びましょう。反応したら、その都度褒めることが大切です。褒めすぎると興奮してしまうので、軽く頭を撫でて「グッド」や「いいこ」などの言葉をかけてあげてください。
ケージの中で過ごさせる
初日に限らず、基本的に最初の1ヶ月はサークルやケージの中で生活させましょう。寝るときまでずっと一緒にいたいという飼い主も多いですが、サークルやケージで過ごさせるのはしつけの一環です。
これを怠ると、飼い主と離れることが大きなストレスとなる「分離不安症」になってしまいます。
長く生活していく中では、お留守番やペットホテル、入院など、飼い主と離れなければいけない場面に必ず遭遇します。
分離不安症の犬はこのような状況で体調を崩してしまうので、初めにきちんとしつけをしておくことが愛犬の為になります。
この時期に覚えたことが成長しても影響してくるということを、頭に入れておきましょう。
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子犬をお迎えする時のその他必要備品について
その他にも、用意して置くべき備品がいくつかあります。ここでは、必ず用意すべき必需品をご紹介します。
ケージ、サークル
しつけのためにもケージやサークルは必要です。サークルは柵だけなので、掃除が簡単というメリットがあります。しかし、脱走してしまう可能性があるため、小さいお子さんのいる家庭ではケージの方がよいでしょう。
フード
前述したように、初めは慣れているフードを食べさせましょう。フードを他のものに変えたい場合は、1週間くらい経過してから徐々に新しいフードを混ぜていくことをおすすめします。首輪、リード
たとえ小型犬でも、散歩をするときには首輪とリードが必要になります。散歩できない時期から首輪をつける習慣をつけておけば、散歩デビューの時に首輪を嫌がりにくくなります。食器、水飲み
食器と水飲みも必要になるグッズです。プラスチック、ステンレス、陶器、木製など多種多様な食器が販売されているので、メリットやデメリットを考えて購入しましょう。サークルの中に置くものは、軽くて丈夫なプラスチック製のものがおすすめです。おもちゃ
小さい時からできる遊びは「引っ張りっこ」や「もってこい」などです。ロープトイやボールなどを用意してあげると喜びます。まとめ
犬を飼うにはたくさんの準備が必要です。抜かりなく準備をすることで、子犬にとって快適になるように迎え入れてあげましょう。子犬を迎える事が、大変に感じられたかもしれません。
しかし、実際には事前の準備よりもお迎えしてからの方が大変です。
事前準備はこれから始まる愛犬との生活の第一歩だと思って頑張りましょう。
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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。
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