2017年12月10日

犬同士の初対面時に注意すべきこと

愛犬を散歩させる際には、時として近所の犬と出会うこともありますよね。

そのような場合に、あなたの愛犬と通りがかったよその犬とが喧嘩してしまうようなことはありませんか?

初対面での犬同士が何らの問題もないようにするための注意点を、当記事では解説していきます。

注意が必要な理由

石の地面を見つめる犬 犬を飼っていると、犬の気性は実に様々であることに気付かされるでしょう。

特に外出中であれば、よその犬と出会った際に吠えかかったり、仲良くできたり、じゃれ合ったり、無関心であったり、などといったような感じです。

また、相手の犬のお尻を嗅いだ時点まではご機嫌が良かったものの、反対に相手から臭いを嗅がれてしまえば、突如として怒り出すパターンもよくあることですよね。

このような状況が続いていけば、誤って噛み付いてしまうこともあり得ることでしょう。

犬のなかには、本気で噛み付くこともあり得るために、犬ばかりでなく相手の飼い主がケガを負ってしまうことも充分に懸念されます。

こうしたリスクを防止するためには、犬同士が初対面する際には、たとえどのような犬であろうと対策を施しておくことが望ましいといえるのです。

注意点① 犬社会に馴染んでいない犬

タオルケットに包まれる犬 普段は、大人しく慣れ親しんだ人にはおおらかな犬であろうと、初対面の際には、攻撃的になってしまうことも予測されます。

一見すれば穏やかな犬であろうと、犬社会に馴染めていない犬であれば、犬同士でのコミュニケーションが不得手であると考えられます。

犬が尻尾を振っていれば、喜んでいると捉えがちかもしれませんが、喜んでいるように見えても、尻尾の振り方が小刻みであれば、戦闘準備体制に相当する行為と解釈できるのです。

人から見て、プラスの意思表示であるように見えても、犬の意思はそうではなくマイナスの意思表示であるケースも存在します。

このような意思を正確に読み取っておくのも、飼い主の努めなのではないでしょうか。

そうすることで、未然なトラブル対策となるのです。


注意点② 犬にも難しいタイプが存在することを念頭に

頭を撫でられる犬 犬の心情を理解していたにしても、人に人嫌いが存在するように、犬にも犬嫌いが存在します。

そのため、いくらこちらの犬が親交的であろうと相手の犬がそうでなければ、トラブルになりかねません。

そのような犬のなかには、普段からおとなしそうな犬もいることから、外見からは判断するのは困難だといえます。

よって、犬のなかにはどうしても仲良くなるために時間がかかってしまう犬もいることを念頭においておきましょう。

注意点③ 相手の飼い主の意見を聞く

森の中を歩く飼い主と犬 犬同士の問題が解決していたとしても、犬同士が初対面であれば、まず事前に飼い主に断りを得ておきましょう。

時として、相手の飼い主の方から挨拶が苦手な犬なので遠慮してほしい旨を言う可能性もあるからです。

さらに飼い主同士がまず率先して仲良くすることによって、犬同士も何らのリスクもないものと判断する可能性が出て来るからです。

犬同士の関わりよりも、飼い主同士のコミュニケーションのほうが優先される場合もあるために、飼い主の承諾を得てから犬同士が交わるようにすると良いでしょう。

まとめ

ドアの前でリードを加えるラブラドール 以上のとおり、愛犬がよその犬と初対面する際には注意を払っておかなくてはならないのです。

犬のなかにも犬種を問わず、フレンドリーなものや難しい気性の持ち主まで実に諸々存在するのです。

そうしたことから、まずは犬の心情を理解するとともに、気長に待つことも重要なのではないでしょうか。

人間でもなかなか難しいとされる初対面時ですから、犬からしてみれば、仲良くできた際には褒めてあげましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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