2017年11月14日

愛犬と動物病院に行くときに役立つ持ち物リスト

動物病院に行くとき、予防接種や健康診断であれば不安も少ないですが、愛犬が体調不良を起こした時は飼い主の方も不安だと思います。

不安な気持ちは犬に伝わってしまいます。急に動物病院に行くことになっても安心できるように、愛犬と病院に行く際の持ち物リストをまとめました。

事前に準備しておいて、飼い主が落ち着いてしっかりリードしてあげるようにしましょう。

キャリーバッグとリード

キャリーバッグに入った犬をもう一匹が不審な目で見ている様子 動物病院に連れて行く際に、電車や車に乗る場合や様々な状態に対応できるように、キャリーバックを準備しておくと安心です。

突然の災害の時にも必要な物なので、もしお持ちでない場合は愛犬のサイズに合ったものを準備しておくようにしましょう。

小型犬用・中型犬用キャリーバック

いつもはお利口な愛犬でも動物病院独特の雰囲気にのまれたり、狭い待合室に知らない人や犬がいる状況では、いつもより攻撃的になることがあります。

キャリーバックを持っていくと愛犬が安心して過ごせる場所を確保してあげることができます。

キャリーバッグの種類と説明をするのでご参考ください。

・プラスチックのボックスタイプ

プラスチックのボックスタイプのキャリーバッグに入った犬と入っていない犬がこちらを向いている様子 最もスタンダードなキャリーバックの一つです。床に置くことができるので、お会計の時なども安心です。粗相をした場合には、水洗いもできるので衛生面の心配も少ないです。

ただし、ほとんどの製品に折りたたみ機能が付いていない場合が多いので、普段少し場所を取ってしまうのが難点です。

・リュックタイプのキャリーバック

リュックタイプのキャリーバッグに入ったプードルがこちらを見ている様子 リュックタイプのキャリーバックは、手で持つよりも楽に愛犬を運ぶことができます。飼い主の匂いや温度を身近で感じられるので愛犬が安心してくれると言う効果もあります。

ただし、リュックを背負うときや、下ろす時に少し注意が必要です。

・バギータイプのキャリー

ポメラニオンがバギータイプのキャリーバッグで心地よさそうにしている様子 中型犬以上の大きさになると、キャリーバックが重くなってしまうので、女性一人では持ち運ぶ事が難しくなります。

そんな時には、バギータイプのキャリーをおすすめします。普段のお散歩の時などに少しずつ慣れさせておくと、愛犬も安心して動物病院に行くことができます。

ただし、病院によっては待合室が狭い場合や、入り口にスロープがない場合もありますので、行きつけの病院の状況の確認や、事前に電話で相談するようにしましょう。

大型犬用のキャリーバック

大型犬用のキャリーバックは、持ち運ぶためというよりは車移動の時に居場所を作る状況や、待合室で安心させるために使用することが多くなります。

プラスチック製のものだと重く、普段の収納場所の確保が大変かもしれません。折りたためるタイプのキャリーバックを準備することをおすすめします。

普段から使っているバスタオルや毛布を準備

飼い主や自分の匂いがついたバスタオルや毛布を入れてあげると愛犬が安心することができます。

また、電車やバス移動、待合室で他の犬に気が散る様子が見られたら、キャリーバックにかけて暗くするなどの使い道もあるので重宝します。

リード

レトリバーが嬉しそうにリードを咥えている様子 キャリーで運ぶ場合も、念のためになりますが普段のお散歩で使用しているリードも持っていきましょう。

粗相を片付けるグッズのセット

キャリーバックに入っている犬は、不安からいつもはしない粗相をすることがあります。また、体調を崩している場合は、下痢や嘔吐をすることがあるので必ず持っていくようにしましょう。

基本のトイレセット

子犬がトイレっとピーパーにくるまれている様子

・ペットシーツ

 キャリーバックの下にも敷いておけば、キャリーの中で粗相をしてもすぐに片付けができます。

・トイレットペーパーとビニール袋

 お散歩の時に使っているのと同じ物でも大丈夫です。

・密閉袋

 移動中に粗相をしてしまった場合、カバンの中に入れて匂いが外に漏れないグッズも必須です。

電車やタクシーなどを利用されている他の方に、匂いで迷惑をかけないで済むだけでなく、自分の持ち物に匂いが移る事も防げます。ペット用の密閉袋は匂いが漏れにくいのでおすすめです。


動物病院でのマナー

アイリッシュ・ジャック・ラッセル・テリアがお医者さんに触られて不思議そうな顔をしている様子
動物病院には様々な事情の飼い主さんと動物が来られます、マナーをしっかり守るようにしましょう。

・受付の台やソファに犬を乗せない
・犬は繋いで足元に座らせるか、キャリーに入れる
・待合室でおやつをあげない
・可愛くても他の犬に話しかけたり触ったりしない

まとめ

診察台の上にバイアイのシベリアンハスキーが舌を出して伏せている様子 動物病院に行く際の持ち物についてまとめました。

基本的な持ち物の他に、病院が変わる際は過去に診察を受けた書類や、ワクチンの接種記録なども持って行くと話が早くて安心です。

動物病院に初めて訪れる方は様々な心配で躊躇してしまうかも知れませんが、行きつけの病院がある安心感は何にも代えがたいものです。

病院に行くときは、飼い主が落ち着いて犬を安心させてあげることが大切なので、しっかりと準備してあげましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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