2017年12月31日

マナー違反ですよ!ドッグランでのNG行動

ドッグランで愛犬が自由に楽しんでいる光景は観ているだけでも心が癒されます。

しかし、ドッグランはパブリックスペースでもあるので、利用する際には当然マナーとルールが存在します。

今回は、ドッグラン使用の際にやってはいけない飼い主の行動をテーマに取り上げて紹介します。

ドッグランは公共の場であることを忘れないで!

ボールで遊ぶ3頭の犬 ドッグランに集まる犬と飼い主はまさに多種多様といえます。

犬種、年齢、生活環境の異なるさまざまな犬とその飼い主が集まり、思い思いにドッグランを楽しんでいます。

多くの利用者がいる中で、他の利用者のことを気遣えることがマナーを持った行動をする上で重要になります。

愛犬のコントロールができない飼い主

ひもで遊ぶ犬たち 愛犬にとってドッグランは非常に大きな、そして身近に犬社会を経験できる素敵な場所だといえます。

普段はおとなしい性格の愛犬が興奮して吠えてしまったり、トイレコントロールができなくなってしまうこともあります。

このような状態に陥ってしまったときに、責任を持って愛犬をコントロールすることができる飼い主が望ましいのは言うまでもありません。

厳しいかもしれませんが「待て!座れ!来い!」の3つの命令が守れないうちは愛犬をドッグランに連れて行くのは控えましょう。

犬には責任はないのですから、感情的になって愛犬を叱ったり、他の犬に対して攻撃的な態度をとってしまう飼い主は、ドッグランの使用を控えるべきだといえるでしょう。


他の犬に対しての責任感が希薄な飼い主

散歩中のキャバリア ドッグランにノーリードでエントリーする飼い主がいますが、これは完全にマナー違反だといえるでしょう。

どんなに愛犬の躾に自信があっても、愛犬が想定外の行動にでた場合、飼い主が責任を持って対応すべきなのです。

ドッグランに集まる方は愛犬家であることが前提なのですが、勝手に他の犬に触ったり抱き上げる行為もマナー違反です。

家族連れでドッグランを利用するファミリーも、場合によってはマナーに反しているケースがあります。

子供の声は大人よりも高いので犬が過剰反応しやすいことや、愛犬可愛さのあまりに他の犬に対して攻撃的な行動をとってしまったりと感情のコントロールが上手にできない年齢のうちはドッグランの利用は避けた方が良いかもしれません。

また、ドッグランは愛犬にとって非常に楽しい場所であると共に、感染症の媒体となる危険な場所でも有ります。

各種ワクチンの摂取やノミ、マダニの予防を行って利用するのが前提条件であるといえるでしょう。

万一愛犬がドッグランで感染症や寄生虫をうつされた場合の、悔しくて残念な気持ちを想像してみましょう。

ドッグランは愛犬に対する責任と共に、他の犬に対する責任も持てる飼い主が集まる大人の社交場でもあるのです。

他の飼い主と上手く付き合えない飼い主

飼い主と犬 確かにドッグランは犬の遊び場ですから、飼い主同士が戯れる必要はありません。

しかし、愛犬家同士ですから仲良くなっておけば些細なトラブルが原因で、揉めてしまうことが少なくなるのではないでしょうか。

愛犬にせっかく遊びたい相手がいても、その犬の飼い主が「ダメっ!」といってしまえば愛犬は遊び相手がいなくて寂しい思いをしてしまいます。

既述したようにドッグランは大人の社交場でもあるので、愛犬のためにも飼い主同士が仲良くしておくに越したことはないのです。

ドッグランの利用は面倒なことが多いのか?

愛犬の恰好の遊び場であるドッグランですが、利用に当たって飼い主に求められるマナーやルールは必ず存在します。

しかしマナーもルールも特別なものではないので、次に上げる点に気をつければ飼い主も愛犬も楽しい時間を過ごせる魅力的な場所であるといえるでしょう。

■自分や愛犬がされたら嫌なことは、他の飼い主、愛犬共にしないように気をつける
■自分や愛犬が周りの迷惑になっていないか気を配る
■他の飼い主や犬達も楽しみに来ていることを理解して譲り合いの気持ちを忘れない
■他の飼い主と共に楽しい時間を過ごす気持ちで利用する

まとめ

リンゴを咥えて走る犬 愛犬家の増加と共にドッグランの数も飛躍的に増えています。

しかし、残念なことにトラブルの発生件数も同時に増加する傾向にあります。

愛犬にとって犬社会を体験できるドッグランは上手に利用すれば非常に有意義な施設だといえます。

飼い主の心掛けひとつでドッグランの利用が楽しいものになるのではないでしょうか。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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