2018年9月29日

犬が運動不足になると起こる悪影響とは?病気やその他考えられるコト

犬はもともと人間以上に活発な生き物です。

そのため運動不足は心にも身体にも悪影響で、運動不足になるとさまざまな影響が現れます。

ここでは、犬が運動不足になったときに起こりうる影響と、運動不足の解消方法についてご紹介します。

犬が運動不足になると起こる悪影響とは?

窓際でくつろぐゴールデン 運動は犬にとって欠かせない大切なものです。

ここではまず、犬が運動不足になったときにどのような影響が出るのかをみていきましょう。

ストレスが溜まる

運動不足になると、犬はストレスを溜めてしまいます。

そして、ストレスは吠え癖や噛み癖などの問題行動につながります。

またストレスによって攻撃性が高まることもあり、場合によっては大きな事故へとつながります。

肥満になる

運動量が足りないと、当然ながら肥満になりやすくなります。

そして、肥満になるとあらゆる病気にかかりやすくなります。

さらには肥満になると手術時の麻酔量のコントロールが難しくなり、最悪の場合は死に至ります。

筋肉が衰える

しっかり運動できないと全身の筋肉が衰えてしまうため、年を取ったときに寝たきりになる可能性が増します。

若いうちは変化がないように見えても、後々影響が出るということを覚えておきましょう。

老化の促進

外に出て運動をするとさまざまなものに出会うため、脳を活性化させることができます。

逆に家の中にいる時間が長いと刺激が少なくなるため、老化が早まってしまいます。

スキンシップ不足

散歩は遊びなどの運動が足りてないということは、飼い主とのスキンシップも足りてないということです。

スキンシップが足りないと愛犬との間に信頼関係が築けないため、しつけが難しくなります。

運動の時間は、愛犬と過ごす大切な時間だという意識を忘れないようにしましょう。

犬が運動不足になっているサイン

床に伏せる犬 愛犬が運動不足になっているかどうかは、散歩を終えた後の状態などを参考にすることができます。

散歩後に愛犬がリラックスしてれば、それは散歩に満足している証拠と言えるでしょう。

散歩をしたにもかかわらず吠えたりソワソワしたりするのであれば、それは散歩が足りないという訴えかもしれません。

もし散歩後に愛犬がぐったりとしていたら、それは運動過多の可能性が考えられます。

中には長時間の散歩が苦手な犬もいるので、次回から少し短めにしてあげるようにしてください。


犬の運動不足を解消するための方法

ボールで遊ぶ子犬 運動不足のサインが出ていたら、一刻も早く運動不足を解消してあげましょう。

ここでは、犬の運動不足を解消するための方法をご紹介します。

運動量を見直す

十分に運動をさせていたつもりだったのに運動不足になってしまったというときには、運動量を見直してみてください。

犬種によって必要な運動量は異なるので、愛犬の体力に合わせて運動量を決めるといいでしょう。

おもちゃで遊ぶ

天気が悪い日などは、散歩だけではなかなか必要な運動量をこなせないと思います。

そんなときは、室内でおもちゃを使って遊んであげてください。

ボール投げや引っ張りっこなどの遊びをするだけでも運動不足の解消につながりますよ。

ドッグランに連れていく

体力のある大型犬の場合は、毎日きちんと散歩をさせていても運動不足になってしまうときがあります。

そんな元気いっぱいの犬にぴったりなのが、ドッグランです。

広々としたドッグランで、ノーリードで思い切り走らせてあげてください。

まとめ

夕暮れの中ランニングする飼い主と犬 犬にとって、運動は毎日の生活に欠かせないものです。

飼い主にとっては運動をさせるのが大変なときもありますが、しっかりと責任をもって運動をさせましょう。

そうすることが愛犬の健康、さらには愛犬の幸せへとつながっていきますよ。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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