2018年4月7日

【老犬の為のバリアフリー】犬の状況に応じた対処法のコツとは?

年を取ると筋力が衰えて足腰が弱くなるのは、人間も犬も同じです。

若い頃には問題なく過ごせていた家も、だんだんと暮らしにくくなっているかもしれません。

愛犬が年を取ってきたと感じたら、ぜひ家の中をバリアフリーの環境にしてあげてください。

少し工夫するだけで、愛犬の負担を軽くして怪我をする可能性を低くすることができます。

ケース①:ベッドやソファに登れない

椅子の上を見上げる犬 年を取って身体が衰え、ベッドやソファなどの高いところに登れなくなることは少なくありません。

怪我防止のために乗せないという手段もありますが、ベッドやソファの上に登れないことは愛犬にとってはストレスになります。

ベッドやソファに登りたがっているような仕草を見せたら、ステップやスロープなどを利用して登りやすくしてあげてください。

ステップなどは購入することもできますが、自宅にあるもので手作りすることもできます。

ケース②:テーブルなどに頭をぶつける

テーブルの脚の側で伏せる犬 犬はもともと視力の良い動物ではありませんが、嗅覚や聴覚が優れているため日常生活に困ることはありません。

しかし、高齢になると視力はさらに衰え、頼りにしていた嗅覚や聴覚も若いころほど効かなくなります。

そのため、テーブルや壁などに頭や身体をぶつけるようになってしまいます。

このときに怪我をしないようにするために、テーブルの角などにテーブルガードなどをつけましょう。

また、目が見えにくくなった犬はそれまでに培った感覚を頼りに動いています。

模様替えや引っ越しなどは、極力控えましょう。


ケース③:家具の隙間から出られない

隙間に入る犬 壁と家具の間や家具と家具の間などから犬が出てこなくなるのは、年を取ると「後ずさり」という動作が難しくなるためです。

一度隙間に入ったのはいいものの、後ろに下がれないためにそこから出られなくなります。

これを防止するためには、家具の隙間を塞いでしまうのが一番です。

犬が入りそうな隙間には、クッションなどを詰めて入れないようにしてください。

また、ドッグフードや水を部屋の端に置いてしまうと、そこから上手く動けなくなることがあります。

愛犬のための食器は、壁から少し離れた場所に置くようにしてください。

ケース④:滑って上手く歩けない

氷で滑る犬 もともと犬とフローリングの床は相性が悪く、滑りやすいために関節に負担をかけてしまいがちです。

そして、老犬になって筋肉が衰えると歩くことそのものが大変になってしまいます。

カーペットを敷く、滑り止めワックスを塗るなどして歩きやすい環境を整えましょう。

なお、フローリング対策はできれば犬を迎えたときからやっておくのがベストです。

小型犬であれば膝蓋骨脱臼、大型犬であれば股関節形成不全になるのを防ぐことができます。

ケース⑤:敷居などにつまずく

床につまずいたような犬 筋力が衰えると、敷居などのちょっとした段差でもつまづきやすくなってしまいます。

これを防ぐためにはしっかり運動させて筋肉を鍛えることが大切ですが、歩きやすい環境を整えることも大切です。

段差はできるだけなくし、また爪のケアもしっかり行うようにしてください。

なお、犬が歩くときには前足よりも後ろ足に大きな負担がかかります。

前から見るとしっかり歩いていても後ろ足でつまずいてしまうことがあるので、よく観察してあげるようにしましょう。

まとめ

一緒に伏せる飼い主と犬 老犬が何かの拍子に怪我をすると、そのことが原因で寝たきりになってしまうこともあります。

このことを避けるためにも、ぜひ家の中をバリアフリーにしてください。

バリアフリーになって過ごしやすくなれば、きっと愛犬も喜んでくれます。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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