2018年6月15日

ペット可の結婚式に参列する際の注意点

幸せ一杯の結婚式。

ペットと一緒に参列できる式場も増えているため、親しい人の結婚式にはぜひ、大好きな犬と一緒に参列したいという方も多いのではないでしょうか。

しかし、大切な結婚式にペットを連れていくことで思わぬ失敗をしてしまい式を台なしにしたくはありません。

ペットを連れて結婚式に参列する場合、どのような点に気をつければ良いのでしょうか?

ポイント1:ペットの緊張に注意

蝶ネクタイを付けたパグ まず、注意する必要があるのが、ペットの緊張です。

たとえば犬は、人間と一緒で、慣れない環境に急に連れて来られると緊張します。

犬が緊張すると、警戒心が増し、普段では飼い主さんが考えられないような行動を取ってしまいがちです。

そのため、会場では、まず、犬の緊張を和らげてあげることを第一に考えましょう。

例えば、式の間は飼い主さんの膝の上で、犬がリラックスできる姿勢で抱っこしてあげるなどが有効です。

ずっと抱きかかえていなくても、着席している間、膝に乗せてあげるだけでもリラックス効果があります。

犬の緊張を和らげ、できるだけ普段と同じ気持ちで過ごせるようにしてあげることで思わぬ失敗を予防することができます。

ポイント2:無駄吠えに注意

新婦と犬 次に注意すべき点は、犬の無駄吠えです。

結婚式では、新郎新婦の誓い言葉や神父さんのお祈りなど、静かに耳を傾けるべき場面が多くあります。

その時に犬が無駄吠えしてしまうと、どうしても他の参列者の耳に障ってしまう場合があります。

特に、他の犬が参列している場合、警戒して吠えてしまうことがありますので、犬同士の席はできるだけ遠くなるように着席するのが良いでしょう。

よほど心配な場合には、気をそらすために小分けに与えられるトリーツを用意しておくのも一つの手です。

その場合、会場にあらかじめ連絡し、持ち込みの可否を確認するのを忘れないようにしましょう。


ポイント3:抜け毛に注意

犬用タキシードを着たシュナウザー 3点目は、ペットの抜け毛についてです。ペット参列可の結婚式であっても、参列者全員が犬好きであるとは限りません。

そのため、参列するペットの抜け毛についてもある程度気を配っておく必要がるでしょう。

特に、参列者は、男性を中心にモーニングや礼服など黒を基調とした格好をしていることが多いため、ペットの抜け毛が服についてしまうと、後の披露宴まで目立ってしまいます。

参列前には、念入りにブラッシングし、極力抜け毛が出ないように心がけましょう。

また、ペット用のタキシード風の洋服やドレスなどを用意するのも効果バツグンでしょう。

抜け毛対策にもなりますし、かわいらしい洋服を着た動物の姿は、きっと参列者を和ませてくれることでしょう。

ポイント4:粗相に注意

新婦とヨーキー 最後に気をつけるべき点は、ペットの粗相です。

人間も同じかもしれませんが、動物も緊張するとトイレに行きたくなる場合があります。

普段トイレトレーニングができていても、初めての場所で、慣れない雰囲気の中で過ごすと、予想できない場所でおしっこやうんちをしてしまうことがあります。

単純な対策としては、式の間は抱っこしていることで、ある程度、急なトイレをしてしまうことを予防できます。

また、中大型犬などずっと抱っこしていることが難しい場合には、マナーウェアの装着なども検討してみると良いでしょう。

最近では、マナーウェアの上から着用できるズボンのようなペット用おむつカバーも販売されていますので、おめかしついでに着用することもできます。

まとめ

ペットを結婚式に一緒に参列させる場合、ペット自身が慣れない雰囲気の中で緊張してしまうということを大前提に考えたほうがよいでしょう。

緊張しているとしつけをしていても効果が発揮できない場合がありますので、普段よりも、粗相や無駄吠えの対策グッズの検討に力を入れることをお勧めします。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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