2018年6月17日

人生の晴れ舞台!飼い主が愛犬同伴で『結婚式』を成功させるヒケツとは?

多くの友人、知人や親類から二人の門出を祝福される結婚式はまさに「人生の晴れ舞台」だといえます。

そんなおめでたい席に愛犬の同伴を希望する飼い主が増えています。

これからペットを含めた家族の生活が始まるわけですから「愛犬を含めた新ファミリーをお披露目したい」という気持ちが働くのでしょう。

愛犬が同伴する結婚式スタイルは微笑ましく映るからか、参列者の反応は概ね良好のようでこれから普及する可能性のある、新しい結婚式スタイルの1つだといえるでしょう。

愛犬の存在がより一層と結婚式を盛り上げてくれる?

ベンチに座る犬と花 愛犬が同伴する結婚式スタイルはまだ一般的とはいえませんが、新郎新婦のコスプレを愛犬に施して隣に座らせたり、交換するマリッジリングを愛犬に届けさせるなど、アイデア次第では参列者がホッコリするような素敵な演出を行えるといえます。

しかし、結婚式は新しい家族付き合いが始まる両家にとっても非常に大切なものですから、ペット同伴の結婚式を成功させるためには細心の注意を払う必要があります。

主な注意事項は次に挙げる4点です。

ペット同伴の結婚式スタイルには周囲の理解を得る必要がある

新婦と子犬 結婚式の主役は新郎新婦なのですから、二人の意向は最大限に優先させたいものですが両家の親御さんや親戚の方などの理解を得る必要があります。

またフォーマルな場でもある結婚式場の性質として、ペットの同伴を認めていない場合や結婚式のみ披露宴のみなど同伴を制限している場合もありますので、式場探しの段階でまず自分のプランを説明しペット同伴の許可を得ることが必要です。


アレルギーや動物嫌いな参列者に対する配慮も必要となる

新郎新婦と犬 二人の門出を祝福するために時間を割いて列席してくれる参列者の方の中には、アレルギーや動物が好きでないなどのさまざまな事情を持っている方がいる可能性があります。

心当たりがある場合は、招待状を送る前に事前に了承してもらったり招待状にしっかりと明記する必要があります。

失礼にならない席の配置と同時に、参列者の負担にならない席の配置を行うことで「ユニークで良い式だった」と感じてもらうことができれば大成功です。

愛犬の結婚式同伴に対する適正をしっかり見極める必要がある

ネクタイを付けた犬 おとなしい犬は人見知りする可能性がありますし、雰囲気が変わると興奮しやすい犬もいます。

新郎新婦が愛犬同伴をどんなに望んでも、愛犬に結婚式に同伴する適正が無い場合は残念ながら計画を変更する必要があります。

新郎新婦にとって辛い決断かも知れませんが、長時間にわたる結婚式への同伴は適性の無い愛犬にとってストレスでしかない場合もありますので、無理に決行するべきではありません。

プロのペットシッターの手配を忘れずに!

指輪を頭に乗せた犬 友人や兄弟が「式の間は面倒見てあげるから大丈夫」と声をかけてくれるかも知れませんが、そんな良好な関係の方にこそ式に参加してもらいたいものです。

普段は落ち着きのある愛犬でも、いつもと違う雰囲気で沢山の参列者がいる結婚式では、思いのほか興奮してしまうこともあるでしょう。

犬の鳴き声は意外と響くものなので、参列者の中には快く感じない方もいるかも知れません。

大切な家族同然の愛犬だからこそ、しっかりとしたプロのペットシッターに面倒を見てもらうべきです。

まとめ

結婚式は新郎新婦の二人にとっても、参列者にとっても非常に意味のあるものです。

上手く運べば全員にとって良い思い出作りになりますし、愛犬は参列者の人気者になることができます。

愛犬同伴の結婚式は一般的な結婚式よりも面倒なことが増えますが、二人と愛犬で始める新生活の第一歩として、「愛犬同伴の結婚式」は最初に乗り越えるべき難関だといえるでしょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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