2018年6月1日

小型犬との暮らしで飼い主が知ることとは?

小型犬は室内で飼うことができるので、ペット可のマンションなどでも飼いやすく、とても人気があります。

大型犬に比べると餌代が少なくて済むなどのメリットもたくさんあります。

特に、初めて犬を飼う場合にはいきなり大型犬を飼うことは躊躇してしまう人も多いでしょう。

初めてでも飼いやすい、小型犬との暮らしで飼い主が知ることをご紹介していきます。

①小型犬は散歩に消極的な子が結構いる

こちらを見つめるトイプードル 犬を飼うと、毎日必ず散歩の要求がすごいと思っている人が多いのではないでしょうか。

しかし、小型犬は過ごす部屋や庭がある程度広いと、室内の運動だけでも必要な運動量を保つことが可能だとされています。

そのためか、散歩に出てもすぐ家へ帰りたがる子が結構いるそうです。

成犬になっても体重が3kg程度のチワワなどの超小型犬は、生まれつき骨が細いので長時間の運動をさせると、逆に体に負担をかけてしまうこともあります。

”小型犬は散歩が必要ない”という言い方はもちろん語弊があるのですが、中型大型に比べると”小型犬は運動量が確保しやすい”というわけです。

ただ、散歩嫌いの子でも外へ散歩に行く機会を失くすのはおすすめしません。

自然光をあびること、家の中にはない刺激(音、臭い、日光など)を得ることは健康面でいい影響を与えるからです。

②室内飼いでもマナーに気を付ける必要がある

後ろを振り返るトイプードル 動物を飼っているとご近所トラブルにならないように、気を配っている人も多いでしょう。

気持ちよく生活するためにはこれはとても大切なことです。

小型犬を室内で飼っている場合、室内だからまったく近隣を気にする必要がないかというとそうではなく、無駄吠えや臭いには気を付ける必要があります。

そして、小型犬は大型犬と比べると吠え癖がつきやすい傾向がみられます。

吠える声は、室内からでも意外に聞こえるものです。特にマンションの場合は、隣や上下の住人の方の迷惑にならないように注意する必要があります。

犬を飼っている人にとっては可愛い声で、騒音になるなどとは思いもよらない場合でも、犬を飼っていない人や苦手な人にとってはうるさく感じることもあるものです。

また、嗅覚は人間の五感の中で最も麻痺しやすい感覚です。

自分の飼い犬が臭いを放っていたとしても毎日一緒にいると感じられなくなってしまいます。

連れているだけで臭いが漂ったり、マンションの共用部分に臭いが残ってしまうことを避けるために、いつも綺麗に洗ってあげることも必要です。


③想像よりもお金がかかる

何かを見つめて舌を出すトイプードル 犬を飼ったことがないと、「大型犬はいろいろとコストがかかりそうだけど、小型犬ならば餌代だけで済むのでは?」と思う人も少なくないのではないでしょうか?しかし、実は意外に色々なお金がかかります。

必需品のドッグフードはおよそ月に3,000円、毎日の歯磨き後の歯磨きガムが1か月に1袋で500円くらい、ペットシーツは1日に4枚消費するとして1ヶ月で500円くらい、ワクチンなどの医療費は、狂犬病予防接種、混合ワクチン、フィラリア予防、ノミダニ対策、は必須になり、毎年約30,000円以上必要になります。

まとめ

遠くを見つめるトイプードル このように、小型犬との暮らしは大型犬と比べると金銭面などで比較的負担が少ないと言えますが、当然ながらマナー面で周囲への配慮が必要であったり、生活するコストがかからないわけではありません。

これから犬を迎えたいと考える方は、ご自身のライフスタイルや生活環境を踏まえて参考にしてみてください。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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