2018年9月2日

対策グッズも!愛犬の「危険な脱走」を防ぐ4つのモノ&コト

愛犬が脱走する理由はさまざまですが、どんな状況下であったとしても犬の脱走は想像以上に危険なものです。

しかも、好奇心旺盛な性格の犬の場合、脱走を繰り返すことだってあります。

脱走に潜む危険、また具体的な対策法をご紹介します。

愛犬の脱走は「想像以上に危険」

犬のシルエット

・犬の脱走時は車から守ってあげられません

脱走は愛犬にとって大変危険な行動です。まず、犬には人間の交通ルールは理解できません。

「ここを飛び出したら、車が来るかも」という発想すら無い状態です。

実際に、ふとした拍子に門扉を飛び出して、その時運悪く、という事例は非常に多く耳にします。

・犬が自ら家に帰る保証は1%もありません

事故以外でも、愛犬が迷子になってしまうと、見つけるのは容易ではありません。

運よく保護されたとしても、飼い主が見つからなければ各自治体の保護施設へと移されることになります。

マイクロチップ等が無ければ保護した側も確認の方法がありませんし、迷子札などは逃走中に紛失する場合があります。

犬の脱走対策①「ドアなど出入り口付近にはフェンス(ゲート)を設ける」

柵越しにこちらを見ているチワワ 玄関ドアや愛犬が過ごしている部屋の出入り口付近にフェンスやゲートを設けておきましょう。

人が家の中を移動するのは多少不便になりますが、愛犬の脱走はかなりの確率で防ぐことができます。

フェンスは着脱が簡単なものや、人がまたげるもの、部分的に扉状に開閉できるものなど、さまざまな商品が販売されています。

人間が通るたびにどかすような形になっては、結局その際に生じる隙間から脱走してしまう可能性があるので、しっかり固定するタイプのものを選ぶことをおすすめします。

フェンスは犬専用のものでもよいですし、ベビーゲートなどを代用することもできます。


脱走対策②「家族の帰宅時はケージへ入れておく」

屋内のサークルの中で座っている二匹のパピヨン 室内犬でも散歩が大好きな犬は、常に外へ出る機会をうかがっています。

どれだけ愛情を注いでいても、外へ出たい一心で脱走する機会を見計らっているのです。

そんな愛犬にとって最大のチャンスは、飼い主や家族の帰宅時で、玄関を開けた瞬間。

家族が帰宅する時間帯には、愛犬を脱走させないために室内犬だったとしてもゲージに入れておく必要があります。

外へ出る意識がなかったとしても、犬が過剰に興奮している時はとっさに家を飛び出そうとすることがあります。

雷や車の音などを怖がる犬の場合も、同様の理由で気をつけておきましょう。

脱走対策③「玄関にリードフックも有効」

リードをつけたまま座っているジャックラッセルテリア 玄関付近へのリードフック設置も、愛犬の脱走対策にはとても有効です。

散歩など、出かける前の準備のとき、一時的に愛犬のリードをつないでおくことができます。

リードをドアの取っ手にかけていたり、足で踏んで抑えたりという風にしていると、ふとした拍子にリードが外れてしまうことがあります。

最近ではカフェやレストラン、コンビニなどでも設置されている店が増えています。

外れ防止機能付きのものや、骨の形のデザインなどさまざまなものが販売されています。

リードフック購入の際は「設置方法」と「口コミ(耐久性)」はしっかり確認しましょう。

耐久性が心許ないと意味がないですし、大型犬か小型犬かで感想も大きくかわってきます。

脱走対策④「愛犬のコントロールのためにコマンドを」

脱走を防止するためのグッズはさまざまなものがありますが、万が一の場合を想定して、愛犬に最低限の指示はできるようにしておきましょう。

普段から「マテ」をはじめ「お座り」や「おいで」など最低限のコマンドを覚えさせておけば、いざという時にも落ち着いて対処することができます。

愛犬が興奮気味な様子を見せたらお座りをさせてクールダウン、などコントロールもしやすくなります。

飼い主を見上げている犬の様子 やはり、もっとも大切なのは愛犬との信頼関係です。

愛犬の突然の脱走は、同時に命の危険を意味します。

日ごろから対策に取り組むとともに、愛犬が飼い主の指示をきちんと守れるように、小さい頃からトレーニングを怠らないようにしましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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