2018年10月28日

老犬(シニア犬)におやつを与える際の注意点

犬は基本的に『おやつ』が大好きな動物です。

しかし、犬も年をとると共に歯が弱くなったり飲み込む力が弱くなったりと、人間と同様におやつを与える際に注意しなくてはならない点があります。

今回はシニア犬に特化して、おやつや食事を与える際の注意点を詳しく解説していきたいと思います。

老犬(シニア犬)も、おやつが大好き

テーブルの人間用のワッフルを見つめる犬 人も食べることに喜びを感じますが、犬の場合はそれ以上であり一日の生活の楽しみの中でも非常に大きな割合を占めていることといえます。

人と違い、好きな時間に好きな物を食べることもできませんし、犬は趣味もなければ娯楽もないので与えられる食事が何よりの楽しみなのです。

もっというとシニア犬は犬の最大の楽しみともいえる散歩に行ける頻度が少なくなるので尚更でしょう。

例え固形物の食事が困難になり、流動食しか食べることができなくなったとしても犬が食べることを『楽しみ』だと感じる気持ちは変わらないでしょう。


シニア犬におやつを与える量や栄養のバランス、固さ

ゴールデンの親子 犬も人間と同じように年をとると運動量や体力が低下します。

飲み込む筋力や消化機能も低下しますから、おやつや食事を与える量や固さは非常に大切になります。

必要とする量も減ってきますから、栄養のバランスも注意しなくてはなりません。消化吸収がよい食材や、タンパク質は欠かせないでしょう。

また、歳を取ってだんだん筋力も落ちますし歯も衰えますから食材の固さにも注意しましょう。

きちんと噛めないことで丸飲みに近い状態であれば胃腸に負担がかかりますし、飲み込む段階で喉をつまらせる場合だってあります。

毎日共に過ごしていると、明らかな老化は感じられないため見た目では気づきにくいですが、犬の体は老化していることが多いです。

『最近食べるの遅くなったな』と感じたら、それは老化によるものかもしれませんので食事の際は注意して見守る必要がありますね。

また、脂っぽいものも高齢になるにつれ高カロリー高脂肪の原因となりますから注意しましょう。

固いドッグフードから柔らかい物に変えたり、更にはそれを細かく砕いてあげたり場合によってはペースト状にしたり、それを一度に沢山与えるのではなく喉をつまらせぬよう小分けにする工夫も必要です。


シニア犬におやつを食べさせる際の姿勢に注意する

シニア犬とお年寄りの飼い主 シニア犬の場合、食べさせる姿勢も工夫が必要です。

姿勢により飲み込みやすくも飲み込みづらくもなります。

何より食事の姿勢により体が辛くなります。

大型犬の場合は体高がありますから、食べさせる際に首を下に下げたままだと飲み込みづらくなりますので、おやつを置く場所に少し高さをつけてあげます。

そうすると随分と楽になるのです。

床まで首を下げなくて良い程の高さとなりますが、極端に顔の位置の高さにおやつを置くと逆に食べづらくなるので胸の高さが適切でしょう。

また、シニア犬用の食事台としてホームセンターや通販でも販売されています。

値段もそこまで高くはないです。自宅にあるものを利用するのも経済的です。

シニア犬におやつを与える際には便秘に細心の注意をはらう

散歩中のシニア犬と飼い主 シニア犬は運動量が減りますし、消化機能も低下しますので便秘をおこしがちになる場合があります。

筋力が衰えてくることもあり排便も円滑に行うのが難しくなってきます。

水や食物繊維の含まれる食事は欠かせません。

犬は雑食なので、食物繊維が豊富なイモ類・ブロッコリー・キャベツなどは効果的で水分不足も注意しましょう。

また、適度な運動も必要です。歩行困難な状態の犬もいますから、その場合は腹回りや足のマッサージは非常に効果的です。

腹回りのマッサージは円を描くように優しく時計回り、逆回りを数回繰り返します。

体も暖まりますし、一石二鳥です。

まとめ

今回のこの記事でシニア犬も『おやつ』が大好きなんだということと、せっかくの楽しいおやつをどうすれば安全に食べてもらえるかということが伝わったと思います。

飼い主が行うほんの少しの工夫で、シニア犬の食事は随分楽になるのです。

大切な愛犬に少しでも長く生きてもらえるよう、食事の工夫や量もしっかりと考えてあげる必要性がありますね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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