2018年8月5日

ヨークシャテリアが注意したい病気や怪我、治療費は?

読者ライター

ななな

10年以上犬と生活してきた経験を活かして、役に立てる、共感できる記事を目指しています

動く宝石と称されるほどに可憐で愛らしいヨークシャテリア、健康に暮らしてもらうためにはどういったことに気をつければいいのでしょうか。

今回はヨークシャテリアを飼っている、飼い始める際に注意したい病気を見ていきます。

ヨークシャテリアの年間平均治療費はどのくらいになる?

リボンをつけている長い被毛のヨーキー 「ヨーキー」といった愛称でも親しまれているヨークシャテリア。

もし病気になってしまった場合にはどのくらい治療費が必要になるのか平均額を紹介します。

今回はアニコム損害保険株式会社が2015年4月1日から2016年3月31日までの間に契約した犬482,187頭、その中のヨークシャテリアを対象に集計したデータを引用しています。

アニコム損害保険のヨークシャテリアの年間平均治療費は74,241円でした。

慢性的な病気にかかってしまうとどうしても治療費が積み重なっていってしまいます。

犬の場合は飼い主に辛い状態を見せたくないからと、隠してしまう場合もあります。

その様な状態であっても気づいてあげられるような観察力を持ってヨークシャテリアを飼育してあげることが何よりも大切なのです。

ヨークシャテリアが注意したい病気とは?

屋外で二本足で立っているヨーキー ヨークシャテリアはテリア種に分類される犬種です。

そのために活発で運動好きな犬なのですが、実は骨や関節が弱いという特徴があります。

そのために骨折や脱臼には他の犬よりも注意したほうがいいでしょう。

階段などの段差で膝を打ってしまい骨折や、激しい運動により膝が外れてしまう膝蓋骨脱臼などがヨークシャテリアに見られる症状です。

膝蓋骨脱臼は軽度の場合は自然治癒していくのですが、再発しやすくなるという傾向があります。

後ろ脚が動かしにくそうだったり、触ろうとすると嫌がったりという場合には一度動物病院で診てもらうことをおすすめします。


呼吸にも気を配ってあげてください

ヨーキーの横顔 もう一つヨークシャテリアで注意したい病気が、気管虚脱という呼吸器官の病気です。

これは気管周りの軟骨が弱いヨークシャテリアが遺伝的に発症しやすい病気です。

アニコム損害保険のデータを見ても、消化器疾患による請求割合がヨークシャテリアは高くなっています。

症状としては呼吸が辛そうであったり、咳をしたりといったものがあります。

遺伝以外にも加齢や肥満によっても気管が圧迫されることがあります。

初期の場合は気管を拡張する投薬での治療が行えるために早期発見が重要になってくる病気です。

まとめ

芝生の上に立っているヨーキー 小型で運動好きなヨークシャテリアですが、骨が弱いために怪我には他の犬よりも注意を払いたいですね。

何かあれば病院に行くのはもちろん、定期的な健康診断も効果的です。

いつまでも元気でいられるように見守ってあげてください。

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