2018年3月14日

愛犬を安心してお留守番させる4つのポイント

お留守番が苦手な愛犬に悩む飼い主の方は少なくありません。

寂しくて吠える、家中にいたずらをするといった愛犬も少なくないでしょう。

ここでは、愛犬を上手にお留守番させるための4つのポイントをご紹介します。

外出時&帰宅時に声をかけない

お留守番前の犬 犬にお留守番をさせる時に、「行ってくるね」や「ただいま、いい子にしてたね」と声をかける飼い主は少なくありません。

特に、外出前や帰宅後は犬と触れ合いたくなります。

しかし、この声かけは犬にとって大きなストレスになります。

声をかけることで、これから飼い主が居なくなるということを犬が学習し、余計に寂しさを助長させます。

その為、外出するときは声かけをしないでさりげなく外出するようにしましょう。

帰宅したときも、すぐに声をかけたり構うのではなく、犬が落ち着いてから接するようにすることで、お留守へのストレスを減少させることができます。

ケージの中でお留守番

犬がケージの中でお留守番をしている様子 習性として、犬は狭いところを好みます。

狭いところに入れるのはかわいそうだと感じると飼い主もいるかもしれません。

しかし実際には、広い部屋でお留守番をさせるよりも、狭いケージの中にいるほうが犬は安心します。

広い場所にいると、比例して広いテリトリーを警戒する必要があります。

常に警戒心を働かせる状態は、犬にとってはストレスの原因となります。


普段からべったりくっつかない

飼い主が犬を溺愛している様子 普段から愛犬との距離が近すぎて、どこに行くにも一緒という飼い主もいるかもしれません。

しかし、過度に一緒に居ることは、「少しの時間であっても離れることがツライ」といった認識に繋がります。

トイレやお風呂までついて来てしまう犬もいますが、このような状態は、お留守番の時などに強い孤独感を感じ、不安な気持ちを助長します。

ストレスなくお留守番をしてもらうためには、普段からある程度の距離を保つことが重要です。

お留守番に少しずつ慣れさせる

犬が玄関で良い子にしている様子 最初から、長時間のお留守番をさせるのは犬にとっても酷なことです。

昼間は飼い主や家族が不在にしている家庭の場合は、まずは短時間のお留守番から始めましょう。

最初は5分、10分程度の短時間から始め、様子を見ながら時間を長くしていきましょう。

お留守番をさせるときは、おもちゃで遊ばせておくのも寂しさをまぎらわせる方法の一つです。

また、テレビやラジオ、照明をつけておくのもストレスなくお留守番をしていてもらうコツです。

いきなりテレビや照明が消えると、犬はその変化を敏感に感じ取ります。

これから飼い主が出かける事を認識すると、犬も不安になるので、なるべくいつもと同じ環境にしておくことが大切です。

まとめ

犬が部屋の中でお利口にしている様子 犬は、人間が思っているよりも寂しがり屋で敏感な生き物です。

犬が一人でも大丈夫なようにするために、普段から飼い主が構いすぎないようにしましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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