2018年10月12日

飼い主が防災として「ペットのため備えていること」10選

読者ライター

ななな

10年以上犬と生活してきた経験を活かして、役に立てる、共感できる記事を目指しています

災害時に備えた防災グッズを用意していますか?

人のための非常持ち出し袋を準備していてもペットのための防災グッズは用意していないという人もいるのではないでしょうか。

今回はペットの防災対策として多くの人が備えているものを紹介していきます。

Q.「ペットの防災対策として行っていることはありますか?」

アニコム損害保険株式会社では2016年9月21日から9月27日にかけて3,478人に対して「どうぶつの防災対策として準備していること」というアンケートを行いました。

その結果で行っている人が多かった対策を10個見ていきましょう。

1.水やフードの備蓄 2,471人(71.9%)

ペットボトルを抱えて眠る猫
70%以上の人が行っていると答えたのが食料品の備蓄です。

ペットによっては災害のストレスなどによりフードをあまり口にしないという場合もあります。

食べ慣れたフードを用意しておくということは大切です。


2.ワクチン接種、ノミ・マダニ・フィラリア症予防 2,442人(71.1%)

ノミ・ダニの対策も行っておくべきことです。

特に避難所で他の犬と生活することになった場合、対策を行っていないと感染がどんどん広がることになってしまいます。


3.避難用のケージ、キャリーケース 2022人(58.9%)

キャリーの中からこちらをのぞく猫 一緒に避難するためのケージやキャリーケースも人気です。

災害時はペットもパニックを起こして思わぬ行動を起こす場合があります。

ケージなどに入ってもらって安全に一緒に避難したいですね。


4.リード・首輪 1993人(58%)

散歩中のフレンチブル
急いで避難して無くて困ってしまうもの、それがリードや首輪です。

抱いて連れ出したり、キャリーに入れた場合、後でリードなどがないことに気づくケースも。

避難所で周囲に迷惑をかけないためにも必要になってきますので、避難用のバッグにあらかじめスペアを入れておく方法もおすすめです。

歩いて避難する場合は足元を怪我しないように犬用の靴も一緒に用意しておくとさらによいでしょう。


5.トイレ用品 1,898人(55.3%)

排泄物の扱いも問題になってきます。

いつも使用しているトイレ用品を複数用意しておき、そこで排泄できるようにしつけもしておくのがベストです。

トイレトレーニングに不安があったり、屋外でしかトイレをしないこの場合は、フンキャッチャーなどがあるといいかもしれませんね。(普段の生活でも便利です)


6.マイクロチップの挿入 1,432人(41.7%)

災害や迷子になった場合などに役立ってくれるのがマイクロチップです。

海外では一般的なものですが、日本ではまだまだ認知度が高くありません。

しかし徐々に普及率が上がっており、いざという時の備えとして使用する人が増えています。

7.携帯用の食器類 1,246人(36.3%)
食事をするための食器もあると便利ですね。

プラスチック製など軽くて持ち運びやすいものがおすすめです。

シリコン製で、使わないときはコンパクトに折りたためる、といったものもあります。


8.落ち着いてケージに入れるしつけ 870人(25.3%)

ものではないのですが、ケージに入るためのしつけがランクインしています。

特に室内で自由に暮らしているペットなどは入り慣れていないケージに入ると暴れだしてしまう場合があります。

普段から少しずつ慣れさせていきましょう。

9.常備薬 474人(13.8%)

錠剤と犬 犬用の常備薬も用意しておくと良いでしょう。

ランキングでは9番目ですが、日常的に飲んでいる薬があるならば絶対に用意しておくようにしてください。

災害時に薬を用意するのはとても難しいです。日頃からストックは多めに確保しておきましょう。

10.健康状態や性格などがわかるメモ 317人(9.2%)

飼育メモもあると初対面の人もどういった犬かわかるので便利ですね。

生年月日やワクチンの接種の有無などを記載しておくといいでしょう。

その他にも飼い主と一緒に写っている写真も用意しておくとペットを探す場合や飼い主としての証明が容易になります。


まとめ

撫でられている犬 災害時に備えているものを紹介しました。実際の避難を想像してペットのために必要なものを用意してみてください。

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