2017年9月1日

【アンケート】「犬と猫の同居ってむずかしいと思う?」

日本在住の男女100名を対象に「犬と猫の同居ってむずかしいと思う?」というアンケート調査を行ったところ、結果は「思わない」が65票、「思う」が35票という結果になりました。


「【アンケート】犬と猫の同居はむずかしいか?」の結果グラフ
実際に犬と猫を同居させているという飼い主が多く、条件次第では種類の違うペットでも仲良く過ごせるという意見が優勢のようです。

犬と猫の同居はむずかしいと「思わない」人々と、そう「思う」という人々の見解について詳しく見てみましょう。

■調査概要
実施会社:株式会社F.LIGHT(Qpet編集部)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年4月19日〜4月26日
調査対象:20歳以上の犬を飼っている男女
有効回答数:男性34名、女性66名 計100名

犬と猫の同居をむずかしいと思わない65人の意見

子猫のそばで寝ているゴールデンレトリーバー

条件次第で犬と猫は仲良く同居できる

まず、犬と猫の同居はむずかしくないという方々の意見に耳を傾けてみましょう。

小さい頃から飼っていれば同居は可能だと思います。大きい犬と小さい猫でも大丈夫です。
(20代/女性/学生)

実際に犬1匹と猫2匹が一緒に暮らしています。猫のうち1匹は非常に怖がりな性格ですが、犬とも仲良く暮らしています。
(20代/女性/無職)

子供の頃から一緒にしてれば問題はない。大きくなってから来た子は生活空間を分けました。
(40代/女性/パート・アルバイト)
実際に犬と猫を飼ったという経験者や、そうした飼い主を知っているという方が多いようです。
ただし、犬と猫の同居に肯定的な意見の方々も、無条件に「可能である」としているわけではありません。

「小さいころから飼っていれば」「若い時から飼っていれば」といった条件を前提としている声が目立ちました。

また、犬の種類によっては攻撃性が強い性質が予想されます。この点にも飼い主の考慮が必要なのではないかという指摘がありました。

飼い主が犬と猫が仲良く同居できる条件を整えることが大事


猫はともかくとして、犬は攻撃的な性質の犬を避けるといった考慮が必要だと思います。
(50代/男性/公務員)

小さい頃から一緒に育てれば慣れると思います。相性が悪かったら、棲み分けをすれば大丈夫です。
(40代/女性/個人事業主)

日本猫の雑種を2匹飼っていて、後からシーズー犬を飼いました。最初は猫が怯えて興奮していましたが、犬は落ち着いた様子でした。
気づけば1ヶ月も経たないうちに、3匹とも側で寝たり舐め合うようになりました。
(50代/男性/パート・アルバイト)
犬と猫の同居を難しいと「思わない」と回答した65名の意見を集約すると、実際に犬と猫の同居は可能であるものの、仲良くなるには一定の条件を達成しなければならないという結論が浮かび上がります。

犬と猫は性質が異なるペットです。しかし、「どちらを先に飼い始めるか」「何歳でお迎えするか」「攻撃性が強い犬種ではないか」「どうしても犬と猫の気が合わないときに居住スペースを分けられる」といった点をクリアできれば、犬と猫に囲まれた生活は実現可能だと言ってよさそうです。

犬と猫の同居は難しいと思う35名の意見は?

猫パンチをうけているゴールデンレトリーバー

犬と猫の性質が異なるから難しい?


猫と犬は性質が違うので難しいと思います。犬が猫に噛みつきそう。
(40代/女性/専業主婦(主夫))

全然違う動物なので難しいと思うから。相性があまり合わないことも多いと思うので。
(20代/女性/正社員)

習性が違うので、お互いを理解するのも難しい。飼い主の対応も変えなくてはいけないから。
(40代/女性/専業主婦(主夫))
「むずかしいと思う」と回答した人々の意見には、犬と猫の性質の違いを理由として挙げているケースが目立ちました。

犬と猫では性質が違いすぎるので、そもそも同時に飼おうと思わないという声も見られます。実際に犬と猫の同居で失敗した、あるいは、難しかったという方もいるようです。

やはり犬と猫の同居を成功させるには条件が大事?

猫に抱き着かれているパグ
性格による部分が強いと思うので、相性が悪いと難しいと思います
(30代/女性/正社員)

ケースバイケースですが、猫が幼ければ犬にも懐くから同居は簡単かもしれませんが、飼い猫が大人になっていて、後から犬が入ってきたら喧嘩になりそうな為。
(30代/男性/派遣社員)

最初は難しいですね。犬はさほどではありませんが、猫はフーフーと警戒しっ放しでした。時が経つにつれて慣れてきましたが。
(50代/男性/個人事業主)
行動パターンが違うペットを同時に飼うのは大変そうという声のほかに、飼い主の負担が大きくなると懸念する意見もありました。

犬と猫の同居はむずかしいとする大半の理由が「習性の違い」や「相性」でしたが、そもそも異なる種類のペットを同時に飼うことに抵抗感がある方が多いようです。

犬にも猫にもさまざまな種類があります。犬種によってそれぞれ性質が異なりますが、さらに一頭一頭の個性があるのです。
犬と猫の同居を考えるのであれば、飼い主の資質が問われることになるでしょう。

おおらかな犬、気が強い犬、飼い主の関心を独り占めしたがる犬など、多様な個性の中から猫との同居に適した犬種を選ぶ目を持つ必要があります。

次に、責任をもってペットの生活環境を整え、犬と猫が折り合いをつけられる状況を用意する能力が求められます。

犬と猫を同時に飼ってみたいと思う方は、まずどんな犬種があるのか、そして、それぞれどんな性格を持っているのか把握することをお勧めします。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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