2018年5月12日

犬が悲しいときに見せるしぐさ4選

人間も悲しいときには仕草や表情に現れますね。

見るからに悲しそうな表情をする方、そんなに見た目で伝わってこないけれど実は凄く悲しんでいる方…個人差があります。

実は犬も悲しむ時に見せるしぐさというのがあります。

では、具体的にどのようなしぐさが見られるのかを説明していきましょう。

1.人間と同じく声を詰まらせて鳴く

こちらを見つめる悲しそうな表情の犬 実は犬も人間と同じように声を詰まらせて鳴くという行動をとることがあります。

犬は人間のように表情豊かに表現できないのですが、見た目は普通に見えても実はものすごく悲しんでいることもありますよ。

例えばこんな話があります。

大好きだった飼い主さんが亡くなった時、そのお墓のすぐそばで横たわるようにして声を詰まらせて鳴いていたというエピソードがあります。

実に不思議な行動ですが、犬にもやはり分かるのでしょう。

お墓に寄りかかるようにしている様子はまるで人間のようで、呼び掛けても全くその場から動こうとしなかったそうです。

もし同じような犬のしぐさを見かけた時は、深く悲しんでいる時という可能性が非常に高いといえます。

そんな時は優しく声をかけたり、体を撫でてあげたりして安心させてあげるようにするのがよいでしょう。

2.前足に顎を乗せ腹ばいになる

前足にあごを乗せて伏せるビーグル このようなしぐさを見せている時も悲しいときです。

口周りやや目、頬の下あたりも力が入っていない垂れた様子も特徴です。顔全体が垂れている状態ですね。

呼び掛けても反応せずに、飼い主から目を反らしていたりして前足に顎を乗せ腹ばいになったままで心配にもなります。

こんなときは主に犬が悲しいと感じてるときが多いのです。

また、上目づかいで飼い主さんの様子を横目で見るようなな目つきをしたり、尻尾は垂れているのも特徴となります。

しかし、股の間に尻尾が入って丸めている時は、何かに恐怖を感じている時なので良く周りの環境と照らし合わせて考えてあげるという見分けも必要です。


3.食欲がなかったり、元気がない

ソファから悲しそうにこちらを見上げる犬 人間の悲しみを表す場合は非常に分かりやすいですよね。

涙を流したり、『悲しい』と言葉にも出せます。しかし、犬はそうもいきません。

犬も涙を流すことはありますが、その場合は人間が泣くのとは違ってまだ解明されていません。

感情的なものによるのか、または体内から何らかの物質を排出しているか…まだ謎に包まれたままです。

ですが、犬も深い悲しみを感じている場合には人間と同じく食欲が落ちたりするのです。

もちろん、体調不良も考えられますので様子を見極めるのは大切になりますが、散歩に行きたがらず寝たまま起き上がろうとしなかったり、大好きなおやつに反応しなかったり、またはいつもなら元気に玄関で出迎えてるはずが出迎えてくれなかったり、なども悲しみを感じている時の特徴です。

思い当たる身近なことであれば、大好きな家族が突然居なくなったとか一緒に暮らしていた仲の良い仲間が死んでしまったなどの場合が挙げられます。

4.諦めた様子を見せて無反応になる

ベッドに伏せる元気のない犬 犬は常に周りの様子を敏感に観察しています。

例えば飼い主が買い物袋を触るような音を聞けば『あ、何か食べ物くれるのかな』などというように期待して待っていたりします。

ところが想像と違って、期待していた嬉しいことが実現しないと分かった段階で犬は悲しみを感じます。

更には飼い主が着替えていれば『散歩かな?』と期待します。

でも飼い主は一人で出掛けてしまい犬は留守番をすることになって、飼い主が帰宅すると度をしていると拗ねたようなしぐさを見せる場合があります。

このように期待外れといえる事が頻繁に起こると犬は非常に悲しみを感じて無気力になります。

結果的に飼い主に無関心になり、ふてくされた様子のしぐさを見せるようになる場合があります。

まとめ

今回は4つのしぐさを例に挙げて説明させて頂きましたが、これもごく一部です。

もし気になるしぐさを見かけた時は、何か思い当たることはないか…愛犬に対して行なっている行動を今一度思い返してみるというのも犬と上手く付き合う上で非常に重要です。

この記事が気に入ったら
Qpetに「いいね!」しよう

文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


合わせて読みたい


  • もしもマガジン Qpet協力ドクターの紹介
  • PAGE TOP