2018年12月25日

カーペットに潜む犬にとっての危険と対策

日常生活において、当たり前のように使われている『カーペット』は必要不可欠なものでありますが、実は犬にとっても危険とされる要素があります。

是非今回の記事をご参考いただき、愛犬が安全に暮らせるよう工夫していただければと思います。

犬にもカーペットは必要なもの

女の子とラブラドールの子犬 一軒家だけでなく、マンションで犬を飼う方も沢山いらっしゃいます。

床は大半の場合フローリングですよね。更にワックスで床は非常に滑りやすくなっています。

人間も気を緩めると簡単に転んでしまいます。

犬にとっても床は滑りやすくカーペットを使用して過ごしやすい環境を作ってあげる必要があります。

具体的には飼い主が帰宅し、全速力でお出迎えに玄関に来た愛犬が滑ってそのまま転倒し、固い玄関に叩きつけられて骨折や脱臼するトラブルは相当な件数発生しています。

また、階段も同様です。

階段をから転げ落ちた場合には骨折だけでなく重度の椎間板ヘルニアが発症した場合、体の自由が奪われてしまうことになります。

特に運動能力に優れている犬種は予想以上のジャンプ力を見せますが、床が滑ると着地に失敗して大怪我をする場合があります。それを防ぐためにもカーペットは必要なのです。

ダニやノミだらけのカーペットは危険

カーペットで休む犬 皆様のお宅では、カーペットはどれぐらいの頻度でクリーニングしているでしょうか。

またはクリーニングしていない方もいるかもしれませんね。

しかし、前述したように犬にとっても大事な役割があるカーペットですが非常に恐ろしい危険が潜んでいます。

例えば、散歩でダニやノミを付けた状態で室内のカーペットに寝ます。するとどうなるでしょうか…。

予想はつきますよね?そうです、カーペットはダニとノミの温床になります。

加えてペットの抜け落ちた毛や体はノミやダニにとっては格好の住み処。

それを長期クリーニングしないのは非常に危険です。

また、散歩に行く際には特に春や秋はダニも活発な時期ですからスプレータイプなどの予防薬も有効です。


対策法はを『清潔に保つ』こと

カーペットで休むジャックラッセル まず第一に、とにかく室内を清潔に保つということが大切です。

お家が広いお宅のカーペットは、当然ながら大きなサイズなりますから、自宅の洗濯機で洗うというのは難しいでしょう。

そういった場合には、お金がかかりますがクリーニング屋さんに頼むのが間違いないです。

洗濯機で洗えるサイズの小さなカーペットやラグマットのようなものであれば洗濯機でも十分に洗うことが可能となります。

そして意外と見落としがちなのが、『乾かし方』です。自宅で洗濯するならば天気のいい日に天日干しするのが一番いいです。

太陽の光で殺菌作用もあります。

じめじめした場所で何日もかけて乾かすというのは、逆に雑菌も繁殖しますし生乾きの臭いがして不快な臭いを放ちます。

掃除機では、なかなか取りきれないのでやはり日光で殺菌する方法やクリーニングの際の熱による殺菌効果も必要になります。

カーペット選びの注意点

カーペットを歩く子犬 通常のカーペットだけでなくペット用カーペットもあります。

しかし室内の全部に敷くとなると結構な費用ががかかりますよね。

カーペットを選ぶ際にはペット用でなくとも勿論良いわけですが、犬が活発に動く場所や階段、玄関先などの危険が潜む場所を選んで敷きましょう。

最近ではカーペットの機能性も様々ですので汚れがつきにく、撥水性、消臭効果にも優れたカーペットもあり更には乾きやすいものまで色々あります。

また、犬の抜け毛が絡まないようなカーペットは掃除もしやすくオススメですし、汚れが拭き取りやすいタイルマットもリーズナブルで安全です。

まとめ

今回はカーペットの危険性について解説しました。

非常に便利である反面、清掃を怠ってはいけないという理由がよく分かっていただけたかと思います。

愛犬も飼い主も快適に過ごせるよう、普段からのお手入れが大切です。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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