2019年1月11日

愛犬家の夢!自宅の庭をドッグランにする方法

愛犬を思いきり走らせてあげたくても、頻繁にドッグランまで足を運ぶのは大変ですよね。

もし庭に犬が走れるほどのスペースがあるなら、手作りのドッグランを作ってみませんか?

この記事では、自宅の庭をドッグランにする方法をご紹介します。

庭のドッグランの作り方① 地面

芝生の上を歩くダックスフンド 犬が快適に走れるドッグランを作るためのポイントは、地面です。

ここでは、主な床材である芝生、人工芝、ウッドチップ、砂利、タイル、コンクリートを比較してみました。

■芝生

地面に芝生を敷くと、自然とほぼ同じ状態で走ることができます。犬の足腰にも負担をかけないので、可能であれば芝生が一番おすすめです。

人気の芝生の種類としては、ミントやクローバー、玉竜などがあります。

ただし、芝生はメンテナンスが大変です。芝刈りや水やりなどが欠かせず、特に夏には虫がたくさんいる中で芝生の手入れをしなければいけません。

お手入れ直後の芝生でゴロゴロしたワンコが緑色に染まってしまう動画をよく見かけますが、もちろん大変なのでたお手入れ後すぐに遊ばせるのは控えましょう。

また、犬が同じ箇所におしっこをすると芝生が枯れてしまうので注意しましょう。

■人工芝

ドッグランの地面として最も理想的なのは芝生ですが、そこまで手間をかけられないという人もいると思います。そんなときは、人工芝がおすすめです。

人工芝は芝生よりも手入れが楽で、また肉球を痛めることもありません。最近の人工芝は質が良いものが多く、人工芝を使用しているドッグラン施設もあるほどです。

多くの種類の人工芝が販売されているので、見栄えや触り心地、耐用年数などを考慮して選んでみてください。

■ウッドチップ

床材にウッドチップを使うと、犬の足が汚れないので遊んだあとのお手入れが簡単です。また、メンテナンスにも手間がかかりません。

ヒノキや桜、杉など色々な種類のウッドチップがあるので、好みの香りや質感のものを選んでください。ウッドチップは、10㎝ほどの厚みを目安に敷きましょう。

小型犬の場合は脚力が弱いので、5㎝程でも問題ありません。なおウッドチップは劣化するものなので、数年ごとに入れ替えが必要なことを覚えておきましょう。

■砂利やタイル、コンクリートはNG

一番安価に済ませられるのは砂利ですが、砂利の上は走りにくいうえに犬が足を怪我をしてしまう可能性があります。またタイルやコンクリートは夏に温度がかなり上昇するほか、雨で濡れると滑りやすくなります。

ドッグランを作るときには、砂利やタイル、コンクリートはできれば避けたほうがいいでしょう。

庭のドッグランの作り方② 柵

柵の上から顔を覗かせているビーグル犬 ドッグランの柵を手作りするときによく使われるのは、ガーデニングでよく使われる「ラティス」です。犬が飛び越えてしまわないように、90~130㎝ほどの高さのものを選びましょう。

上だけでなく下部にも注意が必要で、明らかに通り抜けられなさそうな隙間でも脱走は起きてしまいます。

また、簡易柵を作るのであれば「ドッグランネット」を使うのがおすすめです。ただし耐久性は高くないので、犬の脱走を防ぐためにも定期的な点検を欠かさないようにしてください。


ドッグランを手作りするときの費用は?

庭にドッグランを作るときに気になるのは、やはり費用ですよね。

柵を作るために必要なものはすべてホームセンターと100均で揃えられるので、庭の地面がそのまま使えるようであれば3万~5万円ほどでドッグランを作ることができます。また床材を利用する場合でも、10万~30万程あれば十分立派なドッグランができます。

なお、プロに依頼してドッグランを作る場合には50万円~200万円ほどかかります。予算と相談しながら、どのようなドッグランにしたいかを考えてみてくださいね。

犬の貯金箱に小銭を入れる様子 犬は運動不足になるとストレスを溜めてしまいがちですが、庭がドッグランになっていればその心配もありません。

自宅の庭で走り回れるようになれば、きっと愛犬は大喜びするはずです。ドッグランを手作りすることは十分可能なので、ぜひ試してみてくださいね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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