2019年2月20日

チワワやヨーキーなど「慎重な性格」を持つ犬種5選

犬は、犬種によって性格が大きく異なりますよね。

初めて会う人に対して明るくフレンドリーにふるまう犬もいれば、不審者かもしれないと警戒して吠えかかる犬もいます。

ここでは、慎重な性格の犬種を5つご紹介します。

チワワ

2匹のチワワ チワワはメキシコ原産の小型犬で、公認されている犬種の中で最も体が小さいことで知られています。

日本ではトイプードルやミニチュア・ダックスフンドと並び家庭犬として高い人気を誇ります。

チワワの特徴は、大きく可愛らしい目とピンと立った耳、そしてアップルヘッドと呼ばれる頭です。

被毛はスムースコートとロングコートの2種類があり、人気があるのはロングコートと呼ばれる毛が長いタイプです。

小さな体に似合わずやんちゃで勇敢なチワワですが、慎重な一面もあります。

見知らぬ人に警戒して吠えかかるので、愛玩犬としてだけではなく番犬としても活躍してくれますよ。

シーズー

散歩するシーズー シーズーは中国原産の小型犬で、ラサアプソとペキニーズを交配したことによって誕生したと考えられています。

家庭犬として人気があり、初心者にもよく勧められる犬種です。

シーズーの特徴はがっしりとした体と豊かな被毛、大きな目、短いマズルです。

毛色はあらゆるカラーが認められており、ホワイトをベースとしたパーティー・カラーの個体もいます。

性格は愛情深く、飼い主に対して強い忠誠心を持つ犬種だといわれています。

その一方で見知らぬ人には警戒心を持つので、来客に対して何度も吠えてしまうこともあります。

子犬のうちからたくさんの人と交流させることで、社会性を育んであげましょう。


ミニチュア・シュナウザー

体をひねるミニチュアシュナウザー ミニチュア・シュナウザーはドイツ原産の小型犬です。

シュナウザーはサイズによってジャイアント、スタンダード、ミニチュアの3種類に分けられますが、このうち最も小さいのがミニチュア・シュナウザーです。

小さく可愛らしいミニチュア・シュナウザーですが、意外にもがっしりした体をしています。

顔には長いヒゲと長い眉毛があり、親しみやすい雰囲気があります。

愛嬌のある顔から人懐っこいと思われがちなミニチュア・シュナウザーですが、実は用心深い性格をしています。

誰にでもフレンドリーに接する性格ではなく、神経質な一面があるようです。

ヨークシャー・テリア

何かを見つめるヨーキー ヨークシャー・テリアは「ヨーキー」の愛称で親しまれている犬種で、原産国はイギリスです。

もともとはネズミ捕りのために作出された犬種ですが、現在は家庭犬として愛されています。

ヨークシャー・テリアの最大の特徴は床を引きずるほど長く美しい被毛で、その姿は「動く宝石」といわれるほどです。

ただし長い被毛を維持するのは難しいため、一般の家庭では短くカットしていることが多いようです。

そんなヨークシャー・テリアはテリア気質を持っており、気が強く勇敢です。

飼い主に強い信頼を寄せる一方で警戒心が強い一面もあり、番犬として適している犬種だといえるでしょう。

ダルメシアン

何かを見つめるダルメシアン ダルメシアンは、クロアチアのダルメシア地方原産の大型犬です。

ダルメシアンを主人公にしたディズニー映画「101匹わんちゃん」が公開された頃には、ダルメシアンが大流行しました。

その特徴は白地にたくさんの斑点がある独特な被毛で、斑点の色は黒またはレバー色です。

先天性聴覚障害が多い犬種として知られており、このことが原因で飼育に苦慮することもあるようです。

家族に対しては明るくふるまうダルメシアンですが、慎重な性格のため他人や他犬には警戒心をあらわにします。

そのため、来客時には十分に注意してください。

まとめ

人懐っこいイメージがある犬種でも、見知らぬ人に対して警戒心を示すことはよくあります。

ここでご紹介した慎重な犬の性格と初めて会うときには、いきなり触れたりするのではなく少しずつ距離を縮めていくのがいいかもしれませんね。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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