2018年1月7日

犬が疲れた時に見せる仕草、疲れないように満足させる方法

犬は元気で走り回るのが大好きな動物ですが、犬も動物なので、体調を崩すことや疲れることがあります。

犬が疲れたときに見せる仕草、疲れさせないお散歩のコツや「犬の疲れ」についてご紹介していきます。

犬が疲れた時に見せる仕草

子犬が後ろ足を投げ出して寝ている様子 犬が疲れている時に見せる仕草は色々なものがあります。

お散歩中や運動中の「お疲れサイン」は以下になります。

・ハアハアと呼吸する
・止まって飼い主をじっと見つめる
・散歩の途中で家に帰ろうとする
・歩くのをやめて地面に伏せをする
・後ろ足を揃って出す

家にいる時の「お疲れサイン」は以下になります。

・あくびをする
・じっと動かず眠り続ける
・食欲がなくなる
・寝ている時の呼吸が荒い
・吐く

家にいる時でも、しきりにあくびを繰り返す時は愛犬が疲れている可能性があります。

また、犬は眠い時以外にも、ストレスを感じている時にあくびをする性質を持っています。

さらに、犬は疲れた時には、ひたすら休んで体力を回復させようとします。

愛犬がじっと眠り続けている時や、食欲が落ちている時にも疲れが原因の場合があります。

犬を散歩で疲れさせるのではなく満たすには

犬が楽しそうに散歩をしている様子 ここでは散歩についてご紹介します。

適度な散歩量

犬は散歩が大好きですが、適度な散歩量は、犬種や個体差によって大きく変わります。

動物図鑑やwebサイトなどで、犬種によってお散歩時間や運動時間の目安が書かれていますが、これはあくまで目安になります。

その犬の大きさ、太っているか痩せているか、そして年齢や体調にも関わってきます。

散歩=運動ではない

誤解されている事の一つに、散歩と運動を全く同じことだと考えることがあります。

その為、散歩中は走り続ける、散歩中は長時間・長距離を連れ歩くことを前提している場合があります。

しかし、犬にとってお散歩とは、運動をして体力を使うこと同じではなく、縄張りの点検や、探究心を満たすなどの理由もあります。

散歩と運動を適度に組み合わせる

犬を散歩で疲れさせないようにするには、散歩と運動を分けて考えることが大切です。

お散歩はのんびり、外の空気を感じて匂いをクンクン嗅ぎながら文字通り「お散歩」することで満たされます。

運動は犬の様子をよく観察しながら、キャッチボールや、呼び戻しの練習などを行います。

必要運動量が少ない小型犬などであれば、室内でも構いません。

犬が疲れた様子を見せたらすぐに止めるようにしてあげましょう。


犬がぐったりしている時に考えられる病気

犬がぐったりとしている様子 犬がぐったりしている時には、ただ疲れている以外に、病気が隠されていることがあります。

疲れやすくなる理由として、貧血になりやすい病気にかかっている、椎間板ヘルニアなどを患っている、体の一部に負担がかかっている、膵臓などの臓器で何かの炎症が起こっているなどの可能性があります。

病気は早期発見、早期治療が重要なので、いつもと違うと感じたら、すぐに動物病院に連れて行くことが大切です。

まとめ

たくさんの犬がソファの上で疲れたような様子をしています 犬が疲れている仕草、疲れずに犬を満たしてあげる散歩の方法、ぐったりしている時に考えられる病気についてご紹介しました。

愛犬の体調に何か不安がある時は、まず動物病院に連れていってあげるようにしましょう。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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