2018年1月21日

愛犬に頼られる飼い主になるには?

家族の一員である可愛い犬。

毎日を楽しく共にするためには、やはり愛犬との関係は良きものであることが一番です。

犬にとって人間と暮らすとなれば、やはり人間に頼らなくてはならないことがたくさんあります。

愛犬に頼られる飼い主になるにはどうすればいいのでしょうか?

犬にはどんな習性があるのか?

犬に頼られる飼い主になるためには、まずは犬の習性についてよく知らなくてはなりません。

犬は主従関係を大切にする

緑の上を歩くハスキー 犬という動物は本来群れで行動していました。その群れの中では主従関係があり、リーダーが存在します。

よって犬を飼うとなった場合は、飼い主がリーダーにならなくてはなりません。

主従関係を作るためには、以下が大切です。

・犬の要求だけを一方的に受け入れない
・飼い主の言うことを聞かせる

犬はリーダーの後に食事をする

湖のほとりに佇むハスキー 主従関係を大切にする犬にとって、食事の順番はとても大切な意味を持ちます。

群れをなす犬は、一番強いリーダーが先に食事をし、弱いものが最後に食事をとります。

よって、食事の時間はきっちり分けて、飼い主が先に食事、その後に犬が食事と明確にしましょう。

これで犬は飼い主がリーダーであることを認識します。

自分のテリトリーを大事にする

ハスキーと子ども 犬はテリトリーを大事にする動物です。

よって飼い主のテリトリーに迂闊に入れると、主従関係がわかりにくくなります。

特に可愛がりすぎて、一緒の布団やベッドで寝たいと言う人もいますが、飼い主のテリトリーに入ると認識するのでやめましょう。

愛犬に頼られる飼い主とは?

愛犬には、やはり常に頼りになる飼い主でいたいですよね。

では、愛犬に頼られる飼い主とはどんな人なのか?4つのポイントを挙げてみましょう。

当てはまるポイントが多ければ多いほど、愛犬との信頼関係があると言えます。自分がどんな飼い主であるかチェックしてみましょう。

①躾をしながら学ばせる

散歩する飼い主と2頭の犬 愛犬にとって躾とはとても重要なことで、飼い主でしかそれをすることはできません。

これは社会で生きるためでもあり、愛犬が安全に生きるためにも必要なことです。

いきなり家から飛び出してしまったり、飼い主の声を無視して赤信号でも進んでしまっては、交通事故にあってしまうリスクが高くなります。

また、知らない人にむやみに吠えたりすることをきちんと躾なくては、ご近所からも敬遠されてしまうなど、暮らしにくくなってしまいます。

危ない思いをせず、周囲の人からも好かれることによって、飼い主の躾が自分にとって必要であるとわかり、飼い主を頼る気持ちの第一歩となります。

②毎日態度がコロコロ変わらない

2頭の子犬 言葉を交わせない飼い主と愛犬は、信頼関係を深めるために飼い主の態度がとても大きく影響します。

毎日過ごすことで少しずつ、やって良いこと悪いことなどのルールを学び、そして覚えて関係を築いて行きます。

たとえば、犬の同じいたずら行動に対して、すごく怒る日もあれば、怒らずに何も言わないなど、飼い主の気分でコロコロと変わってしまっては、愛犬は何が良くて何が悪いかわからず、飼い主を信頼することができなくなります。

特に良いこと、悪いことに関して、態度はコロコロ変えないことが大切です。

③良いことはしっかり褒める

あくびをする犬 愛犬は飼い主が笑顔で褒めてくれれば、自分が何をした時に褒めてもらえているかを自覚できる様になります。

自分が良いことをして褒めてくれる飼い主は、従う気持ちが募り、信頼関係が深まります。

④一緒にいる時間を大切にする

飼い主の上に乗るビーグル 愛犬にしてみれば、怒られたり、褒められたりして、飼い主に従うという関係を築いて行きます。

その中でやはり、遊んだり、散歩をしてくれたりと、一緒にいる時間を大切にしてもらえば、より従う気持ちが強くなります。

人間関係を深めるのと同じで、躾けるだけでなく、コミュニケーションをしっかりとって、楽しい時間を作ってあげることが大切です。


愛犬に頼られる飼い主になろう

犬に頼られる飼い主になるには、ただ愛犬の言うことを聞くだけではいけないことがわかりましたね。

愛犬との良い関係を築くためには、犬本来の習性を知り、それをうまく活用して、躾をしたり、遊んだりしてあげることが大切です。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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