2018年2月8日

【世界三大恐怖犬種?】ナポリタン・マスティフの特徴と飼い方

ナポリタン・マスティフはイタリア原産の大型犬で、番犬や警察犬などでも活躍しています。

強面ではありますが、優しく愛情深い性格のナポリタン・マスティフの特徴から飼い方までご紹介します。

ナポリタン・マスティフの特徴

ナポリタン・マスティフ サイズの幅が大きく体高が60~75㎝、体重50~70㎏と、かなり大きな身体をしています。

全身の皮膚がたるんでおり、喉もとのたるみは「デューラップ」と呼ばれ、毛色はフォーン、ブラック、グレー、ブラウンなどバラエティに富んでいます。

性格は優しく、マスティフ系の犬種の中では穏やかだといえます。

リーダーだと認めた飼い主に対して忠実ですが、依存心は強くなくマイペースな一面もあります。

人や動物にいきなり襲い掛かることはまずありませんが、もともと闘犬として作出されたこともあって、物怖じせず勇敢です。

ナポリタン・マスティフの飼い方

ナポリタン・マスティフの子犬 巨大なナポリタン・マスティフを飼うのは決して簡単ではありません。

ここでは、ナポリタン・マスティフをお迎えするなら押さえておきたいポイントをチェックしていきましょう。

運動

身体の大きいナポリタン・マスティフはやはりそれなりに運動量を必要とします。

1日2回、合計で2時間前後を目安に毎日散歩を行ってください。

力が強いので子どもには散歩を任せないようにしましょう。また、関節を痛めやすいので激しい運動は避けてください。

皮膚のケア

ナポリタン・マスティフを飼うときに大切なのは、被毛のケアよりも皮膚のケアです。

全身にあるシワに汚れがたまると皮膚病の原因となってしまうので、小まめに拭いて清潔にしてあげましょう。

また大量によだれが出る犬種なので、よだれを垂らしていたらタオルで拭いてあげてください。

しつけ

飼い主に対して忠実なナポリタン・マスティフですが、自立心も強いためしつけは簡単ではありません。

飼い主の言うことを守るように、毅然とした態度で根気強くしつけを行っていきましょう。

凶暴な犬にならないように、ダメなものはダメだとしっかり教えてください。

しつけが上手くいかないと感じたら、プロのトレーナーに相談することをおすすめします。


ナポリタン・マスティフは「世界三大恐怖犬種」

ナポリタン・マスティフが伏せている様子 世界には数えきれないほどの犬種が存在しますが、なかにはびっくりするほど怖くていかつい顔をした犬種も存在します。

そして、インパクトのある容姿のトップ3に選ばれた犬種が「世界三大恐怖犬種」です。

そのうちの一つに数えられているのが、ここでご紹介したナポリタン・マスティフです。

たしかに、一度見ると忘れられないほどインパクトのある顔をしています。巨大な身体と全身にある深いシワがそうさせているのかもしれません。

また、ぺちゃんこの顔が印象的なイングリッシュ・ブルドッグも世界三大恐怖犬種の一つです。

怖そうなイメージがあるイングリッシュ・ブルドッグですが、実は完全な見かけ倒しです。甘えん坊で、愛すべき性格をしています。

そして、世界三大恐怖犬種に選ばれた3犬種の中でも圧倒的にいかつい見た目をしているのが「イズクウィントリポゾトリ」です。

非常に珍しい犬種なので、よほど犬好きの人以外は知らない犬種だと思います。メキシコ原産の犬種で、曲がった背中が特徴的です。

もちろん、これらの犬種は見た目が恐いだけで性格が恐いわけではありません。

実際に会ったときも、見た目に惑わされないようにしましょう。

まとめ

ナポリタン・マスティフがお座りしている様子 ナポリタン・マスティフはイギリスの動物学者であるデズモンド・モリスが「もっとも恐ろしい外見をもつ犬」と評しているだけあり、強面な見た目をしています。

飼っている人は非常に少ないナポリタン・マスティフですが、珍しい犬種が好きな方にはぴったりの犬種なのではないでしょうか。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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