2017年9月15日

【アンケート】愛犬と一緒に寝る人の割合は?愛犬家100人に調査してみた

「愛犬と一緒の布団に寝るのはアリ? ナシ?」というアンケート調査の結果は、「ナシ」が56%、「アリ」が44%で、否定的な方の割合が高い結果となりました。


「【アンケート】愛犬と一緒の布団に寝るのはアリ? ナシ?」の結果グラフ
比率としてはほぼ半々です。また、「ナシ」と回答した中でも「心情的にはアリ」と解釈できる声が見られます。なぜ「アリ」だと思いつつも「ナシ」を選んだのでしょうか?
実際のコメントを詳しくご紹介していきたいと思います。

■調査概要
実施会社:株式会社F.LIGHT(Qpet編集部)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年4月19日〜4月26日
調査対象:20歳以上の犬を飼っている男女
有効回答数:男性32名、女性68名 計100名

「ナシ」だけど「心情的にはアリ」だと思う人々

ソファの上で女性に抱かれるプードル
可愛いので寝ていたのですが、上下関係をきちんとするために今は一緒に寝ていません。
(40代/女性/パート・アルバイト)

朝起きたら毛だらけになっていたり、犬の都合で起きろと早朝目元を狙われたり(笑)といったことから、就寝時の場所を分けるようになりました。
(40代/女性/専業主婦(主夫))

一度寝たことがあるけど、朝になったら布団が毛だらけになり、しばらくくしゃみが止まらなくなった。
(20代/男性/正社員)
アンケートの回答は「ナシ」であるものの、一緒に寝ていたという方も少なくないようです。実際に愛犬と一緒に寝てみた結果、「やはり問題がある」と感じたというケースが目立ちました。

ほかには「愛犬のしつけによくないのでは?」という声もあります。犬は人間との間にも序列をつける習性がありますから、飼い主との関係性によっては問題があるといえます。ただし、愛犬と飼い主にしっかりとした信頼関係が結ばれている場合はその限りではありません。

大好きな愛犬でも一緒には寝られない「ナシ」の人々

飼い主の足首にあごを乗せてくつろぐプードル
我が家では原則なしのルールを作っています。その方が犬に取っても気楽なはずです。
(70代/男性/無職)

毛が布団につくし、ダニやノミが心配です。それに、いつでも布団の上に乗るようになるのでナシです。
(40代/女性/派遣社員)

実家で飼っていた犬は、代々、外で寝起きしていたから。ただ、母屋を新築して家移りをした日、勝手口から台所に上がり込んで、遠慮がちに寝ていたのを思い出す。
(50代/女性/個人事業主)
「ナシ」は「ナシ」、どんなにかわいくても愛犬と一緒に眠ろうとは思わないという方が多いようでした。
理由はいくつかパターンがあり、衛生面を気にする声が目につきました。犬特有のにおいやノミ・ダニ、ジステンバーウィルス、抜け毛の問題などがイヤだというコメントが複数寄せられています。

ほかのパターンでは愛犬を思いやって否定的な声を上げている方もいました。「一緒に寝てしまうと、動物としての本能を奪ってしまいそうだから」「寝ている間に何かあったらとか考えてしまいます」「潰してしまいそう」「強く抱きすぎて内臓を圧迫しないか、骨を折ってしまわないか不安」というコメントが複数寄せられています。


愛犬とはいつも一緒!「アリ」の理由は?

飼い主とベッドで寝ているプードル
洗っていれば問題ないと思うから。毛が気持ちいいし、撫でていると安心するから。また、冬は暖かい布団で寝かせてあげたいから。
(30代/女性/派遣社員)

愛犬と一緒に寝ると、冬は暖かくてふわふわしていて気持ちがいいから。
(60代/女性/専業主婦(主夫))

足元に邪魔にならないよううまく布団の上にのっているので、どける気になれません。夜中も起きないしゴソゴソ動かないので大丈夫です。
(40代/女性/個人事業主)
飼い主側は一緒に寝たいのに愛犬が嫌がるケースもあるようです。犬は人間より基礎体温が高いため、冬に一緒に寝ると心地よいという方が多数見られました。
「アリ」と回答した多くの方が、「犬は家族だから」という一言を添えています。

衛生面の問題は飼い主のケア次第でクリアできる、愛犬だけ固い床で眠らせるのはかわいそうだと感じる傾向が強いようです。「季節や状況に応じて変わる、普段は一緒に寝ないが犬が体調不良であったり大きな音におびえていたりする時はそばにいるようにしている」という声もありました。

「アリ」と回答した人々の中でも、「常に一緒にいたい」「愛犬とはいつも一緒にいてあたりまえ」という方と、「状況や愛犬の状態を見て判断する」という方に分かれると考えてよさそうです。

まとめ

女性に抱かれているプードル 「愛犬と一緒に寝ること」はしつけ上では望ましくないと思われている事が多いですが、一概にどちらが良い、悪いとは言えません。注意すべきは愛犬と飼い主との関係性です。

その点を認識したうえで、愛犬と一緒に寝るかどうかを考えていただきたいと思います。

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文:Qpet編集部
犬の病気やしつけ、犬との暮らしに役立つハウツー情報などをお伝えしていきます。


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